北朝鮮の生物兵器搭載ICBMについて
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北朝鮮が最近、生物兵器の炭疽菌を大陸間弾道ミサイル(ICBM)に搭載する実験を始めたと、ソウルの情報関係筋が明らかにしました。
それによると、ICBMの大気圏再突入時の7000度以上の高温でも炭疽菌が死滅しないようにするため、耐熱・耐圧装備などの実験を開始し、一部には、こうした実験にすでに成功したとの未確認情報があるようです。
アメリカも同様の情報を入手していて、12月18日のに公表した「国家安全保障戦略」での「北朝鮮は核と生物化学兵器で米国を脅かしている」という記述につながったようです。
ただ、ICBMに生物兵器を搭載して打ち込むというのは、その効果を考えると本当にやるのかという点は疑問があります、というのも、炭疽菌は、ばら撒いて直ぐに発病、死亡に至るものではないからです。
それ以前に、アメリカや日本のようにMDシステムがある国であれば、ミサイルが撃たれたら、迎撃するのが普通ですし、着弾点付近の住民は避難するでしょう。感染させるには効率がよくありません。
ばら撒くのであれば、そうだとばれないように行わないと効果は期待できないでしょう。
過去、アメリカでは、炭疽菌がばら撒かれたことがあります。
2001年9月と10月に、アメリカの大手テレビ局や出版社、上院議員に対し、炭疽菌が封入された容器の入った封筒が送りつけられ、その炭疽菌の感染により、5名が肺炭疽を発症し死亡、17名が負傷する事件が起こっています。
炭疽菌感染した患者には早期の抗生物質投与が必須ですけれども、予防的に抗生物質を投与しておくも効果があります。
ですから、ICBMに炭疽菌を乗せるなどと報じられた以上、警戒とその準備を考えるでしょうから、実際は脅し的な意味合いが強いと思いますね。
青山繁晴参院議員は、北朝鮮工作員による生物兵器の拡散を警告していますけれども、そちらを警戒すべきだと思いますね。
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