加速する韓国の因果応報

 
今日もこの話題です。

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1.業を重ね続ける韓国

7月25日、韓国首相室は国政懸案点検会議で李洛淵首相が、日本政府の輸出管理適正化措置について「万一、日本が状況をさらに悪化させれば、予期せぬ事態につながる恐れもある……事態をこれ以上悪化させず、外交的協議を通じ解決策を見いだそう……われわれは外交的協議の準備ができている。日本政府の賢明な判断を期待する」と述べたことを公表しました。

3週というか3年くらい周回遅れの発言です。輸出管理をめぐる両国間の協議を3年放置しておいて何を今更感が拭えません。

勿論日本は「賢明な判断」で韓国の要求を拒否しています。

韓国は日本の輸出管理適正化措置を元徴用工問題に対する「経済報復」だなんだと批判していますけれども、単に優遇措置を除外するだけであり、規制でも報復でもありません。ただ、強いていえるとがあるとすれば、これは韓国のブーメランというか「因果応報」なのではないかと思いますね。

元徴用工判決問題では、日本が日韓請求権協定に基づき、半年以上、二国間協議を求めてきました。韓国はそれを一切無視してきました。今回の日本の輸出管理厳格化では、立場が逆転し、韓国が協議を懇願しています。筆者にはまるで韓国が日本に対して行った行為の報いを受けているように見えて仕方ありません。

韓国はなんとかこの問題で協議に持ち込もうと、日本を批判しています。先の李洛淵首相の発言では「予期せぬ事態につながる」と脅しすらかけています。けれども、これで韓国が自身の因果をくらますことは出来ません。日本が今回の措置へと輸出管理を見直したのは、「韓国に対する信頼が失われた」からです。これは日本政府が明言していることです。

従って、韓国は日本に対する信頼を回復するための言動をしない限り、韓国の因果が解消されることはないと思いますね。韓国が他国を巻き込み日本を批判するのは、因果を解消するどころかより業(カルマ)を積み重ねていることになっていると思いますね。

筆者の見るところ、韓国にはこの類のカルマ返しが次々と起こっているように見えます。


2.火器管制レーダ照射の報いを受ける韓国

先日のロシア軍機による竹島付近の領空侵犯に関しても、ロシア政府は韓国国防部に電文を送り、「昨日(23日)、ロシアの航空宇宙局所属の戦略爆撃機や早期警戒管制機は計画された飛行を行った。韓国F16戦闘機2機がロシア空軍機に接近し、飛行航路を妨害して威嚇するなど、非専門的な飛行をした。韓国のパイロットらはロシアのパイロットと交信しておらず、警告飛行もしなかった……計画された航路に従って飛行しており、国際法を順守した。韓国空軍が類似の飛行を繰り返した場合は、対応措置を取ることも考える」と告げられたことを韓国のユン・ドハン大統領府国民疎通秘書官が公表しています。

これなど、昨年の韓国軍艦による空自機による火器管制レーダ照射事件での韓国の言い分をそのままロシアに言われてしまっています。これなども、韓国が日本に対して行った「火器管制レーダ照射」という業(カルマ)がロシアによって返されているのだと見ることも出来ます。

25日、韓国国防部はソウルでロシア側と局長級実務協議を開いたそうですけれども、韓国側はその場で、領空侵犯の証拠となる、ロシアのA50早期警戒管制機を軍のレーダーで捉えた航跡データを渡したようです。

これなども、日本が韓国艦による火器管制レーダ照射事件後、韓国側と協議を行い、火器管制レーダが照射されたデータを韓国に提示して韓国側のデータと付き合わせようとしたことを彷彿させます。この時、韓国は自身のデータの提出を拒否しました。

これの因果を韓国が今受けているのだとするならば、ロシアは韓国が提出したデータを認めず、自身のデータも出すこともなく、「韓国が威嚇飛行したのだ」と居直っておしまいにするでしょうね。

また、逆にロシアにしてみれば、韓国軍のレーダーでどこまでロシア機の航跡を追尾できていたのかが協議で態々明かしてくれたことになります。

筆者は一昨日のエントリー「竹島領空侵犯と米韓同盟の黄昏」で、ロシアの行動は「威力偵察」ではないのかと述べましたけれども、今回韓国がデータを提出したことで、ロシアの目的がある程度達成された可能性があります。


3.新しき因を蒔く日本と古き因に繋がれた韓国

更に、今回の輸出管理適正化措置に端を発したボイコットジャパン運動が、韓国自身を苦しめています。

日本製品の不買運動を呼び掛けに応じたソウルの一部スーパーマーケットが日本の商品を撤去したり、ガソリンスタンドの団体に日本車への給油拒否を要求したり、少しでも日本と関わりがあると見られようものなら、即攻撃対象になる始末。

LCC(格安航空会社)も日本行きのチケットが続々とキャンセルされていると伝えられています。韓国のLCCは現在6社で、その路線の実に4割近くが日本行きの路線です。日本行きの路線は搭乗率が8割を超え、所謂ドル箱路線でした。それが今回のボイコット運動で大きく減益になっているそうです。

最早、セルフ経済制裁といっていいような有様です。

日本に依存しているくせに、反日を好んできたという構造が、韓国自身を苦しめています。

貿易依存度の高い国とは友好関係を保つのが普通です。けれども、韓国は逆を行った。反日を煽ることを政権浮揚の手段に使った。それが通じている内は良かったかもしれませんけれども、そうでなくなったら、一気に詰んでしまう。

けれども、これも大枠では因果応報だといえると思いますし、それ以前にそもそも韓国は物事の因果に無頓着というか、「現在の結果は過去に原因がある」という絶対の原則を全く考えていないのではないかとさえ思えるほどです。

日本も今まで韓国の我儘放題に目をつぶり、甘やかしをしてきたという因果の報いを受けてきました。慰安婦にしろ何にしろ、何度も何度も韓国にタカられ、謝罪を繰り返してきたのもその一つでしょう。逆にそうした日本の態度が韓国をして、日本が韓国を援助するのは当たり前だという身勝手な考えを醸成する"因"になっていたのかもしれません。

けれども、日本はようやくそれに気づき、その"因"を断ち切ろうと動き始めているように見えます。

過去は変えられないですけれども、未来は変えられる。未来を変えるためには、今を変えること。未来を変えるための"因"を植えることです。

未来に向かって、新しき因を蒔き始めた日本と、過去から一歩も動かず因果の報いを受け始めている韓国。その応報は未来が教えてくれるでしょうね。

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