毅然とした日本に慌てふためく韓国

 
昨日の続きです。

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韓国の言い訳を粉砕した防衛省のP1哨戒機からの動画ですけれども、韓国国防部は謝罪どころか、証拠にはならないと反論しました。

曰く、「火器管制レーダを照射された時のクルーの声は緊急状況ではない語調だった」、「レーダーの周波数に関する情報がない」、「照準を受けたのなら日本哨戒機は回避すべきだが、映像ではむしろ左に回って広開土大王艦にさらに近づいている」、「クルーの発音が悪くて『South』が『Coast』と聞こえた。海警を呼んだと考えた」、「日本哨戒機が広開土大王艦に500mまで接近し高度150mで低空飛行して広開土大王を威嚇した」などといった内容です。

自分達がこれまで主張してきたことが全て嘘だったとバラされてもあくまでもシラを切るようです。

けれども、クルーの声が緊迫していないだの、レーダーを受けても更に近づいてきただの、発音が悪いだの、低空飛行で威嚇しただのといった韓国の言い分は多分に彼らの主観に基づくものであり、反論になっていません。

ちなみに、公開された動画では、P1哨戒機は韓国駆逐艦の上空は飛んでいませんし、高度150mを保って500mより近づいていませんでした。これは、航空法施行規則174条および国際民間航空条約第2付属書に規定されている規則に則った飛行です。
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また、照射を受けたレーダー周波数については、軍事機密に属する内容です。

防衛省幹部は「どの程度、正確に電磁波を受信できるかはP1の能力に関わることで、公表できない」と話していますから、今後公表されることはないと思われます。

当然韓国もそれが分かっているので、周波数データが公開されないことを楯に最後までシラを切り通す腹なのかもしれません。

29日、韓国紙は、防衛省の動画について、韓国国防省の反発を伝える一方、日本の対応については「安倍政権が支持率回復のために問題を利用しているのでは」との分析も出ているようです。

事実を公開しただけで、支持率回復の為だとか、下衆の勘繰りも甚だしい。そもそも安倍政権の支持率上昇に嫌韓を煽ることが必要ではありません。寧ろ、嫌韓を煽ろうものなら、国内マスコミが安倍政権を叩くくらいです。

これまで何かと韓国の反日を隠し、庇っていた日本のマスコミでさえも、今回の問題を庇うことが出来ない。その重大さを韓国マスコミはもっと認識すべきだと思いますね。

少なくとも、韓国以外の海外は日本の主張を認めています。防衛省が英訳版の動画を公開したこともあるのでしょうけれども、韓国の主張は事実に基づいていないとちゃんと理解されています。

日韓関係筋によると、韓国側は当初、レーダー照射問題を公表しないよう日本政府に要請していたそうです。つまり、韓国は最初からこの問題が公になると拙いと分かっていたということです。

今回の問題について海自幹部は「韓国側が最初に謝罪していれば早々に幕引きしていた。韓国側が、回答できないレーダーの情報を求めるのは想定内。不可解な説明を積み重ね、引くに引けない状況なのだろう」と述べています。日本は謝罪さえしてくれればそれで済ます積りだったのですね。

けれども、ここまで問題を大きくなった責は謝罪せずに、日本が悪いといつもの言い訳を繰り返した韓国にあります。

今回の問題について韓国の狼狽えた対応は、日本のこれまでとは違った"普通"の態度にある種、困惑しているようにも見えます。

ノンフィクション作家の門田隆将氏は、「日本には強く出ればそれでいい」と思い込んでいたのが、突然通じなくなったことに面食らっていると指摘し、「日本は毅然とした国だ」と韓国に実感させることが肝要だと述べています。

これまでの流れを見ても、それは正しいと思いますね。

まともな日韓関係が構築できるか否かは、日本が「毅然とした対応」を貫けるかどうかに掛かっていると思いますね。

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