非韓三原則は正しい

 
昨日の続きです。

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8月17日、韓国の文在寅大統領は記者会見で、ある日本人記者から「15日の光復節の祝辞で『強制徴用・慰安婦被害者問題について国際社会の原則を守る』と述べたが、どのような方法を考えているのか教えてほしい」との質問に対し、「日本軍慰安婦被害者の問題が明るみに出て社会問題となったのは韓日会談以降であるため、全て解決されたという話は正しくない……強制徴用問題も両国間の合意は個々人の権利を侵害できない……両国間の合意にもかかわらず、強制徴用を受けた人が企業を相手に持つ個人の権利は残っているというのが、韓国の憲法裁判所や最高裁判所の判例だ。韓国政府はこの立場で歴史問題に向き合っている」と述べた上で「歴史問題が日韓関係発展の足枷になってはならない……外交部で日韓慰安婦合意について検証作業を進めている。作業が終わり次第、外交部は今後の方針を決定する」と述べました。

まぁ、8月15日に安倍総理から「ゴールポストが動くことは有り得ない」と真っ向否定されましたから、或いはそれに対する反発を込めたコメントなのかもしれませんけれども、韓国国内で判決云々がどうであれ、それは所詮韓国の国内問題に過ぎません。

自国政府がどうにもできないから、それを日本に押し付けようとするのは、元より無理筋ですね。

シンシアリー氏は自身のブログで日韓合意の公式破棄宣言に繋げるつもりだろうと指摘し、個人賠償の請求権はまだ残っている、歴史問題とそれ以外の事案は別だとするなど、いつもの自分勝手な持論を展開した、と述べていますけれども、日韓合意の履行こそが未来志向の日韓関係を結ぶ上で必要不可欠であると何度でも釘を刺して置く必要があります。

残念ながら韓国ではこと日本に関する事となると、日本が"悪"でなければならないという同調圧力が強く残っています。

16日、野党・正しい政党のイ・ギウォン氏は自身のSNSで、慰安婦像の設置について「母親や祖母が強姦(ごうかん)された事実を娘や孫が壁新聞にして町に張り出し、歴史を記憶しようと言っているようなものだ……慰安婦が自発的なものか強制的なものか論争があるが、論点はそこではない……韓国には慰安婦と似た歴史が非常に多い」とし、「慰安婦の銅像まで建てて歴史を繰り返すまいと主張する行動は民族のプライドを自ら傷つけるもの……どんな家庭、社会、国家であれ、悲劇と隠しておきたい事実があるものだ」と真っ当な意見を指摘したのですけれども、韓国のネットユーザーからは「人間とは思えない」とか「親日の歴史観を持ったクズが多過ぎる」とか「こいつも先祖を調べたら親日派だろうな」などと猛批判を浴びています。

また、ある台湾の大学教授がドイツで行われた学術会議で知り合った韓国の女性教授から、韓国では当時の植民論を支持することはタブーになっていて、そうした人物は社会共通の公敵として扱われるばかりか、現在の反日言論は当時の実態を隠蔽するために行われる場合もあるのだと明かされたと報じられています。

最早、事実などどうでもよく、なんでもかんでも反日にしてしまうことで自分達の過去に蓋をして済ませているようにさえ見えます。

これについて、韓国の識者(バンダービルト氏)は「今日の韓国の反日は、冷静に言って、みんな(日本人と朝鮮人)が同じように大変苦しい過去を送っていたのに、奇妙にも自分たちだけ(しかも当時の朝鮮人ではなく、今日の韓国人たちが)文句を言っているように見える」とし、「韓国で正常に生きていくというのは、「反日宗教」に陥った無数の反日狂信者の騒がしい信仰生活(反日)に慣れなければならないことを意味する」と嘆いています。

更に、バンダービルト氏は、彼らは自分自身がそうした反日狂信者という自覚もなく楽に生きている」と指摘していますけれども、自分達が信じているものが、ただの"ファンタジー"であると、外からはもとより内からの指摘でさえ受け付けないとなると、手の施しようがないと言わざるを得ません。

であれば、そんな彼らとの"民間レベル"の交流は、ただ摩擦しか生まないということになります。

長年、朝鮮半島の歴史や政治を研究してきた筑波大学大学院の古田博司教授は「韓国に対しては『助けない、教えない、関わらない』、いわゆる『非韓三原則』を主張していますけれども、 やはりその主張は正しいということなのだと思いますね。

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