北朝鮮は六回目の核実験を強行するか
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半島に軍事力が集結しつつあります。
4月19日、アメリカのペンス副大統領は横須賀基地に停泊中の原子力空母「ロナルド・レーガン」の艦上で、演説し「アジア太平洋地域の平和と安全にとって、北朝鮮は最も危険で差し迫った脅威だ」「われわれはいかなる攻撃をも打ち負かし、通常兵器や核兵器が使用された際にも、米国は圧倒的かつ効果的に対応する」と兵士達を激励しました。
その一週間前、トランプ大統領はFOXビジネスのインタビューで、北朝鮮対応について「無敵艦隊を派遣した。空母よりずっと強力な潜水艦潜水艦も持っている」とコメントしていますけれども、海軍のロサンゼルス級原子力潜水艦「シャイアン」が、17日、米軍佐世保基地の港内で一時浮上したとの情報も寄せられています。
シャイアンは1996年に就役したロス級第62番艦。イラク戦争に参加し、最初に巡航ミサイル「トマホーク」を打ち込んだ攻撃型潜水艦として知られています。
軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「実戦経験のある主力艦を見せつけることで、北朝鮮や中国を威圧する狙いがあったのだろう。佐世保に寄港し、トマホークを補給した可能性もある。浮上したのはシャイアンだけだが、米軍は朝鮮半島の周辺海域に、複数の攻撃型原潜を展開しているはずだ」とコメントしていますけれども、米軍は、北朝鮮のICBM発射などに備え、迎撃ミサイルを搭載したイージス艦16隻を周辺海域に展開しているとも言われていますから、同数以上の潜水艦も展開していると見ていいかと思われます。
14日、韓国・中央日報は、中国海軍の北海艦隊と東海艦隊が潜水艦を10隻ずつ、朝鮮半島の周辺海域に急派したと伝え、中国軍は戦争勃発の可能性に備え、新浦級潜水艦を監視追跡する、とコメントしています。
無論、今の情勢を考えると、日本、ロシア、韓国も潜水艦を派遣・展開している筈ですね。
軍隊派遣は陸もそうです。既に中国は中朝国境に陸軍部隊を集結させていますし、ロシアも大統領府はコメントを避けていますけれども、国境地帯に向けて部隊を派遣していると報じられています。
そんな中、22日、中国の環球時報は社説で「我々は北朝鮮を積極的に説得しているが北朝鮮が耳を傾けず、 『北朝鮮の核・ミサイル発射と韓米軍事訓練の同時中断』を提案したが韓米両国が受け入れない……こうした状況で我々は一歩ずつ前進する漸進的方法を選択する必要がある……米国が考慮する『外科手術式攻撃』に対して中国は外交的手段で反対する……もし韓米両国が38度線を越えて北朝鮮に攻撃を加え、北朝鮮政権を転覆させようとすれば、中国も直ちに軍事的介入を進行するだろう」と述べました。
有事即応態勢がどんどん整っている訳です。
その一方で、北朝鮮は6回目の核実験の兆候を見せています。
21日、韓国のKBSによると政府消息筋が「北が核実験場近隣に住む住民を避難所に移動させた。前例からみて核実験と関連している可能性が高い……豊渓里核実験場付近の飛行場に科学者らを乗せたと推定される航空機の出現も最近増えている」と述べたと伝えています。
既に、「北朝鮮が20日、中国に核実験を行うと通知した」との未確認の情報が寄せられており、アメリカ軍は、大気中の放射性物質を採取する米軍の特殊偵察機WC135を派遣していると見られています。
状況的には、核実験を行う可能性は増々高まっています。
既に噂になっている25日に核実験を強行するのか。来週はもっとも緊張する一週間になりそうです。
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