NHKに忖度するマスコミ

今日はこの話題です。
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1.契約者の名簿の横流し

NHKの闇が明るみになってきました。

愛知県警に窃盗容疑で逮捕された、二人の男のうち、NHKの集金業務を受託していた会社社長の藤井亮佑容疑者が「契約者の名簿に載っていた個人情報を基に特殊詐欺をした」と供述していることが明らかになりました。

もう一人の逮捕者である、長久手市の無職、大浦悟被告への起訴状によると、9月27日に警察官に成り済ました大浦被告が春日井市に住む80代の無職女性宅を訪れ、キャッシュカード1枚を盗んだとしています。

藤井容疑者は女性宅には行かず、名簿に記載されていた契約者の氏名や住所などの個人情報を、大浦被告に携帯電話のメッセージで伝えていました。

藤井容疑者は当初、窃盗容疑を否認していたのですけれども、その後、容疑を認めした。藤井容疑者は集金を委託された会社の役員で、名前や住所が書かれた名簿を閲覧できる立場だったとみられています。

県警は供述の裏付けを進め、他にも名簿を基にした被害があるとみて実態解明を急ぐとしています。




2.恫喝してくるNHK集金人

NHKの闇はそれだけではありません。偶然か必然か、時期を同じくして、NHK集金人が恫喝している様子がネットにアップされています。

その模様は動画をみれば明らかですけれども、暴力団紛いの脅しです。これは一人暮らしの人や高齢者は堪らないでしょうね。

ネットでも「これは酷い」「暴力団だ」などと沸騰しています。N国は「NHKは反社会勢力と繋がっている」と訴えていますけれども、これをみれば、その疑いが拭えなくなるのも道理でしょう。

今回の件については、N国のコールセンターも対応・助言したようです。

今回の動画以外にも同じような被害というか怖い思いをした方もいらっしゃるのではないかと思いますし、こういう"闇"が解消されないのなら、今後もこの種の暴露動画がネットで晒されていくと思います。その限りにおいて、N国への一定の支持は残るのではないかと思います。




3.2019年流行語のアンケート結果

N国の立花党首が参院選を通じて叫んだ「NHKをぶっ壊す」のキャッチフレーズは小中学生が真似するなど、随分世間に広まりました。実際、コロコロコミックに立花党首のパロディキャラが登場したようですから、その程度には流行ったと言っていいとおもいます。

2019年もあと2ヶ月足らずとなりましたけれども、10月にオリコンニュースが2019年流行語大賞予想のアンケート調査を実施しています。

その結果のトップ10は次のとおり。
1)あおり運転
2)新元号・令和
3)タピ活・タピる
4)平成最後の○○
5)闇営業
6)NHKをぶっ壊す
7)上級国民
8)令和おじさん
9)松本うごきます
10)10%
平成から令和へ絡みが3つと、まさに2019年を象徴した流行語だと思います。その中に「NHKをぶっ壊す」もしっかり入っています。まぁ、アンケートして集計しただけあって大体妥当な言葉が選出されたと思います。

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4.流行語大賞2019年のノミネート30語

11月7日、そうした予想を横目にユーキャンから流行語大賞2019年にノミネートされた言葉30語が発表されました。その言葉は次のとおり。
・あな番(あなたの番です)
・命を守る行動を
・おむすびころりんクレーター
・キャッシュレス/ポイント還元
・#KuToo
・計画運休
・軽減税率
・後悔などあろうはずがありません
・サブスク(サブスクリプション)
・ジャッカル
・上級国民
・スマイリングシンデレラ/しぶこ
・タピる
・ドラクエウォーク
・翔んで埼玉
・肉肉しい
・にわかファン
・パプリカ
・ハンディファン(携帯扇風機)
・ポエム/セクシー発言
・ホワイト国
・MGC(マラソン グランド チャンピオンシップ)
・○○ペイ
・免許返納
・闇営業
・4年に一度じゃない。一生に一度だ。
・令和
・れいわ新選組/れいわ旋風
・笑わない男
・ONE TEAM(ワンチーム)
オリコンの予想とは随分違います。オリコン予想と同じ言葉は「令和」と「タピる」だけ。ユーキャンの流行語大賞は、選考委員会が選ぶことになっていて、その面々は次の方々です。

選考委員会は、姜尚中(東京大学名誉教授)、金田一秀穂(杏林大学教授)、辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)、俵万智(歌人)、室井滋(女優・エッセイスト)、やくみつる(漫画家)、大塚陽子(『現代用語の基礎知識』編集長)

無論、選考委員会が流行語を決める以上、一般の予想と100%一致することはないでしょう。けれども、それにしてもズレ過ぎな感は否めません。

特に「れいわ新選組」が入っているのに「NHKをぶっ壊す」が入ってないのは違和感があります。ネットではやはりNHKへの「忖度」じゃないのかと噂にもなっています。




5.流行らせたい言葉は流行らない

N国の丸山穂高議員は、ツイッターで「流行語大賞候補に『れいわ旋風』は入れつつ、小学生まで真似してる『NHKを?ぶっ壊す!』を入れないところが、まさに政治的に偏っている流行語大賞らしい。過去にも『保育園落ちた日本死ね』『アベ政治を許さない』とか。まあ審査員メンバー見ればお察しですが、ノミネート基準が不明確すぎるでしょ。」とこきおろしています。まぁ気持は分かります。

筆者は3年前に「流行語大賞は流行った言葉なのか、流行らせたい言葉なのか」というエントリーで、国民がテレビ報道を監視し、疑問や批判の声をネットで広く配信できるようになっている時代に「流行らせたい言葉を紹介」するのは、宣言または誘導に堕する危険が伴う。流行語大賞は世相を反映しているとは必ずしも言えないようになってきている、と述べたことがあります。

NHKの集金人の恫喝動画もそうですし、N国立花党首のパロディキャラが子供雑誌に登場したりなど、マスコミ・テレビが報じない自由を駆使しても、もう隠し通すことが出来ない時代になっています。

これからは、流行らせたい言葉を無理に流行らせようとしても、逆に反発されるか無視されるようになっていくのではないかと思いますね。

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