アメリカに試された韓国

 
今日はこの話題です。

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1月16日、カナダのバンクーバーで北朝鮮の核・ミサイル問題に関する20ヶ国外相会合開かれました。

参加した国は、朝鮮戦争当時の国連軍に部隊を派遣したアメリカ、英国、タイ、カナダ、トルコ、オーストラリア、ニュージーランド、フィリピン、フランスなど16ヶ国に韓国、日本、インド、スウェーデンを加えた20ヶ国です。

昨年12月12日に自民党内で、安全保障調査会と国防部会の合同会合が開かれ、巡航ミサイルの導入など北朝鮮対策に本腰を入れ始めています。

先日「半島有事における邦人退避について」のエントリーで、半島有事の際の邦人避難について検討が行われていると紹介しましたけれども、韓国は日本の自衛隊艦船の韓国国内港への接岸を拒んでいます。

民間人の安全確保に、当事国の韓国が協力を拒むという常識外れの事態が起こっているということです。

けれども、だからといって何もしない訳にはいきません。

昨年11月、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、フランスの5ヶ国と日本が、在韓米空軍烏山基地内で極秘裏に「民間人救出作戦」に関する第1回協議が開かれたようです。

会議では、参加国の民間人がどこに居住しているかの情報を元にしたブリーフィングが行われ、陸・海・空路どのような手段で釜山、仁川港まで輸送できるかの説明があったと言われています。

ところがこの会議には韓国は呼ばれませんでした。というのも、韓国から北朝鮮に情報漏洩があるとの懸念があったからです。

このことをアメリカの国務省経由で知った韓国の外交・安保当局は協議から外されたことに強く抗議し、12月に行われた第2回協議から参加したそうです。けれども、そこまで不信感を持たれている韓国を参加させた以上、機密に関する話はされなかった可能性は十分あると思いますね。

韓国の文在寅政権は北朝鮮べったりです。平昌五輪に北朝鮮を参加させようと、国内の反対を押し切って、合同チームやら何やらを進めていますけれども、余りの従北振りに国内外からの批判が高まっています。

ソ・ジニョン高麗大学名誉教授は文在寅政権について「「文在寅政府は『戦争を阻止した』という成果を掲げたが、アメリカ・日本の信頼と韓国国民の自尊心を失った。……アメリカは文在寅政府の今後4年、またはその後の韓国政府とどこまで安保協力をしなければならないか、北朝鮮問題を扱ううえで、韓国政府が果たして役に立つか疑わざるを得ない状況だ。韓国が中国に傾斜したと批判してきた日本も、韓国が米日と価値を共有して協力する国ではないことが確実となったと判断するだろう。今後、アメリカが韓国を排除し独自の対北朝鮮措置を取ったりという決定的な瞬間、日米が私たちの手をひいてくれない可能性がある。20年前の通貨危機の時が一番怖かったケースではないか。その時は経済的破産だったが、これからは軍事・安保的破産に直面しかねない」と警鐘を鳴らしています。

分かる人には分かっているのです。

けれども、今、文政権は「積弊清算」と称して、過去の政権の関係者らを狙い撃ちにするかのような検察当局の捜査を行っています。

日韓合意も無効化しようとする文政権を見るまでもなく、今の韓国を信頼するのはやはり危ない。アメリカとてそれは同じでしょう。

17日、朝鮮日報は、アメリカの原潜「バージニア」が補給・休息のため釜山に立ち寄ろうとしたのですけれども、韓国側が難色を示し、約50キロ離れた鎮海港に立ち寄るよう提案したところ、アメリカ軍は「それなら入港しない」と断ったと報じています。

これは穿った見方だとは思いますけれども、半島有事の際に韓国が釜山港への入港を許可するかどうかをアメリカが試したのではないかと思いますね。

アメリカがこの対応で韓国が信頼できる相手なのかどうかを確認する最後の試験だったとしたら、釜山への入港拒否は韓国にとって致命的になるかもしれません。

これはひいては、半島有事での邦人退避にも影響するかもしれません。やはり五輪だろうがなんだろうが半島には、足を踏み入れない方がよいと思いますね。

この記事へのコメント

  • 金 国鎮

    これは政治の話ではない。
    私はムンジェインの顔の表情が気になっている。
    何が可笑しくて笑っているのだろうかという顔がよく写真に出てくる。
    どこの国のどこの指導者であれ顔の表情にはそれなりの意味があってそれをとやかくいう気は全くない。
    ムンジェインの笑いの表情は普通ではない。

    慰安婦について日本に心よりの謝罪を言いだした。
    心は信仰の問題であって政治の問題ではない。
    2018年01月22日 15:07

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