アパホテルへの管制デモと仕掛けられる情報戦
今日はこの話題です……
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アパホテルが繁盛しているようです。
この度アパグループは、2016年度におけるホテルの全国平均稼働率は年間累計87.5%、今期1月度は80.7%と1月度として過去最高の稼働率を記録し、売上も過去最高と好調に推移したと発表しました。
アパグループの元谷外志雄代表は「沢山の応援宿泊を頂いた」とコメントしていますけれども、例の南京大虐殺をでっち上げとする内容の本を部屋の備え付けにしていたとして、中国政府が非難したことが却って宣伝になったようです。
問題視された本は、一般販売していないのですけれども、注文が相次ぎ品不足となり、初版は5万部のところ2万部増刷するそうです。相当なものですね。
中国政府が批判した御蔭で、逆にこの問題が周知される結果となったようです。
これに対し、2月5日、日本在住の中国人らが新宿でアパホテルへの抗議デモを実施しました。
中国人のデモということで、大人数を動員したあの忌まわしき長野聖火リレーのような事態になるかと思いきや、集まったのは100人程(主催者発表300人)で「中日友好」「民族の尊厳を守る」などと書かれたプラカードや横断幕を掲げるだけで、特にシュプレヒコールを上げることもない大人しいものだったようです。
このデモには、政治団体日本第一党の党首で、先の都知事選に立候補した桜井誠氏がカウンターデモを呼び掛け、一時騒然となったようです。
ただ、この"いつもと違った"中国人デモも、中国政府の手の入った管制デモだという指摘もあるようです。
今回のデモを主催したのは、このためだけに結成された日本で生活している中国人企業経営者、会社員らで作る「中日民間友好委員会」なる団体だそうです。
そして、中国出身の漫画家・孫向文氏は、「アパホテルにデモを仕掛けたのは俊龍」という在日中国人とツイートしているようです。
更には、南京事件の記事をよく書く人民日報の駐日記者もこのデモの黒幕ではないかという指摘もあるようです。怪しいですね。
今回のデモは、大人しいデモに終始したのですけれども、現場に居合わせた人によると、恐ろしく統制が取れたものだったようです。そして、警察に深々とお辞儀をしたり、日本語で「日中友好」をいったりしたそうです。
しかも念入りなことに「JAPAN 好きだ APAの元谷が嫌いだ」という横断幕を用意して掲げているあたり、対外的な広報を相当意識しているように感じます。分断工作を狙っているのではないのか勘繰ってしまいますね。
或いは、いつものように騒ぐと日本人の反感を買うだけだと学習したのかもしれません。
このデモの件で、筆者は、いっそのことアパホテルは、客室に「天安門事件」の本も一緒に置いたらどうか、そうすれば中国政府は批判もデモも出来まいに、と思ったのですけれども、既に、先に紹介した漫画家・孫向文氏がそうツイートしていました。
ところがこれをツイートしたら、中国のネット世論誘導集団「五毛党」が大量に釣れたという報告が上がっています。
水面下ではこのようなことが行われています。
いずれにしても、これは情報戦だと認識しておいた方がよいと思いますね。
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