スポーツを道具扱いする金正恩と文在寅
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この程、北朝鮮の友好国の大使館に、2月8日に行われる式典への招待状が届いていることが明らかになりました。
2月8日は北朝鮮で正規軍が創設された日で、今年は創設70年になるそうなのですけれども、この日は平昌五輪開幕式の前日に当たる日です。
韓国政府の関係者によると、北朝鮮の首都平壌郊外にある軍用の美林空港で、多数の兵士と車両による行進の訓練と見られる動きが、衛星写真で確認されているとのことです。
兵士と車両の行進といえば、真っ先に軍事パレードを連想しますけれども、韓国政府もこの日に北朝鮮が、軍事パレードを行う可能性があると見て、警戒と監視を強化しているとしています。
平昌五輪に選手団を派遣して南北融和を演出する一方で、軍事パレードを行う。やはり、本気で南北融和など考えていないということでしょうね。
他にも北朝鮮は、平昌五輪に合わせ、140人余りで構成される「芸術団」を派遣。ソウルと競技会場がある東部の江陵で朝鮮半島の民謡や世界の名曲を演奏する公演を行うことで合意し、事前に会場などを確認する使節団を20日から2日間の日程で派遣するとしていたのですけれども、19日夜に急遽中止すると韓国に通知しています。
関係者は、有利な条件を引き出すための駆け引きの一環だと見ているようですけれども、北朝鮮にとって五輪など自国を利するための手段の一つに過ぎないということですね。
スポーツの政治利用という意味では韓国も大差ありません。先日話題となった女子アイスホッケーへの北朝鮮選手の受け入れを行うなど、バリバリの政治利用しています。なぜかIOCも北朝鮮の選手受け入れとそれに伴うメンバー登録の増員を認めました。巷では韓国が買収したのではないかと囁かれています。
この対応に韓国世論は沸騰。韓国の李洛淵首相が「女子アイスホッケーはメダルの可能性がなく、選手が短時間で交代するので、韓国選手もむしろいい機会ととらえている」と発言したことも火に油を注ぎました。この発言からもスポーツを道具としか見ていないことが窺えます。
韓国ポータルサイト大手のネイバーでは、文在寅政権に対する批判が急増しているそうです。
世論調査機関リアルメーターが15~19日に全国の成人男女2509人を対象に行った調査で、文在寅大統領の支持率は前の週より4.6ポイント下がり、66.0%でした。文在寅政権の政策を支持しないとする否定的な意見は29.3%で、前の週より5.5ポイント増えています。
ローソクデモを切っ掛けに政権の座についた文在寅大統領が肝心の支持を失うのは致命的です。けれども、韓国与党はその重大さを認識しているようには見えません。
17日、与党・共に民主党の秋美愛氏は、先のポータルサイトのネイバーについて「ネイバーでのコメントは個人攻撃、暴言、卑下、嫌悪が渦巻く場になっている。匿名を傘に文在寅大統領を『災いの元』扱いし、大統領支持者を操ろうとする明らかな犯罪行為だ……いかなる措置も取らず、それを黙認、幇助(ほうじょ)するネイバーの責任も問わざるを得ない」と批判しました。
自分達の行為に原因があるとは露とも疑っていないようです。
これに対してネイバー側は真相究明のため、警察に捜査を依頼。真っ向受けて立つ姿勢を示しました。
けれども、相手は文政権。女子アイスホッケー五輪代表に介入して北朝鮮選手を捻じ込むくらいの強権を使うのです。警察や司法に圧力を掛けて、あることないことでっち上げてネイバーを有罪に追い込むことだってないとはいえません。
もし、本当にそんなことをやったとしたら、文在寅は相当に独裁者的傾向があると見做されても仕方ありません。
その意味では、ネイバーから捜査を依頼された警察がどういう理由でどういう結論を出すのか。非常に注目される案件だと思いますね。
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