韓国の日本排斥と断韓

 
今日はこの話題です。

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1.韓国による日本のホワイト国指定除外

韓国は、日本による韓国のホワイト国除外に対抗し、韓国も自身で設定している日本のホワイト国指定から除外する方針であることが分かりました。

8月2日、洪楠基・副首相兼企画財政部長官は関係部処の合同記者会見で、日本に対する輸出管理を強化する手続きを踏むことを明らかにしました。

韓国の戦略物資管理は、最終目的地を基準に「カ」と「ナ」の2地域に分けています。「カ」地域に含まれている国は輸出審査が簡素化される、いわゆる「ホワイト国」と同等扱いのカテゴリです。

「カ」地域にはミサイル関連技術輸出規制(MTCR)など4つの国際輸出管理体制のすべてに加入している国で、日本のほかにアメリカ・カナダ・イギリス・フランス・ドイツ・オーストラリアなど29ヶ国あり、戦略物資判定書と営業証明書等という2つの書類さえ提出すれば、5日以内に許可が出ます。

そのほかの国はすべて「ナ」地域に区分されるのですけれども、今回韓国は戦略物資管理告示に新たに「ダ」地域を新設し、ここに日本を含める方針としています。

「ダ」地域は輸出許可を受けるためにそろえるべき書類のリストと審査期間が大幅に強化される見込みで、成允模・産業通商資源部長官は「告示改正などの総合的な計画を来週初めに発表する」としています。

洪副首相は「国民の安全に関連する事項は観光・食品・廃棄物などの分野から安全措置を強化していく計画」と述べていることから、日本に対して輸出簡素化の優遇をなくし、食品検疫、廃棄物処理および輸入、観光認可などで非関税障壁を設けるのではないかと思われます。

まぁ、「ダ」地域に日本以外の国が入るのかどうか分かりませんけれども、新しく区分を設置したということは、少なくとも日本を狙い撃ちにする意図があるのでしょう。


2.原材料にまで及び始めた日本排斥

輸出管理を強化するだけでなく、輸入にも日本排斥が広がっています。

不買運動をすべき日本製品を共有する「NoNoJapan」サイトに登録された日本製品は先月18日の60品目から8月2日には130品目に増えたのですけれども、彼らの「ボイコットジャパン」は日本製品を超え、日本産原料・素材などにも及び始めました。

韓国の消費者は日本からの輸入製品だけでなく日本産原材料が含まれた品目まで不買運動を始め、日本産原材料を使用する企業は代替材探しに躍起になっているようです。

ある流通業界の関係者は「日本産の酒・たばこの場合は代替品があるため大きな影響はないが、消費者が原料まで調べているので企業も緊張している……日本関連の原材料がないか会社レベルで確認している」とコメントしています。

こうした動きを極限にまで突き詰めると、何から何まで日本産のものを一切合財使ってはいけないことになります。

果たしてそんな事が出来るのか。

既に輸出管理が強化された半導体素材の3品目について、韓国メーカーは代替品の調査・確保に走っていますけれども、中々思い通りに進んではいないようです。

韓国メディアでの報道では、やれ中国産で代替になるとか、国産化に成功したとか、バンバン報道されてはいるのですけれども、肝心の半導体メーカーからは、その旨の発表は為されていません。


ソウルブレインが生産した高純度フッ化水素が、サムスン電子の製品のテストに合格したと報道されたのですけれども、サムスン側は「まだ代替可能な製品として評価したことはない」と否定。飛ばし記事というか、そんなのばかりが先行しています。

サムスン電子とSKハイニックスと取引しているあるサプライヤーの幹部は「国内サプライヤーの努力に加えて、ハイテク材料を内製化しようとする現在の国家的な取り組みは続くだろう。とはいえ全ての材料を自前で代替するのは不可能だ。そこに到達するには相当な時間がかかる。われわれは日本と協力する必要があるのだ」と心境を吐露しています。



3.ブラックジョークな日本製品不買と断韓への流れ

不買運動で盛り上がるのは勝手ですけれども、それが一グラムでも日本産が駄目だと極端になると、それは自分の首を絞めることになります。

先に、取り上げた日本製品の不買製品情報を提示する「NoNoJapan」サイトでも、その運営者であるギム・ビョンギュ氏が日本製品を使用していたということが発覚し謝罪しています

これは、「NoNoJapan」の取材映像に、運営者が使用しているキーボードが『Realforce 87U』という、数万円もする日本製の高額キーボードであることが映し出されたことから、「NoNoJapan」ユーザーから「何故リアルフォースをリストに載せない」と批判が相次ぎ、中には「リアルフォースを捨てろ」という声もあったようです。

ボイコットジャパンを進めている本人が日本製品を使っているとは、ブラックジョークとしか言い様がありません。

もっとも、「NoNoJapan」運営者は、「リアルフォースを捨てろ」という批判に「使ってる日本製品を捨てるのは不買運動としては不適切」と反論しています。不買運動したいのかしたくないのかよく分かりませんけれども、これなども極端な日本製品不買が自分に跳ね返ってきた例といえるでしょうね。

日本のネット等々では、日韓断交だという声が上がり、自民党内でも「国交断絶も含めた対応を検討すべきだ」との強硬論も出ている状況で、政府関係者によると、「総理はもう一歩も引けない。譲ったり妥協したりしてしまえば、政権は終わってしまう」というような状況だそうですけれども、現状は、韓国から勝手に日本離れしてくれる訳で、放置するだけでも、自然に事実上の「断韓」が成立するかもしれません。

ただ、韓国は日本が悪いを世界中に吹聴してくるでしょうから、その"声闘"にはいちいち反論して撃ち落とさなければなりません。またそうした韓国の所業を国内に広く知らしめることで、「断韓」はごく自然の流れとして受け止められるようになるかと思いますね。

この記事へのコメント

  • omachi

    お腹がくちくなったら、眠り薬にどうぞ。
    歴史探偵の気分になれるウェブ小説を知ってますか。 グーグルやスマホで「北円堂の秘密」とネット検索するとヒットし、小一時間で読めます。北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。 その1からラストまで無料です。夢殿と同じ八角形の北円堂を知らない人が多いですね。順に読めば歴史の扉が開き感動に包まれます。重複、 既読ならご免なさい。お仕事のリフレッシュや脳トレにも最適です。物語が観光地に絡むと興味が倍増します。平城京遷都を主導した聖武天皇の外祖父が登場します。古代の政治家の小説です。気が向いたらお読み下さいませ。(奈良のはじまりの歴史は面白いです。日本史の要ですね。)

    読み通すには一頑張りが必要かも。
    読めば日本史の盲点に気付くでしょう。
    ネット小説も面白いです。
    2019年08月05日 20:55

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