韓国の言い訳を粉砕した哨戒機動画

 
今日はこの話題です。

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韓国軍による自衛隊哨戒機へのレーダー照射問題で、防衛省は12月28日、哨戒機が撮影した映像を公開しました。

もう既に件の動画を見られた方も多いかと思いますけれども、高度と距離を保って撮影された映像は、これまで韓国が反論していた内容が悉く嘘だったと誰の目にも明らかでした。

韓国駆逐艦のすぐ傍にいる北朝鮮の遭難船舶。

晴天の空。

穏やかな海面。

火器管制レーダーを使う必然性はゼロの状況です。ましてやそれを自衛隊機に向けるなど、在り得ないことです。

それにしても、映像での哨戒機パイロットとクルーの方の冷静な対応には頭が下がります。実に落ち着いて淡々と任務をこなしているようにみえました。速射砲で簡単に仕留められてしまうであろうあの距離で、あの対応。練度の高さを感じましたね。

哨戒機は、火器管制レーダーの照射を受けて尚、韓国駆逐艦に対し、三つの周波数で、その意図を繰り返し確認しようとしていました。

金沢工業大学虎ノ門大学院教授で元海将の伊藤俊幸氏によると、「使った周波数は緊急信号用で、軍艦は常に聞いておかなければいけないもの。三つとも聞けない状態なら、艦艇の体をなしていない」とバッサリ。



28日、映像の公開を受け、韓国国防省は「日本側が映像資料を公開したことに深い憂慮と遺憾を表明する。一方的な内容を盛り込んだ映像を公開し、事実関係をごまかしている……日本の哨戒機に追跡レーダーを運用していない事実には変わりがない……一般常識的な側面で、日本側の主張に対する客観的な証拠だと見るのは難しい」と否定しました。なんか反論が 北朝鮮や中国にそっくりに見えてきました。

これに対し、佐藤正久外務副大臣は「周波数等まだ証拠はあるのに!……批判される言われ無し。韓国との約束に基づき公開前に事前通知し、映像も事前交付済み。映像には英語版もあり、外信も理解しやすい。当然、米軍とも情報は共有済みだ」と怒り心頭のツイートをしています。

この怒りは日本だけではありません。アメリカもです。

ある米軍関係者は「当事国ではないので黙っているが、内心は『韓国軍は何てひどいことをしたのか』『非常識だ』と思っている。火器管制用レーダーの照射は、戦争の引き金となりかねない危険な行為だ。訓練ならともかく、予告なしの照射はあり得ない。今回の件は、世界の軍関係者が『韓国が悪い。日本は悪くない』と理解している。日本はもっと怒るべきだ」とマスコミの取材に答えています。

少なくとも、日本側の主張はアメリカには認められていますし、この米軍関係者のコメントに従えば、世界中の軍関係者は日本の味方についているということです。そして、今回の動画公開で、それが軍関係者から広く世界の人々に拡がっていくであろうと思われます。

韓国が火器管制レーダの照射を頑として認めない現状では、今回の動画公開も止む無しと思いますね。

ただ、今回の動画公開に関しては、当初防衛省は「韓国がさらに反発するだけだ」とし、岩屋防衛相も否定的だったそうです。それを覆したのが安倍総理の鶴の一声だったそうです。

その理由として、いくつか憶測されているようです。

自民党関係者によると、日韓合意に基づく元慰安婦支援財団の解散や、元徴用工判決などで安倍総理は「韓国に対し相当頭にきていた」そうで、それで公開になったのだ、とか、2010年の民主党政権時の尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件が頭にあり、「後で映像が流出するのも嫌だから『出せ』と言っているのだろう」とか、色々言われているようです。

ともあれ、政府は、韓国に謝罪させるという方針を固めていて、韓国側がレーダーを照射した事実を認めるまで、少しずつ証拠を提示していく方針のようです。

韓国は今回の動画について「客観的な証拠ではない」と強がっていますけれども、韓国が認めるまで少しずつ証拠を提示するといっている以上、第二、第三の隠し玉を防衛省が持っていることは間違いありません。

まぁ、一部には「証拠の逐次投入は愚の骨頂だ」という意見もあるようですけれども、筆者は逐次投入の弊害の一つである「戦況を長引かせる」ことこそが少しずつ公開する目的だとは言わないまでも、長引けば長引く分、世論の関心を切らさせない効果があると思います。

というのは、今回の件については、韓国が言い訳をするたびに、それを一つ一つ論破していっているからです。

モリカケのように無い事無い事をいつまでも穿り返していたら、やがて飽きてしまうでしょうけれども、言う傍から逃げ道を塞いでいく今回の手法は、まるで詰将棋を見ているようでもあり、話題に事欠きません。

韓国は「人道主義的な救助活動に集中していた韓国艦艇に対して日本の哨戒機が低空飛行をしたことに、友邦国として大変失望する」だとか「日本側は韓国と軍事友好協力関係を維持する精神を持続的に堅持しなければならない」とか上から目線ですけれども、実際は日本に「泣きを入れている」も同然です。

けれども、こうした事態になったのも、素直に謝罪せず、言い訳ばかりしたからです。同情の余地はない。

どんどん逃げ道が無くなる韓国。やはり最後は謝罪するしかないのではないかと思いますね。

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