韓国に対しては助けても教えてもかかわってもいけない

今日はこの話題です。
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1.安定支持の安倍政権と信頼を失ったマスコミ

日本経済新聞社とテレビ東京が8月30日~9月1日に行った世論調査で、安倍内閣の支持率は58%と前回7月の調査から6ポイント上昇。不支持率は5ポイント下がり33%となりました。

8月に通算在任日数が歴代2位、11月には桂太郎政権を抜き歴代最長となる見込みの安倍政権で、こんなにも安定かつ長期に渡って支持があるのは殆ど記憶にありません。

また、韓国向けの半導体材料の輸出管理を強化したことは「支持」が67%で「支持しない」が19%と前回7月の同様の質問より支持が9ポイント増えています。更に韓国との関係について「日本が譲歩するぐらいなら改善を急ぐ必要はない」と答えた人も67%に上り、日本政府の韓国への対応を支持する人がほぼ7割になっています。

マスコミは「対話によって解決しろ」だの「日本は『嫌韓』でも、韓国は『嫌日』になってない」など必死に擁護しようとしていますけれども、彼の国がやってきた事、やっている事をみれば、とてもそうは思えません。

政治では対立しても、民間はそうではないという主張にしても、先日、韓国を訪れた日本人女性が、ソウルで韓国人男性に髪をつかまれ、引き回されるなどの暴行を受けている映像がSNSで拡散して騒ぎになりました。

けれども、あれほどネットで騒ぎになったにも関わらず、マスコミ・テレビの扱いは小さいものでした。

それどころか、8月27日のテレビ朝日の『モーニングショー』では、元共同通信記者の青木理氏が「邦人保護の対象となるような人が、怪我をしたとか行方不明になったというならわかるけど、はっきり言えば今回のケース、僕がソウル特派員で普段の時にいたら多分書かないですよ……つまり、書かないようなニュースが大きく報じられて、今の時期だからってことで、ある種悪循環になっちゃってるんで。これをもとにして、日本でもそうだけど、韓国の人だと、まだこの一部のテレビなんかでコメンテーターが喧嘩を増幅するようなことを言うと、またそれで燃え広がっていっていう、悪循環に入っている局面の1つ。……本来なら、ニュースにならないニュースがこういう形で大きく注目されるって言うことが、今の日韓関係をさらにまた悪化させていく原因」と取り扱うに値しない、嫌韓を煽るなと主張し、ネットで炎上しています。

テレビで取り扱っても、取り扱わなくても、「暴行」を受けた事実は無くなりませんし、次に同じ被害を繰り返さない為には大きく報道して「警告」するのは当然でしょう。

それを隠したり、擁護するのは、逆に被害を拡大させる恐れがありますし、マスコミがこれを「書かないようなニュース」という認識でいるのなら、これまでにも同じことがあったにも関わらず、隠して報道していないのではないか、今回はネットに動画投稿されて、隠しようがなかったから、渋々報じたのではないかと疑われても仕方ありません。

仮に、テレビが中東に旅行する人に対する番組を作るとした場合、どこが紛争地帯だから近づくなとか、夜間外出するな、とかいった情報は必ず入れてくると思います。それが韓国に対しては行われないのは何故か。必要ないというのなら、必要ないという根拠を示すべきだと思いますね。

この事件に対して、確かツイッターで「普段なら烈火のごとく怒りそうなフェミの方々がこの事件を黙殺してしまったことで、あの方々にとって優先されるのは女性という属性よりも韓国人という属性であることが明らかになってしまったのが印象的(・_・)」という意見があったと思いますけれども、そうしたマスコミの"韓国擁護"の姿勢をネットユーザーは見抜いているからこそ、自分の身は自分で守らなければならない、と、韓国に行くことに対する「自己責任論」が出てくるのではないかとも思います。

要するに、マスコミはそれだけ信頼を失っているということです。

冒頭で示したように、世論調査では「日本が譲歩するぐらいなら改善を急ぐ必要はない」という回答が7割に上っています。これは、「嫌韓」ではなく、関わり合いになりたくない「避韓」であり、どうでもいい国であるという意思表示に他なりません。そんな中で、マスコミが韓国を擁護しても、どこの国のテレビ局なのか、ということになるだけで、こっちの方がよほど「嫌韓」ならぬ「嫌マスコミ」になっているのではないかと思います。



2.侮日と避韓

一方、韓国は韓国で「嫌日」というよりは「侮日」のほうが近いのではないかと思います。

8月30日、京郷新聞は、「武士道『崩れた日本が文明国へ行く道』」という、圓光大学正役員教務のウォン・イクソン氏の記事を掲載しています。

その記事では、ウォン・イクソン氏が福岡のある大学の博士論文審査オブザーバーとして参加し、そのあと、参加者との夕食での対話で、軍艦島の話になり、韓国留学生の指導教授が、日本の勤労者たちと同じように韓国人徴用者なども差別のない待遇をしたという話を聞いて愕然としたなどの体験が綴られています。

そして、彼は日本人達は共感能力と普遍的世界観が不足していると感じたとし、自分達が、善良な心で隣人に接する努力を止めないことこそ、日本を悟らせる真の底力だと述べています。

なんという上から目線。「日本を悟らせる」など、日本が今だ悟っておらず、自分達が教化するのだ、とあからさまに日本を下に見ています。

また、アジアタイムズのキム・ヨンボン記者は、韓国マスコミが、日本のホワイト国除外措置に対し、「日本経済報復」というタイトルをつけた記事を書いていることについて、「報復という表現を使う瞬間、私たちは被害者であると同時に加害者という意味を与えられる」から止めろと主張しています。

まったく、訳が分かりません。報復以前に、一方的に攻撃しているのは韓国の方でしょう。

記事では、この記者は、知人の1人から「私たちは日本に何をどのようにしたので、日本が私たちに報復するのか」と問われて、唖然としたと述べていますけれども、この質問に唖然とする事に唖然とします。

日本を攻撃するのは、呼吸をするほどナチュラルな事であり、そもそも、自分達が加害者になっているという認識そのものが欠けているとしか思えません。

拓殖大教授の呉善花氏は講演で、「古代朝鮮半島が日本に高度な文化、文明を伝えたのに、日本は豊臣秀吉の侵略に加え、36年の統治で収奪した、というのが韓国社会一般の歴史認識で『侮日観』の基になっている。……学校では終戦前の一時期を除き、日本語だけでなくハングルも教え、識字率を押し上げた。しかし、現在の韓国では『日本語を押しつけた』という部分だけを見て日本を批判するなど、つくられた正義が感情を増幅させている……朱子学儒教を重んじる韓国では、情緒に反する事実が一切受け入れられない」などと指摘していますけれども、日本を見下し、侮蔑していることすら意識しないほど普通になっている国とは、付き合い方そのものを考えるべきだと思います。

韓国がGSOMIA破棄を発表した8月22日、麻生副総理は「こちらは痛くもかゆくもない。やはり韓国に対しては助けても教えてもかかわってもいけない。それが第一だ」と述べました。

まさか、副総理の口から避韓三原則が語られるとは思いませんでしたけれども、マスコミがどう擁護しようが、日本国民はずっと醒めた目で彼の国を見始めています。「嫌韓」から「避韓」へ。

少なくとも文在寅政権の間はこの流れは止まることはないと思いますね。

この記事へのコメント

  • 低い城の男

    >助けても教えてもかかわってもいけない

    カソリックだそうですが、聖書か何かにあるのでしょうか。 こっち方面は不得手で。 
    日本版「三不の誓い」というわけですが、さてどうなるか。 
    文政権が習近平に誓った「三不の誓い(日米韓軍事トライアングルの解消など)」のほうは、さっそくジーソミア更新拒絶で実現しようとしています。 
    安倍首相は、第2次改造第4次安倍内閣で、外相を茂木さんにチェンジするらしいです。 茂木さんは、北朝鮮との国交回復組の幹事長なんだそうです。 韓国のことは河野さんでやることやったので、次は北朝鮮ということですかね。
     トランプは金正恩とさかんに秘密文書の交換をやっているようなのです。 アメリカが中国周辺に配備を希望している中距離ミサイルは、韓国はもちろん日本やフィリピンだって拒否するに決まっていますし、グァムは狭すぎて飽和攻撃に耐えられないので、案外、北朝鮮へのアメリカ軍の駐留と核ミサイルの配備を打診中なのかも。 
     ま、米軍の核ミサイル基地が北朝鮮にできれば、アメリカとしては、北朝鮮の短距離核ミサイルに目くじらを立てたり、経済制裁をする理由はなくなるわけです。
    2019年09月03日 09:23
  • 低い城の男

    北朝鮮への米軍配備については、首相官邸も重大な関心をよせているようです。
     ただ、さすがに核ミサイルの配備ということまではいかず、まずは対中対露ミサイル防衛網の配備だそうです。

    「金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長自身が「羅先」に言及し、トランプ氏やマイク・ポンペオ国務長官に「韓国が配備を嫌がっている米軍の最新鋭迎撃システム『THAAD(高高度防衛ミサイル)』をうちへ」と言ったとの仰天話も聞かれる。」
    https://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/190716/wor19071620000011-n1.html

     韓国が三不の誓いの2番目のミサイル防衛網からの離脱を選んだ場合、アメリカとしては、極悪非道の人権蹂躙国家とはいえ、北朝鮮を選ばざるを得なくなるのかも。  毛沢東が中国国民を大虐殺したのに比べれば、金王朝のはまだささやかなものですし。 それに、中露からアメリカ本土に飛来する核ミサイルの進路は北極よりの経由なので、北朝鮮の北部にミサイル防衛システムを配備できれば、アメリカとしては理想的です。

     奉加帳が日本に回ってくるのは癪ですが、それでも対馬に防衛ラインが南下して防衛費が倍になることを考えると、日本にとってもはるかにお得でしょう。  ケネディスクール出身の茂木さんが外相になる可能性がますます高くなりそうです。
    2019年09月03日 10:00
  • 低い城の男

    連チャンですいません。 
     韓国が中国に転び、北朝鮮が米側についたとき、問題になるのが、日本から北朝鮮への補給路の確保です。 想定される補給路の近くには竹島があります。 竹島の地下トンネルに対空対艦ミサイル基地ができると、天下のアメリカ軍といえども、重大な脅威になります。 韓国軍の竹島演習にアメリカ政府がクレームをつけたそうですが、単に日韓関係の修復を考えてのことではなかったのかもしれません。
     文政権は、自分たちの脳内妄想では、親北派、従北派なのかもしれませんが、金正恩にしてみれば、はた迷惑なピエロに過ぎないのかもしれません。 そもそも文政権がその正統性の根拠として1919年の上海臨時政府の設立を主張しているのに対し、北朝鮮では対日パルチザンを経て、1948年に共和国を樹立したことになっており、相容れません。
     それに、南北の天と地ほどの経済格差のまま、統一ということになれば、金一家の命運が尽きることは火を見るよりも明らかです。 韓国を中国側に追いやって離米させ、自らはアメリカと手を組んで、日本から開発資金を巻き上げて、北一国で発展を図る、というのは、傍目から見ても、もっとも合理的な選択というものです。
    2019年09月03日 10:18
  • 日比野

    低い城の男さん、こんばんは。

    >助けても教えてもかかわってもいけない

    これは筑波大の古田教授が提唱しているの『非韓三原則』だと思います。
    ほぼそのまんまです。麻生さんも知っているのでしょうね。


    >北朝鮮への米軍配備については、首相官邸も重大な関心をよせているようです。

    これについては、今年の2/8と3/11に、一つの可能性としてエントリーしたことがあります。
    ※「朝鮮半島非核化への秘策」と「ブルーチームから外された韓国」でエントリーしてます

    書いた当時は、まぁ、ないかなぁと思っていたのですけども、そういう話が表に出てきたということは、かなり進んでいる可能性がありそうですね。

    もし、これが実現すれば、韓国は宙に浮きますね。今の金正恩はアメリカと国交を結べるのなら、韓国など要らないと思っているような気がします。
    2019年09月03日 21:16
  • 低い城の男

    文さんは、北へのシンパシーはホンモノかもしれんが、カネは出さない。 
     経済制裁破りをしてまで北をサポートする度胸はない。

    「同情するならカネをくれ!」を、つい思い出しちゃいますが、
    「同情なんて、するほうが気持ちよくなるだけなんだから」(すず)

    行けリュウ、文の野郎をガブッと噛むんだよ、、てなことに。 
    でも、リュウって、この場合、誰なんだろう。  
    まさか、安倍さん? 金正恩の脳内空間では。
    2019年09月04日 17:40
  • 日比野

    低い城の男さん、こんばんは。

    瀬取りで、石炭や石油は横流ししてましたが、金はどうなんでしょうかね。

    金正恩に忠犬っているんでしょうか。文在寅は最早犬以下の扱いですし。
    安倍さんは、う~ん。良く分からないですね。
    2019年09月04日 23:21

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