赤点を付けられた中国
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4月26日、在韓米軍はTHAADを韓国南部の慶尚北道星州郡の配備予定地に向けて搬入開始した事が明らかになりました。
韓国国防省は「韓国と米国は、北朝鮮の核・ミサイル脅威の高まりに対応し、THAADの初期運用能力確保に向け作業を行っている」と述べ、年内に運用体制が整うとしています。
これに対し中国は反発。中国外務省の耿爽報道官は26日の定例記者会見で、米韓に配備を取りやめるよう要求したと述べています。
中国は北朝鮮の抑止にはほとんどならないばかりか、地域安全保障の均衡を不安定化させると主張していますけれども、今月16日の段階では、アメリカは、THAADの配備は韓国の大統領が決まるまで流動的で5月前半くらいが適当で、次期大統領が決めるべきだ、とコメントしているのですね。
当時は、北朝鮮抑止に動く中国に配慮したのではという見方があったように記憶していますけれども、このタイミングでの発表は、おそらく中国へのアメリカからのメッセージでしょうね。
懸念されていた、25日の北朝鮮による核実験もミサイル発射も行われませんでしたけれども、その裏に中国の圧力があったと見られています。それはそれで一定の成果ですし、中国もアメリカに対しそう主張するかもしれませんけれども、別に北朝鮮は核開発もミサイルも放棄した訳ではありません。先延ばししただけで何も変わっていません。これは当然、アメリカが望んだ姿ではない訳です。
故に、25日の翌日の26日にTHAADの搬入を開始した。要するに中国に対して、赤点を突き付けた訳ですね。
CNNは、延世大学国際大学院助教授のジョン氏の「6月25日は北朝鮮にとって重要な日であり、これを前後に核実験をおこなうかもしれない……6月なら空母カール・ビンソンも朝鮮半島を離れる」とのコメントを伝え、朝鮮戦争勃発日である6月25日に北朝鮮が核実験を行う可能性があると伝えています。
果たして、6月に空母カール・ビンソンが朝鮮半島を離れるのかどうか分かりませんけれども、仮にそうだとしても、横須賀のドナルド・レーガンが、整備を終え稼働しているでしょうから、有事体制は取れる訳です。
果たして北朝鮮はどう動くのか。中国の動きと合わせて、まだまだ警戒は解く訳にはいかないですね。
この記事へのコメント
ハイテク兵器被害者
樋口えりかは遠隔から人を操るブレインマシンというんやと音声送信してきます
樋口敦の今の住んでいる場所や人間関係を調べて下さいその家や車から思考盗聴電波が出ているはずです