吉田清治が残した負の遺産は解消できるか
今日はこの話題です。
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6月25日、朝鮮半島で女性を強制連行したと偽証した故・吉田清治氏が韓国の国立墓地に建立した謝罪碑を勝手に書き換えたとして、韓国警察が元自衛官の奥茂治氏を一時拘束、軟禁状態に置いていることが明らかになりました。
件の碑とは、故・吉田清治氏が昭和58年に慰安婦謝罪碑として私費を投じて建てたものですけれども、その後、吉田清治氏の告白が捏造だったと明らかになり、それを大々的に報じた朝日も"誤報"だと認めました。
故・吉田清治氏の長男が「父が発信し続けた虚偽によって日韓両国民が不必要な対立をすることにこれ以上、耐えられない……父が私費を投じて建てた碑であれば、遺族の権限で撤去が可能だ」と考え、今年3月、元自衛官の奥茂治氏に撤去を依頼しました。
奥氏は現地で碑の撤去を試みたのですけれども、コンクリートに埋まってできないため、碑の上に「慰霊碑 吉田雄兎 日本国 福岡」と韓国語で書かれた別の碑を張り付け、碑文の変更を現地の施設管理者にも届けたのだそうです。
この時、奥氏は無事日本に帰国できたのですけれども、韓国警察から度々の出頭要請を受け、今回、韓国に出向いたということのようです。
韓国に行くに当たり、櫻井よしこ氏など奥氏と交流のある人は「韓国には行かないほうがいい。不当に長期勾留される恐れがある」と忠告していたそうなのですけれども、奥氏の決意は固く逮捕覚悟で乗り込んだそうです。
奥氏は、24日午後、仁川国際空港に到着した途端、捜査員に手錠をかけられ、中部の忠清南道天安市の警察署に連行されました。奥氏は翌25日に拘束を解かれ、市内のホテルで待機し、検察が在宅で今後取り調べを行うと見られています。
奥氏は出国禁止措置が取られているそうで、事実上の軟禁です。いつぞや、産経の加藤達也前ソウル支局長が不当拘束された事件を彷彿とさせます。
奥氏は産経新聞の取材に「韓国では吉田証言の嘘について認知されていない。裁判ではっきりと説明していきたい」と話しているそうですけれども、韓国国内でそれが報じられるかどうか疑問が残りますし、万が一、報じられることがあったとしてもそれを素直に認めることはないでしょう。
こちらに、今回の拘束についての朝鮮日報の記事がありますけれども、完全に犯人扱いです。
韓国側は件の碑について、奥氏が書き換えた部分を撤去する一方、日本人の蛮行を伝えるために慰霊碑と謝罪碑に加えて案内板を掲示する予定だとしていますから、奥氏の主張など真っ向否定する可能性は非常に高い。
26日、菅官房長官は奥氏の拘束について「韓国の空港で邦人が逮捕されたことは承知している……韓国側の司法手続きを見守っていきたい……邦人保護の観点から、必要に応じて在外公館などを通じて適切な支援を行っていきたい」と述べていますから事態は把握しています。
韓国の司法がどういう判断を下すか分かりませんけれども、向こうの報道では、拘束・軟禁の理由が「公用物損壊の疑い」となっています。
件の碑は故・吉田氏が私費で建てたもので、また寄贈などもされていないそうですから、それを"公用物"と見做せるのかどうかがポイントになるような気がします。
ただ、かの国の司法は、朴前大統領の弾劾を見ても分かるとおり、世論の影響を強く受けますからね。奥氏の主張がどこまで報じられ、世論がどう反応するかが、意外と命運を分けるのかもしれません。
日本政府の適切なサポートを希望します。
この記事へのコメント
sdi
感情に任せて行動してもプラスになんかならない。かえってマイナスにしかならない。
沖縄のサヨクの反対運動や韓国人の反日行動の結果、今どうなっているかを我々は目の当たりにしているではないですか。
暇工作
まぁ、法より民意が勝る社会では、正論も皮肉も通じませんがwww