証人喚問まで待とうかと思っていましたけれども、今日はこの話題です。
ブログランキングに参加しています。応援クリックお願いします。
「ロシアンルーレットで異世界へ行ったら最強の魔法使いになってしまった件」完結！3月16日、森友学園が運営する、大阪市淀川区の塚本幼稚園の卒園式で、籠池氏の妻・諄子氏は、式の冒頭「塚本幼稚園は今年度で終わりです。園長は明日から『ブタ箱』です」との爆弾発言をしました。
同席していた籠池氏が諄子氏を制し、発言を否定しましたけれども後の祭り。出席していた保護者達から発言の真意や国有地取得問題など一連の疑惑を追及され、大変な騒ぎだったようです。
森友学園については、籠池氏が運営に関わる保育園が補助金を不正に受給した疑惑や、4月開校を目指していた小学校について、大阪府に提出した資料の内容に虚偽の疑いが強いと認可見送りになったりと怪しさ満載なのですけれども、大阪府は小学校の申請資料が虚偽だった場合は「偽計業務妨害容疑で刑事告発を検討している」と言及しています。
今回の諄子氏の発言はそうしたことを念頭に置いたものとも見られています。それにしても「ブタ箱」とは中々下卑た表現です。そうした事を卒園式の場で発言してしまうとは常識外れもいいところです。あるいは、次年度からの新入生を拒否するための口実づくりとしての発言なのかもしれませんけれども、幼稚園に通わせている保護者への配慮に著しく掛けた発言であることは間違いありません。
ここまで発言してしまうという事は、諄子氏は夫の籠池氏が逮捕される運命にあると見ているのではないかと思われます。
実際、野党4党の代表が籠池氏の元を訪れた際、籠池氏本人から「私自身100パーセント清廉潔白とは言えません……検察が私の方をガサ入れして、連れて行かれるとなると証言できません」と発言し、諄子氏も「公務執行妨害と虚偽申告。補助金でお父さんちょっといじくってたんですよ」と発言したと報じられています。
籠池氏はその場で虚偽ではないと否定したそうですけれども、同時に、大阪府による幼稚園の立ち入り調査とみられる、21日の監査は受けたくないと述べています。
虚偽ではないのなら、監査を受けても何の問題もないと思いますけれども、何とも矛盾する発言ですね。
今や野党議員やマスコミがこぞって籠池氏という泥船から逃げ出している状況なのですけれども、そんな中、民進党の蓮舫氏だけが与党を追及すると意気込んでます。
蓮舫氏は、今度の籠池氏の証人喚問について、「23日が終わりではなく、これが始まりだ。国有地の売り手であった国の官僚も国会に来るべきだと引き続き求めていく」と、国有地売却の経緯や、政治家の関与の有無などを追及していく考えを示しています。
これについて、和田政宗参院議員は、自身で徹底的に調査した結果、国有地の買い取りについては、「合法かつ適法に行われた。外形上、まったく問題ない」とコメント、更に「野党は、国有地払い下げについて隠された事情・真相をつかんでいるのであれば追及すべきだが、私の調査では、政治家が関与した可能性は極めて低い」と述べています。
国有地払い下げに政治家が関与しておらず合法的に行われ、安倍総理は森友学園に寄付をしていない、となれば、一体何を追及するのでしょう。
結局の所、野党は籠池氏に振り回されただけという結果になりそうですけれども、安易に飛びつき騒ぎを拡大した責は問われるべきでしょうね。
この記事へのコメント
傍観者
千回ものを言えば三つぐらいは本当があるって,大嘘つきのことです。
籠池氏とその家族は三つも本当があるかどうか疑ってしまいます。
sdi
法廷における偽証罪というのは、虚偽の陳述したと証明されたときに罰させられるものです。
判例では、自分自身が記憶している事とちがうことを陳述した場合に該当します。その証言が「真実」がどうであるかは関係ないとされています。法廷では裁判官が「証人の陳述を鵜呑みにするのではなく、証人の表情や声のトーンなど、様々な要素から証人の言葉を吟味し、証人が記憶に反する事実を述べた場合、その様子から裁判官がその陳述の信ぴょう性は低いと判断した場合、証人の記憶に反する証言を処罰の対象」とすることになっています。
はっきりいって、日本の法廷における偽証罪のハードルは高いです。まして「国会の証人喚問」では、代議士が籠池氏の表情、トーンから「キミは嘘をついている」と指摘しなくてはなりません。さらに言えば、彼が嘘八百ならべたてても「自己の記憶に反していない」と主張した場合、証人喚問の場での偽証罪の成立は難しいでしょう。
国会証人喚問から籠池氏の「ウソ」を証明するまでにタイムラグが生じた場合、反米嫌自民のマスコミやリベサヨ連中が黙ってみているわけがありません。その間、全力でマスメディアでネットで宣伝戦に出て既成事実化を図ったらどうします？。
わたしはあまり楽観できません。
さらに重要