報道犯罪と報道しない自由
今日は雑談エントリーです……
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「ロシアンルーレットで異世界へ行ったら最強の魔法使いになってしまった件」完結!
数日前、朝日新聞が、トランプ大統領が大統領選挙中に「メディア不信」を世間に植え付けたために、メディアは「私達が報道していることは、事実だ」と、いちいち説明しなくてはならなくなったと、批判とも愚痴とも言える記事を掲載しました。
案の定、ネットでは「お前のせいだろ」とか「事実であることの説明は必要でしょ」とか猛ツッコミを受けて炎上していたようです。それはそうでしょう。
これまで朝日やテレビなどマスコミは、余りにも嘘と隠蔽をやり過ぎました。世間がニュースにまず疑義の目を向けるようになったのは自然なことだと思います。
にも関わらず、彼らの姿勢に変化は見られません。
最近、報道されている学校法人「森友学園」に国有地が格安で払い下げられていた問題にしても、そちらばかり報じられています。もちろん、それはそれで追及すべきなのですけれども、他にも同じ、あるいはもっと酷いものがあれば、並べて報じなければ問題の本質を見失うことにも成りかねません。
24日、日本維新の会の丸山穂高衆議院議員は衆議院財務金融委員会で、この問題を取り上げましたけれども、彼は「森友学園」だけでなく、朝日新聞や読売新聞、そして朝鮮学校についても同じように格安で払い下げしていると指摘したのですね。
ネットに上がった動画を見る限り、丸山議員の質疑は筋道が通っていて分かり易いです。こういう質疑であれば、国会で行う意味があるというものです。
ところがマスコミは、「森友学園」は報じても、朝日、読売、朝鮮学校については報じていません。またしても"報道しない自由"を発揮している訳です。
報道しない自由は、これだけではありません。
24日、東京MXテレビ「ニュース女子」の番組内容が虚偽の内容にあたり、自身の名誉を毀損されたとして、市民団体「のりこえねっと」の辛淑玉共同代表がBPOに番組内容の審議を申し立てたことについて、沖縄県民として同番組に出た「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」代表運営委員の我那覇真子氏らが会見を行いました。
我那覇氏は「辛氏には公開討論を申し入れたが、回答期限を過ぎても連絡がない……人権を悪用してMXテレビを弾圧し、人身攻撃をしている」と批判。会見中では、器物損壊などの罪で起訴中の沖縄平和運動センター議長・山城博治被告らが沖縄防衛局職員に暴行する場面、米軍関係者の車を取り囲んで「米軍、死ね」と何度も罵声を浴びせる場面などの動画も流されました。
会見に出席したタレントで弁護士のケント・ギルバート氏は「沖縄に行けばこうした事態はすぐに目につく。なぜメディアは報じないのか」と述べていたのですけれども、、その後の質疑で、この動画について、朝日新聞の編集委員が「いつ、どこであったことなのか。どうやって入手した動画なのか。それが分からないと記事が書けない」と言ったのですね。
これは正に冒頭で取り上げた「自分達の報道が事実である」ということの裏取りでもありますし、そうすべきことでしょうけれども、烏滸がましくもマスコミを名乗るのであれば、自分でそれくらいは取材すべきですね。この質問について、ケント・ギルバート氏がすかさず「自分で見てくればいいじゃないか」と切り捨てていましたけれども、当然ですね。
「ユニクロ帝国の光と影」の著者でジャーナリストの横田増生氏が、昨年秋まで約1年にわたって、苗字を変えてユニクロにバイトとして入り潜入取材を敢行。その体験を文春に発表して話題になったことがありました。
ネットでもこれでこそジャーナリズムだと賞賛の声が多かったように記憶しています。
まぁ、「いつ、どこであったか分からないと記事にできない」と言った朝日の編集委員に、此処までやれとはいいませんけれども、証拠の動画が上がっているのに現地取材もしないのは怠慢という他ありません。
こうした、自分に都合のよいことしか言わないマスコミが跋扈する限り、マスコミ不信の流れが戻ることはないと思いますね。
この記事へのコメント
kazusa
私が米兵ならこんなことされれば、いざとなった時に絶対日本を守りませんね、後ろから鉄砲を撃ってやります。
韓国の報道なんかどうでもよいから日本国内で起こっている脅威を報道してもらいたいですね。
報道しなくてもますます拡散するだけですが。
今回も報道してないみたいですが,既にこの情報はあちこち出回ってネット上では話題でで持ちきりですね。
報道しないから国民は知らないではなく,ますます興味を持って拡散していくのです。
その分だけ既存マスコミに対して不信感を増大させ,マスコミの力が落ちていくだけですがね。
やましろや