北朝鮮崩壊の序曲

  
今日はこの話題です。

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アメリカのトランプ大統領は4月2日付の英紙フィナンシャル・タイムズとのインタビューで、中国が北朝鮮の核・ミサイル問題の解決に向けて具体的な役割を果たそうとしない場合は「我々でやる」と述べ、アメリカ単独での対処行動に出る考えを表明しました。

トランプ大統領は「中国は北朝鮮問題で我々を助けるのかどうか、決めなくてはならない……助けるのであれば、中国にとり非常に良いことになるし、助けないのは誰にとっても好ましくない」と述べ、中国に協力を要請するとしています。

これは、今週末の米中首脳会談で、中国の習近平国家主席に北朝鮮に対して、影響力を行使するよう圧力をかけるのではないかとみられています。

このトランプ大統領がいうところの対処行動には当然ながら軍事オプションも含まれているとみるべきですね。2月23日、トランプ大統領は、北朝鮮の挑発行為について「とても怒っている。率直に言えば、オバマ前政権が対処しておくべきだった」と述べ、金正恩委員長との直接会談について「決してノーとは言わないが遅すぎるかもしれない」とコメントしていますし、先日来日にたティラーソン国務長官も「外交的、安保的、経済的なあらゆる対北朝鮮オプションを検討することもできる」、「米国政府は韓国とそこに駐留している米軍が脅かされる場合、北朝鮮に対する軍事行動の可能性を除外しない」と述べています。

3月23日のエントリー「ジャイアン中国と半島有事」で、筆者は、4月末で終わる米韓合同軍事演習に続けて、日米英仏の4ヶ国合同軍事演習をすることで半島有事に備えての準備ではないかと述べましたけれども、やはり4月、5月をXデーとして設定しているような気がしてなりません。

ジャーナリストの山口敬之氏は森友問題の最中、訪欧を前にした安倍総理の様子として「非常に難しい交渉があるから、頭の中はそれでいっぱいで、あんまり興味がないようだった」とコメントしていますけれども、或いはこの時、トランプ大統領の半ば名代としてイギリス、フランスに合同軍事演習を日本でやるよう要請しにいったのではないかとさえ勘ぐってしまいますね。

特に、ここ一、二週間の動きは半島有事、はっきり言ってしまえば、アメリカ軍による北朝鮮爆撃の計画があるのではないかと思われます。

3月31日、麻生財務相は北朝鮮情勢に関して「いま日本の新聞が書いているより深刻じゃないか……昭和25、26年、おれの住んでいる筑豊、北九州じゃ『北朝鮮機が入ってきました。電気は消してください』というのをやっていた……今度は核弾頭がついているという話になると、規模の大きなことになりかねないから、それに備えないといかん」と発言しています。

そして4月3日、政府は「1月から一時帰国させていた長嶺駐韓大使と森本プサン総領事を4日帰任させることにした」と述べまして、岸田外相がその理由として「パク・クネ前大統領の罷免や逮捕といった状況が生じ、5月9日に大統領選挙が行われる予定だ。韓国が政権移行期にある中で、情報収集にいっそう力を入れ、次期政権の誕生に備える必要がある」としているのですけれども、それ以外に「北朝鮮問題に対処するうえで、日韓間の高いレベルでの緊密な情報交換を行い、韓国政府と緊密な連携を図る必要がある」とも付け加えているんですね。

韓国が慰安婦合意を履行しないこの状況で、召還した駐韓大使を戻す理由は全くないのですけれども、もしもあるとすれば、半島有事の際の邦人保護への対応くらいしか思い浮かびません。ネットではいよいよ朝鮮戦争かとも噂になっていますし、その可能性は高いと思います。

おそらく日本政府にはアメリカから何等かの情報が伝えられているのではないかと思いますね。それくらい色んなことが符合している。

だとすると、そのトリガーは米中首脳会談の行方ですね。

中国がアメリカによる北朝鮮の空爆に合意するかどうか。最短で米中首脳会談直後にアメリカの軍事行動が始まるかもしれません。

この記事へのコメント

  • 金 国鎮

    過激な発言を繰り返すブログが多い。
    具体的な戦闘の意味も分からず人をあおって喜ぶ連中はどこにでもいる。
    北朝鮮とアメリカが事を構えるのは極論。
    アメリカの安全保障と北朝鮮との軍事対決など愚の骨頂。

    アメリカはドルを持っている、北朝鮮はドルがほしい。
    北にアメリカがドルをやればいい。
    それで北は社会的に崩壊していく。
    そのための話し合いを中国の仲介で北京あたりでトランプと金正恩もしくは
    アメリカと北の実務代表者が間もなく話し合うだろう。

    一番安くて一番リスクが少ない。
    中国の最も歓迎する政治状況が生まれる。
    2017年04月04日 12:21
  • 中狂そっ閉じ

    トランプは、最終的には、中国共産党の解体をしようとしているんだぜ?
    朝鮮人が正見できないのは数千年来の伝統ではあるが、それにしたって国家の滅亡が眼前に迫ってることくらい気付こうや。

    ……それができたら、最早、朝鮮人ではないかも知れんが。
    2017年04月04日 13:50
  • 金 国鎮

    中国共産党の前に中国語を勉強して中国人と普通の会話をできるようにしよう。
    アメリカは多民族国家という意味を知っているか。
    英語だって普通に話をできる日本人が如何に少ないか知っているのか。
    トランプの話をする前にトランプを支えている中西部のアメリカ人が分かっているか。
    勉強しろよ。
    2017年04月04日 15:47
  • 春が来た

    「4日、日本国政府は米国政府関係筋からの情報により、在韓邦人保護の必要があると判断し、外務省設置法第4条に基づき、邦人保護に係る職務に就くため、緊急に帰任した。」(ロイター ベイルート発)

    >>↑あわわわ

    >>↑ふむ、朝鮮総聯と朝鮮学校、都内テレビ局の監視が必要だな

    >>↑共産党と民進党本部も!

    >>↑岸田の表情が、もの凄く硬かったのはそのせいだったのか…なっ…なにが始まるんです?
    ((((;゜;Д;゜;))))カタカタカタカタカタ

    >>↑テレビのニュース速報で出すレベルのニュースだろこんなの

    >>↑日本のテレビ局、放送局が不逞鮮人まみれなのを忘れるべからず
    2017年04月04日 23:16
  • sdi

    北朝鮮問題は、結局「誰に北朝鮮現体制崩壊後の後始末をバックパッシングするか」ということに付きます。米中露日韓の誰もそのパスボールを受け取りたがらない(直接軍事侵攻して崩壊の責任を押し付けられたくない)。当然ですよね。トランプ政権とて、そこまでの覚悟があるとは私には思えません。北朝鮮が保有している(と言われている)核兵器の無力化が狙いではないか、という分析もありますが全て潰すのはまず無理。まだしも、「斬首戦略」実行のほうが現実味があります。
    金王朝三代目が「不在」となれば、後釜をめぐり北朝鮮内で権力闘争開始は必然。しかも、今回は今までのように権力移譲の前準備が皆無の状態での4代目「指導者」就任ですから、権力の空白期が長引く可能性は高い。そして、内部抗争の果てに誰も勝者なしの状態になりで朝鮮労働党(白頭血統とパルチザン血統といいかえるべきか)独裁体制が自壊する、というシナリオです。そして周辺諸国は「介入しない。黙ってみている」だけですから、第二次朝鮮戦争シナリオよりはよほどハードルは低いでしょう。
    2017年04月05日 00:14
  • 774

    へえ。語学ができれば、問題が解決するんですか。さすが朝鮮脳ですね。
    2017年04月05日 06:46

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