歴史を忘れた民族に未来はない

 
はじめに業務連絡です。
 
日比野庵のプロバイダ(biglobe)が大規模メンテナンスを行った関係で、ブログ表示がデフォルトに戻ってしまいました。
 
管理人画面も様変わりしていて、元のデザインにまで戻せるのかも判然とせず、色々と戸惑っております。
 
最悪の場合は一からの再構築になるかもしれません。いずれにせよ、すぐに手をつけられる余裕がありませんので、時間をかけてゆっくりと修正していきたいと思います。なにとぞ、ご容赦いただけますようお願いいたします。


昨日の続きです。
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画像「妖印刻みし勇者よ、滅びゆく多元宇宙を救え」連載中!

日本政府が発表した、韓国への半導体素材の輸出規制について、韓国が危機感を募らせています。
 
7月1日午前、韓国政府は洪楠基経済副首相兼企画財政部長官の主宰で非公開の経済懸案会議を開き、半導体材料の対韓輸出規制への対応を議論。韓国の主要な新聞も1面で大きく伝えています。
 
韓国紙・毎日経済は、日本が輸出を全量規制した場合、「半導体生産を相当部分中止しなければならない恐れもある」とし、代替品を探すのが難しく、規制の長期化は「半導体産業と韓国経済に悪影響を及ぼす」と報じています。
 
けれども、まだこういった現実を報じているのはマシな方です。社説となるととんでもないものもあります。
KNSニュース通信のコラム「日本が大韓民国に経済戦争を宣言した」では、「盗人猛々しいにもほどがある日本の韓国大法院判決に対する経済報復にはあきれる」だの「日本はすでに民主主義国家ではなく軍国主義国家だ」だの顔真っ赤にして言いたい放題です。
 
けれども、結論が何かというと「今回の機会にこれまで日本に依存してきた核心品目の国産化を推進しなければならない。……今回の機会に日本との経済的取り引きを最大限減らしていかなければならない」とお決まりの国産化と不買運動です。感情論からあまり先に進んでいるとも思えません。
 
ただでさえ、文在寅大統領のお蔭で経済が壊滅しているのに、日本からの中核部品が入らなくなったら、すぐに息詰まることは目に見えています。とても国産化が出来るまで持つとは思えませんね。
 
7月1日、韓国の産業通商資源部は、業界関係者を交えた緊急懸案点検会議を行い、重要な材料・装備・部品の供給安定化と技術力向上などのために「素材部品装備競争力強化対策」を早急に発表し、積極的に推進するとしています。
 
産業通商資源部の鄭升一次官は、このような事態に備え関連業界との共同での技術開発を通じ、「輸入先の多角化」「国内生産設備の拡充」「技術開発による国産化」などを積極的に推進してきたとコメントしていますけれども、それが本当であれば、WTOに提訴するだの、経済報復だの四の五の言わずに、それでやればいいだけですね。
 
7月2日、安倍総理は今回の措置について読売新聞のインタビューで「国と国との信頼関係の上に行ってきた措置を見直した……対抗措置ではない……日本はすべての措置はWTOルールと整合的でなければならないという考え方だ。自由貿易とは関わりない」と述べています。輸出停止でも関税でもなく、ただの優遇措置の撤廃ですからね。WTO案件になるかも怪しい。
 
昨日のエントリーでも触れましたけれども、現実には、韓国の半導体メーカーは国外脱出を図ると思います。人のせい、日本のせいにするのは勝手ですけれども、それで事態が改善する訳でもありません。もしそう思っていたとするならば、それは、いままで日本が一方的に譲ってきた”失策”があったからです。
 
けれども、時代は変わりました。
 
7月1日、日本商工会議所の三村明夫会頭は都内で記者団の取材に対し、今回の規制強化措置について「ひとつのアプローチだ。これをきっかけに話し合いを開始することを強く期待したい……日本は自由貿易の旗手だが、イシューによってはしょうがない」とコメントしています。
 
6月27日、三菱重工業は株主総会の質疑で、徴用工訴訟の原告側の立場の株主から「韓国の裁判所が出した判決に従う考えはあるか」との質問に「日韓両国間および国民間の請求権に関する問題は日韓請求権協定により完全かつ最終的に解決され、いかなる主張もできないと理解している……韓国大法院の判決は極めて遺憾であり、当社は日本政府と連絡を取りつつ適切に対応していく」とはっきりと和解には応じない姿勢を示しました。
 
この問題について官民共に一歩も譲らない姿勢を維持しているということです。
 
それに、規制強化は半導体素材だけで収まりません。政府は今後他の品目にも制限対象を広げる方針だとも報じられています。制限される品目にもよりますけれども、韓国経済はメタメタになる可能性があります。
 
件のKNSニュース通信の件のコラムは、韓国お決まりの「歴史を忘れた民族に未来はない」で絞めていますけれども、日本をここまで怒らせたのは、昨年からの度重なる韓国の狼藉が原因です。
 
韓国がわずか一年にも満たない過去の歴史を都合よく忘れているのだとすれば、韓国民族に未来がないことを、彼ら自身が知らなければならないと思いますね。

この記事へのコメント

  • 久しぶりに拝見しました

    スッキリとして、読みやすいですね。文字中心のブログに向いているデザインな気がします。
    2019年07月25日 02:40

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