北朝鮮は人間の盾を使うか

 
今日は感想エントリーです。

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4月14日、中国中央テレビは国有航空大手の中国国際航空が北京と北朝鮮の平壌を往復する定期航空便の運航を17日から一時停止すると報じました。

これで、今後、北京と平壌を結ぶ路線を運航するのは北朝鮮の高麗航空だけとなりますけれども、高麗航空は現在、平壌と北京、遼寧省瀋陽、ロシアのウラジオストクをそれぞれ結ぶ定期便を運航しています。

停止の理由は利用客の減少とのことですけれども、北朝鮮に対する中国の経済圧力だとの見方がでています。ただ、この程度の圧力では本気の制裁だとは思えないですね。本気でやるなら北朝鮮への石油パイプラインを止めるのが一番です。そこまではやらない。まだまだポーズ的なものに留まっているように感じます。

北朝鮮は15日から平壌で大規模な軍事パレードを行っていますけれども、そこで大陸間弾道ミサイルとみられる大型のミサイルも登場したそうです。

今回のパレードには多くの外国記者が招かれ取材していますけれども、一部にはこれは人質だという指摘も出ています。筆者もそう思いますし、それどころかミサイル発射施設や核実験施設を取材させて「人間の盾」として使うことだって大いにあると思います。

実際、14日、読売テレビ「朝生ワイド す・またん!」でキャスターの辛坊治郎氏が「帰れなくなるんじゃないかどうかというより、もしかして取材と称して軍事基地に連れて行かれる可能性もある。私が金正恩の立場ならそうしますね……アメリカに攻撃されそうなところには『取材においで』って記者を配置する。まあこの時期、北朝鮮に取材に行く人は覚悟の上でしょ。そういうもんですよ。誰も頼んで行ってるわけじゃない。好きこのんで行ってるわけですから。自分たちの責任において、行ってると思いますから」と述べています。まぁ、そういうことですね。

そういった状況で、今回の中国の定期航空便停止です。やはり裏で通じているのではないかと思ってしまいますね。

ロシアのプラウダレポートによると、金正恩は平壌市民の約25%に当たる60万人に退去命令を出したそうです。

また、中国の報道機関CNAの記者によると、記者たちにも立ち退きの準備を進めていると告げられているそうで、何か動きがあるかもしれません。

金正恩が「人間の盾」を使うかどうかは分かりませんけれども、トランプ大統領相手にそれが通用するのかどうかもまた未知数です。

段々と煮詰まってきたように思いますね。
 
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