オスロでの米朝極秘会談について

 
今日はこの話題です。

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北朝鮮が、核廃棄を条件に10年間、毎年600億ドルの無償援助と米朝間の和平協定の締結を要求したことが報じられています。

これは、中国の多くのメディアオンラインサイトに掲載されているそうで、中国が昨年8月から核廃棄を前提にした秘密交渉を進めてきた内容が明らかになったと注目されています。

北朝鮮の要求は、今後10年間、米国、中国、日本、ロシア、韓国など5ヵ国が無償で毎年600億ドルずつ北朝鮮に提供し、米朝間の和平協定を締結、更に中国とロシアは北朝鮮政権の安全を保障する、というもの。

北朝鮮はその見返りとして北朝鮮は3年以内に核凍結を皮切りに、段階的に核廃棄へ進むとしているようです。

けれども、今まで何度この手で騙されてきたことか。

いうに事欠いて、600億ドルです。そんな金は更なる核ミサイル開発に化けるでしょう。時間と金を与えるのは一番の悪手と言えます。

5月10日、アメリカのジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究大学院の米韓研究所は北朝鮮北東部・豊渓里の核実験場を撮影した最新の人工衛星画像で、司令センターの建物3棟のうち2棟の屋根が、迷彩色に塗り直されていることが分かったと明らかにしています

研究所は「上空から認識されづらくし、空爆の際に標的となるのを防ぐのが目的ではないか……北朝鮮当局が監視に敏感になっていることを示している」と分析していますけれども、逆に言えば、それだけ核施設を失いたくないということですね。

核を持ってさえいれば、いくらでも周辺国が金を持ってくるとなれば、こんなおいしい話はありません。とても放棄するとは思えませんね。

そんな中、5月8日、9日にノルウェーのオスロで米国と北朝鮮の非公式秘密協議が行われました。

北朝鮮はチェ・ソンヒ米州局長。アメリカは民間シンクタンク「ニューアメリカ」のスザンヌ・ディマジオ上級研究員が出席したようです。

北朝鮮のチェ・ソンヒ米州局長は金正恩委員長と直接話ができる「直結の女」といわれていますから、金正恩の名代として派遣されたのでしょう。対するディマジオ上級研究員は、イラン問題の専門家として知られ、民間外交分野で豊富な経験があるそうです。

ノルウェーで会談が行われたのは一説にはフランシスコ法王が、調整役を買って出たからだとも言われていますが、真相は明らかになってはいません。

一応、アメリカの国務省当局者は「非公式協議は様々な問題について世界各地で実施されており、米政府の関与から独立して行われている」として、公式には政権は関与していないという立場ですけれども、この時期に北朝鮮と会談して何もない訳はありません。

筆者は以前のエントリーで、アメリカが北朝鮮問題について中国の答えを求める期限として5月9日を設定したのではないかと述べたことがありましたけれども、正にドンピシャで米朝秘密会談が行われた訳です。

トランプ政権は何らかのジャッジを下す可能性があると思われます。今回の秘密会議で、アメリカはイラン問題の専門家であるディマジオ氏を派遣したということは、ミサイル開発で北朝鮮と裏で協力しているともいわれるイランの動きも同時に睨んでの交渉をしている事も考えられます。

今後の米朝の動き、注意が必要ですね。

この記事へのコメント

  • Melina

    Asimismo se pueden diferenciar por el grado de THC que poseen, cu疣to tardan en crecer y la
    producci que eventualmente tendr僘s si las plantaras., Ecuador, El Salvador, Guatemala,
    Honduras, M駛ico, Nicaragua, Panam�, Paraguay, Per�, El automo tiene que cargar un Impuesto sobre el Valor Adido a cualquier empresa
    profesional al que emita la factura.
    2017年05月15日 05:54

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