更に続きです。
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「妖印刻みし勇者よ、滅びゆく多元宇宙を救え」連載中！2月27日、北朝鮮に対する国連安全保障理事会の制裁決議の実施状況を調べる専門家パネルが、北朝鮮から、化学兵器の使用が疑われるシリアに向けて、化学兵器の製造に必要な特殊な機器が輸出されたとする調査結果をまとめました。
それによると、これらの物資は、2012年から2017年までに中国の貿易会社などを介して、ひそかにシリアに送り込まれたとし、化学兵器関連の施設では北朝鮮技術者の目撃情報も寄せられていると報告しています。
これについて、アメリカ国務省のナウアート報道官は記者会見で、「以前から懸念していたことだ。北朝鮮は、状況が困難になるにつれ、より巧妙で悪質な手段を選ぶだろう」と述べ、大量破壊兵器の拡散などを防ぐためには北朝鮮に核開発を放棄させることが必要だとして、圧力を継続する姿勢を示しました。
先日、アメリカが沿岸警備隊の巡視船をアジア太平洋地域に派遣する検討をしていると報じたところに、更に畳みかけるようなこの報道です。アメリカは着々と北朝鮮の外堀を埋めていますね。
北朝鮮への経済制裁は継続しています。
石炭や、鉄鉱石、海産物などの北朝鮮からの輸入禁止、合弁事業の制限、石油製品の輸出制限などが維持され、2月23日に中国税関当局が発表した貿易統計によると、今年1月の北朝鮮からの輸入額は約4700万ドルと、前年同月比で77％減少しています。
北朝鮮国内では経済悪化が進んでいます。
鉱山や水産業の中には操業中断に追い込まれた所もあり、従業員の給与も停止。
また、ガソリン、軽油の市場価格は二倍に暴騰し、軍隊では物資輸送に牛車を使う部隊も出ているようです。
そんな中、北朝鮮はすぐに制裁が緩和され、3月には油の値段も下がる等と住民向けの宣伝に力を入れていると伝えられています。
また、恵山の銅鉱山は中国の合弁先が事業を昨年9月に中断。今、新たな合弁相手を見つけるために鉱山の人間が中国と行き来しているので、3月になったら合弁事業を再開できるだろうとも説明しているようです。
わざわざそんな宣伝をしなければならないということは、それだけ制裁の効果が出ていると言う事です。
北朝鮮の冬は凍結の為、水力発電が止まり、ただでさえ電力難になるのに、この経済制裁ですから、住民にとっては深刻です。
それゆえ、3月にはと、この冬を耐えれば制裁も終わる、という宣伝をしているのかもしれません。
けれども、この当局による「制裁緩和近し」という説明は、昨年から度々行われてきました。咸鏡北道の茂山鉄鉱山でも、制裁によって中国への輸出が止まった後、労働者に対し「間もなく輸出が再開される」という説明が繰り返されていましたが、一向に輸出は再開されていません。
そうこうするうちにもう3月です。3月中に制裁緩和がなされなければ、北朝鮮住民も当局の言う事を信じなくなるでしょうね。
これで燃料を海上で密輸する「瀬取り」まで取り締まりされるとなれば、無条件降伏するか、暴発するしかなくなります。民衆は見殺しに出来たとしても、軍まで見殺しにしようものならクーデターを起こされる危険がありますからね。
トランプ政権は着々と北朝鮮を追い詰めていく経済制裁を掛けています。それも軍事攻撃オプションを見せたままで、です。ですから、もしも金正恩が耐え切れず暴発することがあったとしたら、その時が北朝鮮の終わりの始まりになると思いますね。
ただ、ちょっと気になるのは、今のようなジワジワと北朝鮮を経済制裁していくやり方を見ていると、北朝鮮の暴発を待っているのではないかとさえ思います。
この記事へのコメント
金 国鎮
北のヤクザ勢力の情報は。
それについて知っているのは韓国の情報部と中国の朝鮮族だけだろう。
これについては私が何度も書いている。
こんな情報は朝鮮人から朝鮮人にしか伝わらない。
朝鮮系アメリカ人を通じてアメリカに伝わるかもしれない。
日本には伝わらんね。
アメリカは西洋列強の最後。
日本は決して手放さないだろう、米軍基地だ。
自由と民主主義と聞いてあきれるよ。
問題は政治権力ではなくて戦後教育を受けた日本人の質だよ。
中国東北はソビエトが解放した。
中国共産党は無関係だ、しかしソビエトは中国に配慮した。
北と南が話し合うのに遠慮は必要ない。
北と南がどうであろうと政治は結果だ。
アメリカ・日本抜きも常識だ。
アメリカが朝鮮を厭なら出ていけばいいだけだ。
問題はアメリカのドル支配だよ。
ムンジェインは過去の経歴から生産活動に関係していない。
正念場だね。
日本はいずれ東北アジアで孤立する。
政治のブログ等ははその証拠だね。