今日は感想エントリーです。


1.韓国のWTO提訴
韓国の日本への嫌がらせが続いています。
9月17日、韓国は輸出管理の優遇措置を適用する「ホワイト国」から日本を除外する計画を承認、18日から施行しました。韓国産業通商資源省は「韓国の輸出管理体制の強化が目的で、日本に対する報復措置ではない」との声明を出していますけれども、その産業通商資源省の当局者は「国際輸出管理体制の原則に反して制度を運用するなど、国際協力が難しい国について区分を変更した」とものべています。
国際協力が難しい国について区分を変更したとは、これが報復措置であると自分で白状したも同じです。
実際、日本のメディアのみならず、韓国メディアでさえ、これが報復措置としているようです。まぁそうでしょう。
この措置によって、軍事転用可能な戦略物資を日本に輸出する際の手続きが厳しくなるそうですけれども、輸出禁止になった訳でもないですから、日本に大した影響はないものと思われます。
報復措置の疑いの極めて強いこの韓国の措置はWTO規定違反に問われかねないのですけれども、韓国は逆に日本による韓国のホワイト国除外措置を、WTO規定違反だとして、WTOに提訴しました。
WTOでは加盟国間での貿易の差別を禁じ、輸出入の数量制限を禁じていますけれども、韓国はこれらを定めた関税貿易一般協定第1条や第11条に違反しているとして日本の不当性を訴える構えだそうですけれども、日本は、安全保障を理由にしたGATT第21条の例外規定を設けており、日本はこれらを根拠に反論すると見られています。
何れにせよ決着まで2年以上はかかると見られる話ですから、これで現状が直ぐに変わる訳ではありません。結局、韓国が自分の首を絞めることにしかならないでしょうね。
2.韓国にホープレス
日本が、韓国向け半導体材料三品目の輸出手続き適正化やホワイト国除外このかた、韓国は過剰ともいえ反日反応をしています。
今や、韓国の反日反応は、もはや日韓二国間の問題を超え、世界に拡大しています。それは主に韓国自身が世界中に言いふらして拡散しているからなのですけれども、韓国の言い分を日本が受け付けず、反論してきたことに驚き、日本が口答えするなんて有り得ない、決して認められないと世界中に叫んでいるように筆者には見えてしまいますね。
先日、独島が「韓国の領土」と表記された硬貨がタンザニアで発行されて韓国の国内外で販売されているなどというフェイクニュースが流れて少し話題になっていましたけれども、なんでもいいから日本の鼻をあかしてやりたいという気持ちが垣間見える気がします。
なぜ韓国はここまで日本に上から目線で当たるのか。
これについて、地政学者の奥山真司氏は、スタンフォード大学アジアパシフィックリサーチセンターの研究結果を紹介しています。
その記事には、韓国で猛烈な反日運動が起こっている理由として、「韓国に対する措置が、本当にインパクトあるものであれば、韓国は何も言えなくなるのに、そこまで達していない」ことと「韓国は歴史的に東アジアの中国覇権を認めるが、下に見ている日本の覇権は認めたくない」からだというのですね。
そして、歴史問題でも、韓国は日本が謝罪していることを知らない上に、日本がどんなに誠実に謝罪しようがそれを誠実だと認めないと述べています。
これについて、奥山氏は「Hopeless」だと述べていますけれども、その通りだと思いますね。
3.韓国から縁切りさせよ
謝罪しても謝罪と受け取らないのであれば、謝罪など無意味ですし、付き合いそのものを考えるのも当然のことです。
幸か不幸か、今、韓国は自分で日本から離れている状態です。
先日、中央日報は、韓国で普段使っている言葉に、日本語が沢山あるとして、そこから変えようなんていう記事まで出しています。もう、日本の匂いがすれば何でも拒絶する勢いですし、日本が反論したり、何らかの措置をすえれば、そんなことは許さぬとばかり、オウム返しに反論・対抗措置をしています。
それは、日本が国際法を守れといったり、事実を指摘するだけで脊髄反射的に反発するのです。
逆にいえば、それだけで韓国が勝手に「離日」してくれるということです。
奥山氏が述べるように、韓国に対しては「Hopeless」だと割り切って、国際法と事実でもって韓国に対し、向こうから勝手に日本と縁切りさせるように仕向けるのも一つの手ではないかと思いますね。
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