フェイクニュースを見破れ
今日はこの話題です。
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「ロシアンルーレットで異世界へ行ったら頭脳派の魔法使いになっていた件」連載中!
メディアと国民の間で激しい情報戦争が繰り広げられています。
7月9日、フジテレビの「報道2001」に出演した日本維新の会の足立康史がTBSのフェイクニュースを暴露して批判し、テレビのアナウンサーが慌ててそれを遮るという一幕がありました。
その模様はネットに上がっていますけれども、該当部分のやり取りは次のとおり。
足立議員「例えば今回の都議選で一番気になったのは、他の局ですけど、小池さんが悪手を求めたけど、自民党の議長がそれを弾いたみたいな、あれは、でもフェイクニュースだったということが実は判ったんですよね。本当は握手はしてたんですよ。写真を撮影するのは断ったんだけど、握手は実はしてたんだけど、握手をする直前に映像を切って放送をしていた局があるということが、実は謝罪もして、謝罪はしてないか…」
女子アナ「だけどですね~、ま~ヤジに対して、まともに受けちゃうっていうのが、これが問題だったんじゃないかということなんですけど、例えばですよ、こんなこともありました!ヤジに対する切り切り返しといいますと、アメリカでこんなことがありまして!……」
昨日の閉会中審議で、加戸元愛媛県知事が述べた通りです。都合の悪い事は報じない。
けれども、逆に自分達のいいたいプロパガンダは仕込みをしてでも垂れ流しています。
7月6日の「虎ノ門ニュース」で文芸評論家の小川榮太郎氏は先の都議選での「安倍やめろコール」について、「秋葉原の安倍総理の演説への「安倍やめろ」コール。これは選挙妨害です……これは大手テレビ局が倒閣運動に関係している。単に画面の印象操作という問題ではなくて、選挙応援演説の現場で関わっているとしたら、許認可機関の報道機関とは言えない……常識的に言って、安倍政権の支持率40%~45%に対して「安倍やめろ」コールは起こらない。だからこれは明らかに仕込んだものです。こういう仕込を平気でやり、しかもその部分をテレビが集中して映すというのは、これは選挙報道でここまでやるということになると「政治活動」ですよ……ここまできたら彼らのやっていることは言論の自由の範疇でとらえることは不可能です」と批判しています。
また、衛藤晟一首相補佐官は自身の政治資金パーティーで「メディアや共産党、民進党、社民党が連合して、安倍政権をつぶすために総がかりで来ているというのがいまの状況だ。『安倍首相は本気で憲法改正をやろうとしている。安倍首相だったら、ひょっとしたらできるかもしれない』と心配した方々が、いま総がかりで「安倍つぶし」をやっている。このことを認識しないと大変なことになる」と述べています。
その通りだと思いますね。
小川榮太郎氏は「放送法4条に基づいて、国民的な運動で問題視する。許認可に関する問題を打ち出していく」とコメントしていますけれども、メディアの偏向報道は前々から指摘されてきました。
昨年4月、「放送法遵守を求める視聴者の会」はTBSの安保関連法などに対する報道姿勢が放送法4条違反に当たると主張し、番組スポンサーへの圧力を示唆する発言をしたことがあるのですけれども、これに対しTBSは「放送法に違反しているとはまったく考えておりません……放送法遵守を求める視聴者の会」に対し、「見解の相違を理由に弊社番組のスポンサーに圧力をかけるなどと公言していることは、表現の自由、ひいては民主主義に対する重大な挑戦であり、看過できない行為であると言わざるを得ません」と反論していました。
あれから1年経って、全くその考えは変わっていないようです。
けれども、報道において、一方的な見解だけを述べて、反対意見や別確度からの意見を報じないのは、一方向の情報のみしか与えないという意味で「国民に対する圧力」とも言える訳です。彼らの理屈でいえば、これも「民主主義に対する重大な挑戦であり、看過できない行為である」ということになります。
ジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏は、7月10日のフジテレビ「ユアタイム」で加計問題に関するメディア報道について「メディアは一番初めに能動的に取材できたと思うんですね。ところが野党による内閣への追及ということで、ショーアップに加担して尻馬に乗ってしまったように思えます。ですから下手をすると今回、信頼を失うのは自民党というよりもメディアが敗者になる可能性があると思います。自分の本来の機能を果たしてこなかったんじゃないか。エンターテイメントと報道を混同してしまったのではないか。自戒を込めてそう思っております」と述べ、更に「 一個足していいですか?印象操作と言うと表現が強すぎるのですが、メディアは印象の操縦桿を握っているところがあります。それに大衆が敏感に反応して人気が上がったり下がったりするのもちょと…。そこには皆さんに免疫をつけて頂きたいなと…」とコメントしています。
確かに、本ブログを始めた10年前と比べるとメディアのフェイクニュースに対する感度は格段に高まっているように感じます。
けれども、ロバートソン氏の指摘するように、それによって支持率が乱高下するということは、まだフェイクニュースを見破れるだけの情報強者が大多数を占めていないことも現実だということです。
それでも、足立議員やロバートソン氏が地上波に出演する機会があるだけまだマシです。その意味はメディアも分裂しつつあるのかもしれません。
いずれにしても、国民の多くがフェイクニュース耐性を身に着けていくこと。そうしたことが大事だと思いますね。
この記事へのコメント
カリフォルニアから日本を想う
ネットの登場で以前よりはましになったものの、団塊の世代はがちの左翼となんちゃってサヨクと情報弱者の老人達が団子になって、日本の若者や子供の未来をしっかりと危険にさらしている。
中国、北朝鮮の脅威は目の前にあるのだから、団塊の世代が死に絶えるまでと、悠長に憲法改正を待ってる時間はない。
日本人は北朝鮮が日本にミサイルや核を打ち込まないと何を根拠に安心しているのか、、、、私には理解不能。
現在の若者達がなぜ自分たちの未来を守ろうと立ち上がらないのか、、、とても不思議。
あの、フジテレビデモのように(若者が中心だった)情熱で、老人サヨクデモに対抗しないのか。
手始めに、最近、偏向フェイク報道が目に余るTBSデモを仕掛けては如何だろうか?
ちなみに、私は自分が大嫌いな団塊の世代ど真ん中。
幸福実現
わたくしは立ち上がっているつもりです。
傍観者
加戸前知事の発言は一言も報道、おまけにそれは違うと言うコメンテーターは出演させずね。
ここまでやると偏向報道は通り越して犯罪行為に等しい。
かなりの視聴者は気づき始めてるんでは。
フジの時のような熱いデモではなく、冷笑を浴びせられてことでしょう。
もう既にある程度見識のある人から浴びせられてます。
嘘つきの童話のように,本当のことを言っても信用されない事態になることでしょう。