求心力を失う蓮舫の続投
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連日、ネット方面からのみ叩かれている民進党の蓮舫代表は、野田幹事長を含む執行部を交代させる意向を固めたと報じられています。
これは、民進党関係者が明らかにしたもので、都議選での大敗を受け、民進党内では「解党的な出直しをすべきだ」とか、「責任をとり、執行部は辞任すべきだ」などと執行部の大幅な刷新を求める声が上がっていました。
これを受け、蓮舫代表は、野田幹事長を含む党役員の交代に踏み切る意向を固めたようなのですけれども、蓮舫代表自らは続投する方針としています。
けれどもその肝心な新・執行部人事は固まっていません。
民進党のある閣僚経験者は「幹事長を受ける人は、なかなかいないのではないか」と語っていますけれども、次の総選挙を取り仕切る可能性もあることを考えると幹事長職は厳しいでしょうね。
事実、蓮舫代表周辺によると、後任の幹事長として岡田前代表に打診したそうですけれども、岡田氏に断られたそうです。
しかし、選りによって、岡田氏に幹事長を打診するとは、センスがないというか、無神経ですね。
蓮舫代表が党代表選に出馬する際に、記者会見で「民進党のイメージを思い切り変えたい。ここは編集しないでほしい……私は岡田克也代表が大好きですが、1年半いっしょにいて、本当につまらない男だと思いました……人間にはユニークが必要。私にはそれがある」とコメントしています。
自ら詰まらない男と斬って捨てておきながら、それに頼る。節操ないですね。
それに「人間にはユニークが必要。私にはそれがある」などという台詞は、二重国籍や三重国籍が取り沙汰されている今となっては、ブラックユーモアにしか聞こえません。
蓮舫代表の二重国籍問題については、"ルーピー"鳩山由紀夫氏が「国民に真実を話さない姿勢が見え見えになると、政策以前の問題として不信感を与えてしまいます。……蓮舫氏は二重国籍状態を『知らなかった』とおっしゃっていましたが、政治家になる前の言動をみると、どうも正直ではないですね。蓮舫氏は肩肘を張りすぎているんですよ。野党として政府・与党を批判するだけで生産的なことが見えてこない」と普通な批判をしています。
蓮舫代表を政治の世界にスカウトしたと豪語する鳩山氏ですら、こう批判するのですから、一般的な認識では擁護する余地なしということでしょう。
それが戸籍公開は差別だの排外主義だのでは、どこかの芸人ではありませんけれども、"自分が疑われているのに、被害者面"と批判されても仕方ありません。
少なくとも、蓮舫代表自身の党内求心力は下がることはあっても上がる期待はできないでしょう。トップがこのままで執行部だけ入れ替えても果たして何処まで民進党への支持を取り戻せるかは疑問が残ります。
別に、民進党の行く末など、あまり興味はありませんけれども、このままいくと、大量の脱党者を出して、別政党に流れ込んでいくという、先の都議選が国政選挙でも繰り返されるのではないかと思いますね。
この記事へのコメント
sdi
「アベガー」な方々が求める野党の理想像というのは55年体制の社会党なんですから。
社民党や新社会党の方々も復党できるし、保守系の使える人材は大手を振って離党できる。
いいことずくめじゃないですか。