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「妖印刻みし勇者よ、滅びゆく多元宇宙を救え」連載中!
12月25日、防衛省は、火器管制レーダーを使っていないとする韓国側の説明に対する反論文を公開しました。
防衛省はこの件について12月21日、22日と「韓国海軍艦艇による火器管制レーダー照射事案について」と全く同じ題名で反論しています。
21日は火器管制レーダーを照射されたとだけ伝え、参考としてレーダーを照射した艦艇の諸元を乗せていただけだったのが、22日のは、火器管制レーダーは水上探索に使うものではないと韓国の言い訳を論破。
韓国国防省は24日の記者会見で、遭難漁船を捜索中、海上と空中を同時に探せる探索・射撃統制レーダーを使ったことを示唆し、火器管制レーダー使用を否定したのですけれども、日本の哨戒機が駆逐艦の上空を通過したと説明したほか、哨戒機の無線での呼びかけに応じなかったのは、無線の通信が微弱だったためだと主張していました。
これに対し、防衛省は25日にすぐさま反論。「火器管制レーダー特有の電波を、一定時間継続して複数回照射された」、「駆逐艦の上空を低空で飛行した事実はありません」、「国際VHFと2つの緊急周波数の計3つの周波数で該当駆逐艦と交信を試みた」と韓国の発表一つ一つを否定しました。
韓国は一つ言い訳をひねり出せば三つくらい反論するような勢いです。しかも少しずつ情報が詳しくなっています。おそらく防衛省はもっと情報を持っているのでしょうね。
防衛省の対応には、韓国の嘘など絶対許さないという意思が窺えます。
こうした日本の反論に韓国マスコミは困惑し、苛立っています。
24日、東亜日報は「故意性なく船舶救助の作戦中に起こったという説明にもかかわらず、日本政府とメディアが韓国海軍がまるで『他意』があったように追及することは度を越した反応だ」と反発。25日には中央日報が「事情がどうであろうと、普通の時ならそのまま通り過ぎることができることなのに、日本側が事件を大きくしている格好だ」とまるで日本が悪いかのように主張する始末。
日本の反論は、事の重大性を鑑みた極普通の反論です。それで、こんなに焦った反応を見せるのは、よほど日本を舐めているか、或いは、バレたら本当に困る何かがあったのかとも勘繰りたくなりますね。
25日、自民党は防衛関係の緊急会合を開いていますけれども、会合では「韓国という国はここまでおかしくなったのか」、「国としての謝罪が最低ラインだ」、「国家の問題となっている。口頭でも脅しをかけてほしい」などと厳しい批判の声が飛び交いました。
小野寺前防衛相も「今回の件に関しては、わたしは、政府はもっと厳しく韓国に対して対応すべきだと思っている」と日本政府に、より強い対応を求めています。
また、午後に超党派の議員が開いた韓国議員による竹島上陸をめぐる会合でも、非難が相次ぎ、新藤元総務相は、「今、韓国全体が情緒で動いてしまっている。政権の運営能力はもうない。外交は死んだも同然」と話しています。
新藤議員は韓国に政権運営能力がないと述べていますけれども、ジャーナリストの須田慎一郎氏は24日のラジオ番組で次のように述べています。
須田)退役された元将軍にすぐ連絡をとりました。そうすると、韓国の軍隊にしても情報機関にしても、この辺は重なっていますが、今はアノミー状態(=社会の規範が弛緩・崩壊することによる無規則状態)、つまり統制が取れていない状況に入って来ているとのことでした。このように須田氏は韓国軍内部でモラルハザードが起きていると述べていますけれども、それが文在寅政権に愛想を尽かした事で起きているとするならば、相当深刻であると同時に、文在寅政権の政権運営能力の無さを示しているともいえるでしょうね。
その方も退役されたのは、同僚が例えば逮捕起訴されたり、あるいはパージされたりする中で、今の文在寅政権ではやってられないということで、辞表を叩きつけて辞めている方なんです。今、韓国の軍隊や情報機関においてもそういう現象が続出している。特に国情院、大韓民国国家情報院については4年以内に組織を解散するという話が持ち出ていて、やる気を失ったひと達が多い。
話を元に戻しますと、そういった中で本来の役割を果たすべきキーパーソン達が歯抜けのようにいなくなってしまっているために、コントロール不能な状態に陥っている。だから今回のことは現場が勝手にやったのではないか、何らかの意図があった、であるとか特別な命令に基づいてやっているわけではない。現場が試しにこれやってみたらどうか?という形で行われてしまったのではないか、と見立てているんです。それだけに怖いですね。
飯田)その動機は文在寅氏や今の大統領府(青瓦台)から、おぼえめでたくなるため、ということもありますよね。自分の出世にも役立つのではないかという。
須田)であるならば、まだ理由が立つんだけど、そうではなくて、それだけ重要な事が起こるだとか、これが外交問題に発展するなんてことを想定せずにこういった行動に出ている。それだけに怖いんです。
飯田)そのモラルハザードは恐ろしいですね。
須田)軍隊の中では、そういったモラルハザードがどーっと起こってきているということらしいんです。
全てを壊していく文在寅大統領。やはり先は長くなさそうな雰囲気が漂ってきましたね。
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