ムンちゃん五輪が招くもの

 
更に続きです。

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9日から開催された平昌五輪。はやくもぐだぐだですね。

あまりに寒さに選手も観客も耐えれず早々に引き揚げ、ガラガラの開会式。律儀に最後まで開会式を最後まで待っていた人には碌にこない駅までのシャトルバスに長蛇の列という仕打ち。蔓延するノロウイルス。

競技そのものも強風でアルペンスキー・男子滑降が延期。スノーボード・女子スロープスタイル予選が中止。強行開催したスキージャンプでも強風に晒され、度々の中断。

五輪8度目の出場となるジャンプのレジェンド、葛西選手は、「もう信じられない。気持ちがひるんじゃう。『こんなの中止でしょう』と心の隅で文句を言いながら寒さに耐えていた」とコメント。スケルトンのケビン・ボイヤー選手もBBCの取材に「風が一番ひどい。五輪村を歩くのはまるで悪夢だ。カナダ出身なので寒さには慣れているはずなのに、こんな寒さは初めてだ」とコメントする程。

11日のスノーボード・男子スロープスタイル決勝では、強風のために技を失敗したり、難易度の低い技に切り替える選手が続出したようです。

同じ条件で戦うとはいえ、悪条件の為、技の難易度を落とさざるを得ないとか、選手の心を折るくらいの寒さの中での遅延だとか。とても選手ファーストとは言えないですね。

話題になった、女子アイスホッケーの南北合同チームも一次リーグで前回大会銅メダルのスイスに0対8と大敗。元々実力差はあったのですけれども、韓国選手のチョイ・ジヨンはスイス戦後、「氷の上での意思疎通はうまくいかなかった」と暴露しています。急造チームだからといえばそれまでですけれども、これも選手よりも、南北合同を優先した結果ですね。

それでも合同チームであれば、まだマシな方だといえます。というのも、文在寅大統領が、北朝鮮との融和を図る余り、平昌五輪を北朝鮮に政治利用されまくっているからです。

こちらに海外メディアがみた平昌五輪の風刺画が纏められていますけれども、北朝鮮が核とミサイルで五輪に介入している様が描かれています。要するに世界はそう見ているということです。

平昌五輪の政治利用について、2月11日のフジテレビ系「ワイドナショー」で、国際政治学者の三浦瑠麗氏は「韓国国民の北朝鮮への同朋意識、そして『歴史的な業績をやりたいという文在寅さんの思惑』などがあり、結果的に北朝鮮による『棍棒外交』が奏功してしまっている」と指摘しています。

このコメントにタレントの松本人志氏は「だから僕は、本当にこれは平昌オリンピックなのかと、平壌オリンピックじゃないのか、と思っていたんですが――さらに突き詰めて考えたら『文ちゃんオリンピック』だよね……文ちゃんのためにみんなやってるみたいな......文ちゃんの点数集めのためにやってる感じがしてね」と絶妙なコメントを見せています。

結果的に北朝鮮は五輪を利用した融和姿勢を見せることで、時間を稼ぎ、その間に核・ミサイル開発を進められますし、韓国に集って、経済援助をせしめようとさえしていますし、更には米韓合同軍事演習の延期または中止をも画策しています。

要するに、どんなにオリンピックの理念が崇高であり、スポーツそのものに罪はないのだとしても、結局、運営する人次第ということです。

果たして、平昌五輪を通じて文大統領が点数稼ぎできるのかどうかは分かりません。仮に点数を稼ぐことがあったとしても、それは国内向けの点数であり、北朝鮮に向けた点数以外のものではありません。

それは、平昌五輪前後の日米の動きをみれば明白です。

文大統領が、そのツケを支払う日はそう遠くはないのではないかと思いますね。

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