安倍総理とペンス副大統領が文大統領に突き付ける最後通牒
昨日の続きです。
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1月24日、韓国大統領府は安倍総理が平昌冬季五輪の開会式への出席を表明したことに対し、歓迎の立場を示しました。
大統領府の朴洙賢報道官は会見で「韓国政府はこれまで日本政府と平昌五輪に合わせた安倍首相の訪韓について協議してきたが、きょう日本が訪韓の意向を公式に伝えたことを歓迎する……安倍首相の訪韓が両国の未来志向的な関係発展につながるよう、日本政府と緊密に協力していく」と述べました。
また、青瓦台関係者によると「文大統領は首脳会談を平昌で行うかソウルで行うか、場所の問題や日程、テーマなどについて実務的に議論するよう指示した」としていますから、一応、首脳会談をする積りではいるのかもしれません。
ただ、安倍総理が首脳会談で日韓合意の履行を求めるとしていることについて「我々は韓日間の未来志向的な関係を考慮しながら、過去の歴史は過去の歴史として、ツートラックで行く方針を示した……安倍首相がそう言うなら、われわれも以前の政府合意で慰安婦問題が解決したとみることはできないという政府の一貫した立場を伝える」とも述べました。
また、日本が供出した10億円について首脳会談で議論するかどうかについては「通常、首脳会談では具体的な事項を議論しないのが慣例だ」と逃げました。
やはり、会談を始める前からこの態度です。向こうは牽制の積りかもしれませんけれども、これで会談をやる意味があるのかどうか甚だ疑問です。首脳会談前の実務者レベルでの協議をしたとしても、ちょっと時間が無さ過ぎます。とても実りある結論が出るとは思えないですね。
自民党内でも訪韓する必要はないとの意見が大半を占めている状況ですし、それでも行く意味があるとするならば、やはり、主目的は慰安婦問題以外のところにあると見るべきかもしれません。
昨日のエントリーのコメント欄でopera様が、文在寅に対して最後通告をするのではないか、と指摘されていますけれども、その線も考えておくべきかと思いますね。
今日あたりになって、マスコミも、その線の報道をちらちら始めています。
当初訪韓を見送る方向でいた安倍総理が訪韓を決意した理由の一つにアメリカの強い要請があったと報じられていますけれども、アメリカが平昌五輪の開会式に派遣するペンス副大統領は、五輪直前に来日するのですね。
当然、安倍総理と事前会談を行い、ガッツリと打ち合わせをしてから、一緒に韓国に乗り込むことになる筈です。
となると、話す内容は対北朝鮮の対応および半島有事しか考えられません。このタイミングで日米トップが揃って韓国に行くのです。これ以上、北朝鮮に甘い顔をするのなら、軍事攻撃を行わざるを得ないくらいはいうかもしれません。最後通牒と見做されるのもむべなるかな。
そこまで釘を刺しにいくという事情があるとすれば、日韓合意もまぁ話はするでしょうけれども、オマケに近いのかもしれませんね。
筆者は今でも訪韓には反対ですけれども、行くからには、有事の際の邦人救出の段取りをつけ、自衛隊の艦船入港は勿論のこと、邦人の安全確保の為、陸自の部隊派遣まで合意を取り付けていただきたいところですね。
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