N国党が扉を開けた下剋上の時代 ~日本の未来を俯瞰する~

今日はちょっと趣向を変えて、妄想エントリーです。 
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1.高須・立花対談

8月23日、ニコ生で、高須医院長とN国党の立花代表との討論会が生配信されました。

筆者もちょっと見てみたのですけれども、殆ど噛み合ってなかったですね。

高須医院長は、自分が大好きなマツコ・デラックス氏を攻撃するとは何事だ、タレントは面白ければよい、という意見に対し、立花代表はN国党の政党目標を達成する一手段としてマツコ氏を叩いたに過ぎないと応じていました。

「戦略の階層」でいえば、高須医院長が、マツコ氏を叩くという方法論「戦術」階層を中心に意見していたのに対し、立花代表は「NHKをぶっ壊す」という「政策」階層の戦略があり、そこから下の階層に展開していていった結果、"勝つためにどう戦うか"という「戦術」階層で、そうなったに過ぎないという説明であったように思います。

両者が考えている「戦略の階層」がそもそも違っていたので、噛み合うわけないなと思いましたね。

対談最後に行った視聴者アンケートでは、立花代表の支持が70%超と圧倒する結果となりました。

今回の討論をみて筆者は、立花代表の行動に「戦略の階層」でいう「政策」階層を重視するか、「戦術」階層を重視するかで、意見が分かれるのかな、という気がしました。

あと、今回の動画をみても、筆者には、やはり立花代表が「信長」に見えてしまいますね。

対談途中で、立花代表は、あまりの話の噛み合わなさに、「酷いなこれ」とか、対談を「これ1時間にして貰っていいですかね」などと発言し、明らかにイラついていることが見て取れました。おそらく、「話の通じない馬鹿を相手にして時間を無駄にするのが我慢ならない、合理的ではない」という気持ちの表れではないかと思います。

当時、信長と対面したポルトガルの宣教師ルイスフロイスは、信長について「戦を好み、修練に励み、名誉心に富み、正義に厳格であった。……性急な性格ですぐに激昂するが、普段は大人しかった……対談の際、遷延することや、だらだらした前置きを嫌い、ごく卑賎の家来とも親しく話をした」と書き残しています。

また、作家の司馬遼太郎は、信長について、人間の「機能」にしか興味がなく、「何が出来るか、どれほど出来るか、という能力だけで部下を使い、抜擢し、ときには除外し、ひどいばあいは追放したり殺したり」もする「すさまじい人事」を断行したと評しています。

立花代表は対談でも、「マツコ氏を叩いたのは数字を持っているからだ」と述べていましたけれども、数字を持っている人だけを相手にするのも、信長の「人間の機能」にしか興味がなかったというのに通ずるところがあるように思います。

筆者は立花代表を「物凄く正義感の強い、超々合理主義者」だと見ています。

司馬遼太郎は、更に信長を、非常に直観的で、美しいものが好きであるという、芸術家のような側面を持っているとも述べていますけれども、信長は「名物狩り」と呼ばれるほど、茶器・名物を好んで収集しました。

これも、筆者には、徹底した合理主義者であるが故に「優れた物を傍に置きたい」という気持ちがそうさせたのではないかと思えてならないですね。

まぁ、神様も色んな人間を創ったものです。




2.日本の未来ロードマップ

ここからは筆者の妄想なのですけれども、立花代表を「信長」だと捉えたとき、日本のロードマップというか未来のシナリオみたいなものがあるのではないかと思い始めています。

それは何かというと、日本の歴史上の大きな内戦がここ数十年でもう一度繰り返されるというシナリオです。

まぁ、太古まで遡ると日本では、いくつもの内戦がありましたけれども、筆者が想定している内戦は平安末期の源平合戦からの内戦です。太平記の南北朝の動乱を除くと平安末期以降で、日本の内戦は大きく次の三つがあったと思います。
1)源平合戦
2)戦国時代
3)明治維新
これらの内戦が、平成を含んだ今の時代に、大体十年単位で繰り返した/繰り返すのではないかと思うのですね。
上述した内戦を今の時代に引き当てて無理矢理ロードマップを引いてみます。
1)源平合戦 2009~2018
2)戦国時代 2019~2028
3)明治維新 2029~2038
このように、源平合戦、戦国時代、明治維新が、それぞれ10年単位で繰り返すというロードマップです。過去十年が源平合戦の繰り返しだったのだと仮定すると、今後の二十年は、戦国と明治維新が来るはずだという妄想シナリオですね。次にそれぞれについて見ていきたいと思います。




3.保守と反日サヨクが争った現代の源平合戦

最初に挙げた源平合戦についてですけれども、2009年から昨年2018年までの10年で区切りました。2009年は政権交代が行われ、あの民主党が政権を獲った年です。民主党政権では、いわゆる「反日サヨク」が幅を利かせ、日本を覆いました。はっきり言って、日本の危機の時代だったと思います。

それが2012年の総選挙で自民党が政権の座に戻り、「反日サヨク」への反攻が始まりました。当時、安倍自民党は「日本を取り戻す」というスローガンを掲げて選挙戦を戦いましたけれども、現代の源平合戦を「保守と反日サヨク」の争いだったとするならば、「日本を取り戻す」というスローガンは、ある意味その通りだったのではないかと思います。

源平合戦でも、最初は源氏が敗れて落ちのび、再び鎌倉で挙兵して盛り返しましたけれども、これも自民が2009年の総選挙で敗れて下野し、その後、2012年に政権奪取して盛り返してきたのも不思議と同じ構図です。

あれから十年経って、反日サヨクの退潮は誰の目にも明らかになりました。

各種世論調査でも、"反日"野党を支持するのは、高齢者層ばかりで将来の展望は明るくありません。今や、朝日などの反日メディアや反日言論はネットでバンバン叩かれています。

果たして、反日メディアや反日サヨクの今いる位置が、一ノ谷なのか屋島なのか壇ノ浦なのかは分かりませんけれども、もはや現在の源平合戦の大勢は決したのではないかと思いますね。

はて、現代の義経役は誰だったのでしょう?

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4.下剋上の時代がやってきた

今回の参院選について、NEWPEACE選挙ドットコムJAPAN CHOICEなどのNPO法人と政治や選挙のアップデートを目指す株式会社が「#リアル選挙分析 参院選2019プロジェクト」を立ち上げ、投票日の7月21日に全国5000サンプルでネット調査をし、投票行動の分析を行っています。

それによると、それぞれの仕事の状況や社会観などを軸に調査と分析をした結果、「日本が『希望格差社会』であると看破されてから15年、いよいよ日本は『希望分断社会』に入ってきたかもしれない」と結論づけています。

確かに、社会的エリートをして「上級国民」と揶揄する言葉が出ていることからみても、今は、身分によって出世が決まるというような希望が失われつつある時代になっているという指摘は理解できます。

つまり、武士は生まれながらにして武士であり、農民は一生農民だという訳ですね。

けれども、筆者の"妄想ロードマップ"に従えば、N国党が世に出てきた今年、2019年からは戦国時代が到来することになります。庶民にとって、これからの十年は下剋上の時代になるということです。

第六電波王・立花孝志」のエントリーでも述べましたけれども、N国党の立花代表は党勢拡大の為、現代の農民、即ち無党派層に働きかけ、兵集めをしています。

高須医院長との対談でも立花代表は、元「青汁王子」こと三崎優太氏や、ニコ生の"ナナハラクン"など、有名人にN国党から出馬して欲しいなどと述べていますけれども、確かに人を"機能"として見たならば、沢山のユーザーという"数字"を持っている人を出馬させるのは非常に合理的です。

おそらく、立花代表は、三崎優太氏や、ナナハラクン以外にも、有能で数字があり、不公平感を持っている人ならばどんどん取り立てて"仕官"させ、立候補させていくと思います。

つまり、地盤、看板、鞄といった「身分」がなければ、政治家になれないという既存の仕組みを破壊していくわけで、実力一本でのし上がる"下剋上"をN国党で実現させるという訳です。

その意味では、今の若い世代の人は、正社員になれないと嘆くのではなく、逆に下剋上の時代がやってきたと希望を持ってもよいのではないかと思いますね。




5.現代の信長は天下を統一するか

もし、N国党の立花代表が、現代で信長の役割をすると仮定すると、その目的はN国党が目指す「NHKのスクランブル化」というよりは、「既得権益の破壊」になると思います。

NHKのスクランブル化など、既得権の一つの破壊に過ぎず、その他にも既得権益がある分野を破壊していくと思います。立花代表は、元「青汁王子」の三崎氏の話で、初めてホストクラブに行ったといい、彼らが高額納税者であるにも関わらず、選挙に行かず、その意見が反映されないと指摘し、ごく一部の人達で政治を決めているのがいいのかと、「直接民主主義」をやりたいと述べています。

立花代表が述べた「直接民主主義」が果たして、信長の「天下布武」に当たるのかどうかは分かりませんけれども、立花代表の「直接民主主義」が実現すれば、いまよりは"風通しの良い"社会になると思います。

仮に立花代表が天下を取れなくても、NHKのスクランブル化を行う過程で、次々と既得権益を破壊していくはずです。立花代表はNHKのスクランブル化に向けて4段階のステップで行うとしていますけれども、NHKを始めする既得権益側が頑張って抵抗すればするほど、その他の既存の仕組みも次々と壊されていくことになると思います。

立花代表は自身の動画などでNHKのスクランブル化には時間が掛かると述べていますけれども、既得権益の破壊に重心を置くのなら、NHKには出来る限り頑張って粘って貰って、N国党が現在の身分制や既得権益を破壊する"手助け"をさせた方がよいかもしれません。

立花代表は今回の参院選について、「泡沫と言われていたが、自分の中では想定の結果……政界の風雲児、織田信長。参院選は桶狭間だった」と取材に答えています。

まぁ、政治家が自身を戦国武将に擬えることはよくありますし、戦国といえば信長だとなるのも特段珍しいことではありませんけれども、こと、やっていることや性格を見る限り、立花代表は一番「信長に近い人物」ではないかと思いますね。

立花代表が先の参院選を桶狭間だとしているのなら、その直前に信長よろしく"熱田神宮"に願掛けしていても良さそうなものですけれども、それに類することをやっていたのかちょっと聞いてみたい気もしますね。

何れにしても、立花代表の評価は、今の世でなく後世に委ねられるのではないかと思います。




6.そして価値観の大転換へ

そして、筆者の"妄想ロードマップ"に従えば、下剋上の戦国乱世終わって次に来るのは、2029年頃から始まるであろう現在の明治維新です。

明治維新は、幕藩体制から天皇親政への転換とそれに伴なうあらゆる部分での革命ですけれども、その発端は、黒船来航に象徴される欧米列強の経済的・軍事的進出に対する攘夷運動です。

これを現在に当てはめるならば、勿論、政治的に国際情勢等々の激変もあるでしょうけれども、「大きな価値観の転換」がそれになるではないかと思います。

仮に、2019年からの十年で、立花代表などが既得権益を破壊し、身分制を引っ繰り返すことになったとすると、その時の日本は随分と風通しのよい世の中になっている筈です。

その時は、個人の意見を今以上に世に拡散させるインフラが整っていることは元より、一攫千金、立身出世もより容易になっていることが予想されます。つまり、民意あるいは個人の意見や行動がよりダイレクトに社会に影響を及ぼすようになっていく。つまり、評論家の岡田斗司夫氏が唱えている「評価経済社会」がより進んだ社会になっているだろうということです。

そうなると、その反面、その風通しの良くなった"評価経済社会"で如何なる風を吹かせるのか。その風の質が問われるようになると思うんですね。

令和の百姓一揆と変わる報道の在り方」のエントリーでも述べましたけれども、民意がダイレクトに反映される社会は、民意の質がそのまま政治に影響を及ぼすことになります。

勿論、民主主義国家は国民に主権があるということですから、民意で国が動くのはその通りですし、そうあるべきです。けれども、N国党の立花代表が既存の仕組みを破壊し、「直接民主制」をある程度以上実現するのだとしたら、民意および民意を形成する基となる価値観の良し悪しがより重要になってくる筈です。

お隣の国のように、「恨」を根本に持つ「情」で民意が左右されてしまうとあっという間に亡国の憂目にあってしまいますからね。

そこを正していく何かが要る、箍を填めるではないですけれども、道を間違わないようにするためのどっしりとした価値観が求められるようになる。要するに、既存の価値観の見直し、その意味での所謂"御維新"が始まるのではないかと思うのですね。

それが何かはまだ分かりません。けれども、わずか10年やそこらでそんな"明治維新2nd"たる「令和維新」が起こるとするならば、其の萌芽は既に今現在にある筈です。その時には、松陰なり、龍馬なり、西郷なり、大久保なり、木戸なり、新しい御維新を担う人材が出てくるのではないかと思いますね。

……妄想です。


関連エントリー
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第六電波王・立花孝志

この記事へのコメント

  • インド辛え~

    おはようございます。
     朝から、一気に急激な1円以上円高と、
    東京株式市場もつられて、500円以上の
    暴落しております(09:04 時点)。
     源義経、織田信長、勝海舟、坂本龍馬……。
     サイト主様の妄想全開モードのボタンを
     「ポチッとな(笑)!」(ヤッターマン引用)
    って感じで、背中押しちゃったかなぁ~。
     今から、伯母、母親の見舞い(親父様は、介護)で、書けないけれども、自分は、良い着眼点!だと思われます。 敬具。
    2019年08月26日 09:13
  • さんさん

    N国党、立花氏の選挙戦略は一発芸、炎上芸を得意とした、単なるポピュリストで保守派でも有りませんよ。
    元NHKに勤めてた経験でメディア戦略と云うか、目立つ事を第一と捉えてるやり方で下剋上と云うよな実力で無名同然から這い上がるやり方とは違います。埼玉知事選での候補者擁立も売名の為だそうです。立花氏の考えは無名より悪名が勝ると云う極めて異質なもので、その考え自体も支持出来ません。
    最近と成り立花氏の過去の発言が注目され出し、氏がSEALDsの前身安SASPLと共に保法制に反対してた事や小沢信者で有る事実が晒され出しましたね。
    氏の無名より悪名が勝る、その為なら何でも遣る、売名の為なら労を惜しまずの劣化ポピュリズムの手法も完全否定してましたが、ここに来て、氏が小沢支持派で安保法制に反対したり、安倍総理を罵っていた事実も出て来たので、氏の存在自体、ネット保守層を分断する、新手のパヨクだと思ってます。
    少なくとも氏が自白する通り彼は保守派でではない。
    氏に出来る事は、山本太郎に流れようとする、軽いネット票を引き留めて置くダケの存在ですね。
    2019年08月26日 10:57
  • さんさん

    小沢一郎に政治献金をし、小沢の為に嘘も平気でテレビでも付く、大嘘付きの上杉隆を幹事長に迎え入れ、私の師匠だと持ち上げ捲った上に、都知事選でN国党候補として擁立する話が出てますね。
    人間的にも非常に欠陥が多い立花孝志氏は、地方統一選が終わった直後に自党に所属する都議会議員から、一律130万円を徴収すると云う乱暴な手段に訴え、その意向に従わない者を粛正した人で、金に関しても既に色々な問題事件を起こして居ります。
    下ネタが得意でYOUTUBEで上げられた動画の中でも、他者、過去に自分の仲間だった者を下ネタを用い中傷する動画を公開してますね。
    私は其の感覚に全く付いて行けません、その動画を見るハメに成ったんですが、人間的に下劣で気持ち悪い物まで感じてしまいました。
    品行下劣にして俗物と云う感じで信長に当てはめて考える自体、信長はおろか、歴史的な人物への愚弄。
    先人に対する愚弄と取れてしまいます。
    しかも立花孝志氏、本人が本邦出身者では無く半島の血だと強く疑われます。
    確かに日本人感覚として付いて行けない部分が多いですね。ユーチュバーを起用する作戦は有能だから身分を問わず採用しようとする信長の方針と似た物が有ると云う認識は事実誤認で、本当の所はネットで有名な奴を引っ張り出す、有名人動員作戦で、其の考えは立憲民主党のタレント大量動員と同じです。
    立花氏の場合はネット限定の有名人を利用する事でネット票を奪いたい目的が見え見えですけどね。
    直接民主制とか言い出したのも如何にもポピュリズム過ぎる。
    ハッキリ言って、ネットで保守票を奪おうとするのは、安倍自民に票が行か無い様にする反日野党側の作戦の一部として立花孝志が機能してるんじゃないですか。
    NHKの問題も実は、反日、偏向放送を止めさせたい手段としての問題ですよね。それがドウ云う訳か目的化してる部分にも本末転倒な部分を強く感じますが
    現実として立花孝志に求められる役割は、山本太郎に流れてる、軽いネット保守票の引き剥がし位しか有りませんけどね
    もっとも、両者には小沢と云う小沢繋がりという共通部分も有るので見逃す訳には行けませんが。
    所で埼玉知事選で与党候補の足を引っ張ったのがN国党から立候補した奴だとも見られてますね。
    NHK
    2019年08月26日 16:48
  • 日比野

    さんさん、さん

    こんばんは。コメントありがとうございます。

    ご指摘の動画類は、私も全部ではありませんけれども、見たことはありますし、さんさんさんのおっしゃる事は分かります。

    筆者はN国党および、立花氏に対して、今のところ擁護も批判もしません。あくまでも立花氏とN国党がもたらす結果を、彼の行動、言動から予測するスタンスでいるつもりです。

    その先読みをする際は、あまり感情のフィルターを掛け過ぎると、読み誤ってしまうので(民主党政権時にそれで失敗したことがあります)、極力それは排除していきたいと注意しています。

    過去の偉人になぞらえるのは、先読みの助け(参考)になると思っているからで、特に他意はありません。冒涜だと思われたのであれば、そこについては謝罪します。
    ※私は対象者の”性格”と”言動”に着目して、似た過去の人物を探し、予測の参考にします。

    立花氏については、最初のエントリーでは「秀吉」タイプかと思い、そう書いていたのですけれども、その後動画等々で言動とやっている/やってきたこと、および、そこから推測される性格を見ていった結果、「信長」の方が近いと判断し、修正しました。

    これは、現時点での予測に過ぎませんけれども、では立花氏が天下を取れるかというと、おそらく取れないと思います。なぜなら、立花氏のやり方がいわゆる「覇道」であって「王道」ではないからです。日本人は、特にその傾向がありますけれども、指導者、国のトップには「徳」を求めるからです。
    ※機会があれば、これについてエントリーするかもしれません

    そのためにはあくまでも「王道」でなければならない。立花氏は、目的達成のため、おそらく自分でも自覚した上で(割り切って)「覇道」からスタートしたのだと思いますけれども、それが最後には彼の足を引っ張ることなるかなと。

    ただ、立花氏が彼の「覇道」を貫いて、NHKのスクランブル化を実現したとして、その時、日本がどう変わっているか、どのような影響を与えるのかを考えてみたのが、今回のエントリーにつながっています。

    あとは、「直接民主制」による「ポピュリズム」の危険性ですけれども、今回の埼玉知事選について、立花氏は惨敗だとし、衆院選の全選挙区に候補者を立てるのを白紙にするとコメントしていますね。開票時の立花氏ライブ動画もちらと見ましたけれども、相当ショックを受けていたことが見て取れました。

    あの結果から筆者は、有権者はN国党には「NHKをぶっ壊す」以外のものは期待していない、むしろしなくていいという意思表示と受け取りました。

    そこから考えると、いまのままでは、やはり天下には届きそうにないなと思います。
    2019年08月26日 20:31

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