今日は感想エントリーです。


平昌五輪が閉幕を迎えました。
一時は開催すら危ぶまれ、大会運営もグダグダでしたけれど、どうにかこうにか終わりを迎えました。
日本勢はなんと長野を上回る史上最多のメダルを獲得、頑張りましたね。
今回の平昌五輪は北朝鮮と韓国の合同チームが話題になりましたけれども、やはり北朝鮮はスポーツよりも五輪の政治利用が目立ちました。
北朝鮮選手らは多くの種目で最下位や失格に終わっています。
フィギュアスケートのペアが13位に入ったものの、アイスホッケー女子の南北合同チームは5戦全敗。スキーやスケート競技もサッパリでした。
それでも、スポーツマンシップに則て精々堂々と戦ってくれればまだ見られたのでしょうけれども、そうではありませんでした。北朝鮮選手による悪質な妨害行為です。
2月20日に行われたショートトラック500mで北朝鮮のチョン・グァンボム選手がスタート直後に転倒。氷上に倒れたまま、腕を伸ばして、日本の渡邊啓太選手のブレードを掴む妨害行為がありました。
この時は一旦レース遣り直しになったのですけれども、再スタート後、チョンはまたもや渡邊に何度かぶつかった挙げ句に転倒、渡邊選手に向けて足を伸ばして転ばそうとしているようにも見える行為を行いました。
このときの動画は直ぐにネットに上がって話題になったのですけれども、明らかに意図的な動きであり、しかも一度ならず二度までも、妨害を行っていますから、意図的なものと言われても仕方ありません。
渡邊選手は、アメリカのヤフー・スポーツとUSAトゥデーの取材に「わざとではないと思う……転んだとき、たまたま僕のスケートに手が当たった」だけで「とっさのこと」だと思うと否定していますけれども、その後のネット等の反応を見る限り、世間はそう思っていないと思いますね。
ネットに上がった動画は何十万回と再生されているようなのですけれども、それをTBSの「ひるおび」が隠そうとしたとしてネットで話題になっています。
VTRでは件の妨害行為のシーンが不自然に切り取られ「北朝鮮は転倒して4位だった」とのみ伝えられ、司会もそれに言及することはありませんでした。唯一、コメンテーターの矢代氏が無理矢理話題を変えてこの話題に触れたのですけれども、それがなければ一切スルーされていました。
他の放送局では触れていた所もあったのですけれども、「ひるおび」は何に忖度したのか報じませんでした。ネットでも相当炎上していますね。
まぁ、逆にいえば、各番組のスタンスが明らかになったともいえるのですけれども、ただでさえ注目を集める五輪競技で、あの編集では炎上するのもむべなるかな。もう開き直っているとしか思えな
ですね。
けれども、いくら情報統制をしたとしても、日本は独裁国家ではないのですから、今の情報社会で誤魔化し続けることは不可能です。「ひるおび」とてそうした偏向報道を頑張れば頑張るほど、その綻びが目立つだけの結果になると思いますね。
一方、北朝鮮は、いまだに言論統制というか思想統制を続けていることも窺わせました。
2月15日のフィギュアスケートで、アメリカのクリス・クニエリム選手とアレクサ・シメカクニエリム選手のペアがリンクに登場した時、北朝鮮の美女応援団のうちの一人が突然、笑顔で拍手したのですね。それに気づいた、左隣のメンバーが慌てて、件の女性を右肘で小突いて拍手を止めさせたのですけれども、素直な感情の発露さえ許されない、独裁思想統制国家の怖さを見る思いですね。
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