開戦前夜
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「ロシアンルーレットで異世界へ行ったら最強の魔法使いになってしまった件」連載中!
4月12日、アメリカ・ジョンズ・ホプキンス大学のシンクタンク、米韓研究所は北朝鮮北東部・豊渓里の核実験場を撮影した商業衛星画像から、「北側の坑道付近で活動が続いているほか、主要管理施設で新たな活動が確認され、指令室付近にも数人の職員の姿が捉えられた」として、新たな核実験の「準備が完了し、待機中」だとする衛星写真の分析結果を発表しました。
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また、アメリカ国営ラジオ放送ボイス・オブ・アメリカも同じく12日、アメリカ政府その他情報筋の話として、北朝鮮が「坑道に核爆発装置を設置したようだ。現地時間15日午前にも実験を行う可能性がある」と報じています。
これについて、北朝鮮外務省の韓成烈次官はAP通信の取材に対し「最高指導部が決めた時刻、場所で核実験が行われるだろう」と述べ、核実験の準備が終わっていることを事実上認めました。
そしてさらに外務省はアメリカによるシリアへの軍事攻撃を非難し、「アメリカは朝鮮半島でこれを再現しようとしている……アメリカが少しでも動けば戦争の味を見せてやる」と威嚇しています。
これに対しアメリカは、既に空爆の準備が終わり、大統領のゴーサインを待つだけと見られています。
トランプ政権は北朝鮮の「6回目の核実験」や「ICBM発射」を「レッドライン」と設定していると見られていますし、アメリカ防総省の高官らは、北朝鮮が核実験を続行しようとしているのであれば、米国は北朝鮮に対して従来の武器で先制攻撃を行う用意があると語っているとの報道もあるようです。ですからもし北朝鮮がこれらを強硬するなら、一気に空爆の可能性もあります。
自民党も、14日の役員連絡会で、朝鮮半島有事に備え、即応できる態勢をあらかじめ整える方針を確認。二階俊幹事長は「正直に言って、見通しは立てられない。慎重に見守りながら、後れを取らないようにしたい」と述べ、所属議員らに「ただちに招集に応じられるよう、伝えてある」とコメントしていますから、完全にその日に備えていると見ていいでしょうね。
ただ、本当に開戦の場合は日本への連絡および事前協議が行われる公算が高いと見られていますから、日本政府の動きも一つの目安になるかもしれません。
明日の動きには要警戒です。
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