中国爆撃機の紀伊半島沖侵入について

 
今日はこの話題です。

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8月24日、防衛省は中国のH6爆撃機6機が、沖縄本島と宮古島の間を通過して紀伊半島沖まで飛行し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進したと発表しました。

中国爆撃機は沖縄本島と宮古島の間の公海上空を通過し、太平洋上を飛行。紀伊半島沖で反転し、同じルートで東シナ海に戻りました。ただし領空侵犯はありませんでした。

小野寺五典防衛相は会見で、外交ルートを通じて中国側に「関心表明」を伝えたと説明。「公海上の飛行は国際法上問題がある事例ではないが、中国側の意図を分析し、確認していくことは必要だ」と指摘。菅義偉官房長官も記者会見で、事実関係を認めた上で「今後も活発化する中国の動向を注視しながら、わが国の領土、領海、領空を断固として守るとの決意の下、警戒監視に万全を期していく」と述べています。

過去太平洋側にはロシア機は侵入したことはありますけれども、中国機が侵入したことはありません。防衛省統合幕僚監部も、このルートで中国機の飛行が確認されたのは初めてと発表しています。

現在、官邸・防衛省は中国側の意図の分析しているようですけれども、示威飛行ですね。いくつかのブログ等でも指摘されていますけれども、やはり、米軍が北朝鮮を攻撃するならば、背後から米軍基地あるいは自衛隊基地その他を攻撃するぞ、というメッセージではないかと思いますね。同時に北朝鮮に対してサポートしているとのメッセージにもなりますね。

今年8月から在日米軍再編に伴う米軍厚木基地から岩国基地への空母艦載機部隊の移駐が始っていますけれども、紀伊半島沖は厚木と岩国の丁度中間の辺りですし、あるいはこのあたりも牽制に入っているかもしれません。

トランプ大統領は、北朝鮮と取引する中国企業に経済制裁を課すなど圧力を掛けていますからね。先日取り上げた、第七艦隊所属のイージス艦の衝突事故直後の紀伊沖への飛行。タイミングが良すぎますね。

タイミングといえば、翌25日、 日本全国でAU、OCNなどでインターネットに繋がりにくくなるネットワーク障害が発生しました。一部には北朝鮮の仕業かとも言われているようですけれども、こちらは今の所、Googleが誤った経路情報を大量送信した為、その巻き添えを喰らったという説が有力なようです。

いずれにせよ、次の戦争はサイバー攻撃を含んだ電子戦も活発に行われるであろうことが、広く知れ渡る形となりました。対策が急がれます。

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