北朝鮮に通じている方と目前に迫る有事

 
今日はこの話題です。

画像

 ブログランキングに参加しています。応援クリックお願いします。
画像「絶対無敵の聖剣使いが三千世界を救います」連載中!

10月23日、NHKの徹底討論で、安全保障問題について問われた自民党の萩生田幹事長代行が「全てを晒して、野党の皆さんを信頼しないわけではないが、手の内を晒したときに北に通じている方が中にはいらっしゃる可能性も否定できない」と発言しました。

何気に凄い発言です。口頭では「可能性がある」とぼやかしていましたけれども、これは明らかに尻尾を掴んだ上での発言でしょうね。国会内に北朝鮮のスパイがいると暴露した訳です。

この時、番組に出演していたのは羽生田氏以外には、長妻昭氏、樽床伸二氏、斉藤鉄夫氏、小池晃氏、片山虎之助氏、吉田忠智氏、中野正志氏だったのですけれども、野党の面々は無言でした。心なしか顔が強張っていたようにも見えましたけれども、これは筆者の気のせいでしょう。

この国会議員の中に北朝鮮に通じている人物がいるということについては、青山繁晴参院議員が「今回、立候補してる候補者の中に朝鮮総連や北朝鮮との関係を指摘されてる人が少なくとも公安がずっと調べてる人が何人もいる。しかも正直に言って、特定の政党に多い……だから、これは言ってもいいと思うけど、枝野さんが北朝鮮の批判してるの聞いたことある?殆どないでしょ」と発言していますから、少なくとも与党の一部議員にとっては公然の秘密になっている可能性があります。

それがいよいよNHKという公共電波で語られた。手の内を晒して北朝鮮に情報を渡すようなことはしない。これは要するに、情報戦のレベルで対北朝鮮体制を取ると宣言したということです。北朝鮮有事対応にシフトしつつあると見ていいでしょうね。

もとより安倍総理は来年は選挙どころではなくなると発言していましたし、アメリカ政府高官が、米軍による北朝鮮への軍事行動の可能性を深刻にとらえるべきだと警告し「韓国からの個人資産の移動」を勧めているとも伝えられています。

また、25日にはアメリカ軍は空母「ニミッツ」と5隻のミサイル駆逐艦などからなる第11空母打撃群が、中東での任務を終えてインド洋周辺の第7艦隊の管轄海域に入ったと発表しています。

第7艦隊には、空母「ロナルド・レーガン」が配属されていますけれども、アメリカ軍は24日、空母「セオドア・ルーズベルト」が第7艦隊の管轄海域に入ったと発表したばかりで、都合3隻の空母が第7艦隊の管轄海域に同時展開したことになります。

過去のアメリカの空母打撃群による戦争を遡ると、1986年のリビア空爆では空母3隻、湾岸戦争は空母6隻、ユーゴ空爆は空母1隻と同盟国の軽空母2隻、アフガン攻撃は空母4隻、イラク戦争は空母6隻で攻撃を実行しています。

これらを考慮すると、無論、トランプ大統領のアジア歴訪も睨んでのこともあるでしょうけれども、空母3隻が北朝鮮近海に集結したということは、いつでも戦争に突入できるというメッセージになります。

戦争しないに越したことはありませんけれども、それでも有事は目の前に迫っている。これを忘れてはいけないと思いますね。

この記事へのコメント

  • 金 国鎮

    北朝鮮と通じているではなくて北朝鮮の権力層と通じているだろう。
    北の工作員が日本に何万人もこれと同じ言い方。
    この種の人間は戦前も戦後も同じ言い方をしている。

    アメリカについても同じだよ。
    トランプの出現を予想したブログはない。
    2017年10月26日 10:22

この記事へのトラックバック