無能揃いの文在寅政権

今日はこの話題です。
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1.四割を切った文在寅支持率

韓国の明日新聞と西江大学現代政治研究所が韓国リサーチに依頼して9月26日から10月2日まで全国の成人1200人を対象に実施した世論調査で、文在寅大統領の国政運営に対する支持率が32.4%であることが分かりました。

これは、最近の調査のうち最も低い数値です。ただし今回の世論調査は回答の選択肢が他のそれが(非常に肯定-肯定-否定-非常に否定)と4つで尋ねているのに対し、こちらは(肯定-否定ーよく分からない)の3つです。

従って単純比較はできないのですけれども、今年1月の同じ手法での調査では肯定が39.1%、否定が39.4%でしたから、それと比べれば5ポイント以上落ちていることになります。

今、文政権は「タマネギ男」ことチョ・グク氏疑惑で揺れていて、先日も大規模な退陣デモが行われました。また、その一方で、チョ・グク氏を支持し、検察改革を訴える大規模デモも行われ、韓国世論が二分している状態です。

この事態に、7日、文在寅大統領は「政治的意見の差が活発な討論の次元を超えて、深い対立の谷に陥ったり、全ての政治がそれに埋没するのは決して望ましくない」と述べ、与党と野党が加わる形での対立激化へ懸念を表明しました。

けれども、チョ・グク氏疑惑の最中、法相に強行指名したのは文在寅大統領自身です。

自分で対立の種を撒いておいて望ましくないとは、著しく当事者意識に欠ける発言に聞こえます。


2.成果を出せない文在寅

韓国大統領が支持率低下に困ると決まって手をだすのが反日です。

10月8日、文大統領は閣議で日本の輸出管理適正化について「政府と企業の迅速かつ全方位的な対応、そこに国民の応援が加わり、ここまではおおむね、よく対処してきた……輸入先の多角化、技術的な自立、大・中小企業の協力など、さまざまな面で意味のある成果も生んでいる……挑戦のチャンスとし、韓国の産業構造を根本から変える転換点になれば、韓国経済の体質と競争力の強化に大いに役立つ。さらに速度を上げてほしい」と呼び掛けたそうです。

けれども、筆者には、ただ下々に「何とかしろ」というだけで、自分で考え、対策しているようには見えません。

それ以前に、果たして、"意味ある成果"などあったのか。

確かに、半導体製造に使われるフッ化水素は、日本からの輸入がストップした煽りで、質の低い国産品を使用せざるを得なくなっているようですけれども、それが最終製品の品質にどう影響するかはこれからの話です。日本産を使えず、離日したというのが成果というのなら、そうかもしれませんけれども、まだそれが”意味ある”と言い切るのはまだ早いと思います。

このあたりは、韓国国民も分かってきているようで、韓国のネットユーザーからは「文大統領にできることはうそと扇動」、「対策を講じてから施行するのではなく、施行してから対策を考えている」、「大統領の力でできることは何一つないんだな。企業、首相、国民任せ。一体なぜ、そこに座ってるんだ?」、「政権維持のための反日だよ。朝鮮戦争を起こした主敵・北朝鮮にも反対の姿勢を示せるなら、反日も認めるけど」、「昔は内憂があればわざと戦争を起こして民心を収拾した。今まさに、その状況だ」など政権批判の声が殺到。

また、「支持率が最低になったからって、またパフォーマンスしてるよ」とか「支持率がひどいから、また反日扇動に入った」という批判も出ています。

すでに、無策無能な文在寅大統領は支持率回復のため反日に走っている、と見抜かれている訳です。


3.無能揃いの文在寅政権

これは、筆者の印象に過ぎないのですけれども、文在寅大統領は、ここのところの支持率下落の影響なのか、頭の中は政権維持と北朝鮮で一杯なのではないかと感じます。

内政も外交も何もない。何をやったらいいのか。何をすべきなのかも分からない。日本から約束を守れと言われようが、アメリカからGSOMIA破棄を撤回しろと言われようが、その場限りの無視するか、その場を繕うだけで何もしない。出来ない。

それでも、"無能な"文在寅大統領の周りを優秀な人物で固めることが出来るのならいいのですけれども、どうも、文政権は周りをお友達で固めているようなのですね。

ジャーナリストの室谷克実氏によると、主要国大使は、専門性無視の「お友達」優遇人事なのだそうです。
しかも、室谷氏は、最近の文政権の人事は「たらい回し」が目立ち、その理由として「有能なお友達」がすでに底をついているからではないかと述べているのですね。そうした状況であるがために「思想性」の検証に合格したテクノクラートが優遇されるのだと指摘しています。

中国大使になった盧英敏氏は、文大統領と議員時代からの盟友ですし、かつて盧武鉉弁護士事務所で部下だった女性弁護士が法制処長を経て大統領府の人事首席秘書官にしています。

彼らの大部分は学生運動出身者で、サラリーマン生活をしたこともないそうですから、組織を引っ張ったり、難しい交渉を取りまとめる経験がどれだけあるのか非常に疑問です。

外務省の趙世暎・第1次官は、2012年に韓国が日韓GSOMIAの調印式を1時間前にドタキャンしたときの、外務省東北アジア局長でした。彼は朴槿恵政権でその責を問われて、外務省を追われたのですけれども、文在寅政権で復活しています。

能力は問われず、文在寅大統領と似た思想を持っていれば出世するのなら、それこそ出世したい官僚は、目立つ場所で、日本やアメリカを激しく非難してアピールするでしょう。

そんな輩で政府が固められているのだとしたら、レッドチームにいくのも当然でしょうね。

韓国政府が赤化するのは勝手ですけれども、それで何が起こっても自業自得です。

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