平昌五輪を『平壌五輪』にした文在寅は韓国を滅ぼすのか
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「妖印刻みし勇者よ、滅びゆく多元宇宙を救え」連載中!
安倍総理と韓国の文在寅大統領との首脳会談が2月9日に行われることが決まりました。
安倍総理は9日に平昌入りし、首脳会談後、五輪開会式に出席し、晩餐会にも参加するようです。
当初、韓国は首脳会談の開催を嫌がっていたのですけれども、国内から「北朝鮮の言いなりではないか」との批判の声を受け、首脳会談に応じたと見られています。
まぁ、五輪で北朝鮮の選手団との合同チームを作ったり、開会式で韓半島旗を掲げて合同入場行進を行うなど、現場の声を全く無視する形でやりたい放題ですからね。
北朝鮮からは「三池淵管弦楽団」が派遣され、五輪会場や韓国各地で演奏し、更には、五輪前夜祭を、北朝鮮南東部の金剛山地域で共催するそうです。
確か韓国のどこかの野党が「文政権は平昌五輪を返上し、『平壌五輪』を宣言した」と批判していましたけれども、そう批判するのも無理ありません。あまりにも北朝鮮の色が入り込み過ぎています。
それだけではありません。
北朝鮮は五輪開幕前日に当たる2月8日に、朝鮮人民軍の正規軍創設70年を祝う軍事パレードを大々的に行おうと計画しているそうで、金剛山での五輪前夜祭と合わせて思いっきり北朝鮮のアピールの場と化しています。五輪の政治利用どころの話ではありません。
案の定、韓国国内からは「どこの国の五輪なのか」と怒りの声が噴出しています。
その御蔭で安泰だと思っていた支持率が下落。それも鉄板だと思っていた若年層からの支持を失っていますから、文大統領が安倍総理との首脳会談を受けたのも、その辺りの事情も絡んでいるのかもしれません。
ただ、そうなると、文大統領は慰安婦合意の履行をするとは言えないでしょう。そんな事をすれば国内支持をもっと落とすことになります。
安倍総理から慰安婦合意の履行を迫られた文大統領は、会談の場では履行するようなことを答えておいて、韓国国内には拒否したなどと、真逆のことを言うか、翌日には撤回するなどは十分に考えられます。これまで何度もやっていますしね。およそ信頼というものがありません。少なくとも日本国民は、慰安婦合意について、8割が韓国は信頼できないと世論調査で答えています。
安倍総理は、同じく来韓するペンス副大統領と同じく、文大統領に北朝鮮寄りになって日米韓の連携を崩さないよう釘を指すと見られていますけれども、現在の文大統領は目一杯北朝鮮の肩を持っています。
アメリカ情報当局関係者によると、「文政権は水面下で、『北朝鮮への制裁を緩和できないか』『五輪後に延期した米韓合同軍事演習を中止できないか』と、アメリカに泣きついている」と暴露しています。
無論、アメリカは断固拒否し、文大統領に怒髪天です。
アメリカ共和党のリンゼ・グラム上院議員は1月17日、あるシンクタンクの座談会で「韓国は、米国が北朝鮮の核兵器開発抑止に努力しているなか、ドナルド・トランプ大統領の足を引っ張っている……そもそも、核兵器で他国を威嚇する国は五輪に参加すべきではない」と批判しています。
既に、トランプ政権は韓国は事実上の敵性国家だと判断し、五輪後、トランプ大統領は貿易赤字問題で文大統領を徹底的にたたくつもりだという噂も取り沙汰されています。
筆者は1月9日のエントリー「クリンチする金正恩」で、北朝鮮は韓国に近づくことで、一心同体化し、それでアメリカの制裁や攻撃を回避しようとしている。平昌五輪はそれにはうってつけだ、と述べたことがありますけれども、正に今の北朝鮮の動きは、韓国にクリンチしているように見えます。文大統領の動きはそれに喜んで乗っているということですね。
それを考えると、安倍総理との首脳会談は、やはり日米側にいられるのかどうかを告げる最後通牒の色合いが濃いように思えます。
1月15日、カナダのバンクーバーで開かれた北朝鮮問題に関する20ヶ国外相会合に先立つ夕食会で、アメリカのジェームズ・マティス国防長官は「北朝鮮攻撃の戦争計画がある。準備はできている」と宣言しています。
最早、スポーツの祭典といえなくなってきている平昌五輪。首脳会談と合わせて、五輪がどうなるかは、そのまま半島の命運を決めるような気がしますね。
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