日本人には必ず出来るから頼もう

今日はこの話題です。
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1.緊急事態宣言全面解除


5月25日、安倍総理は首都圏と北海道で続いていた新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言を解除すると表明しました。

政府はこの日午前、東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県と北海道の緊急事態宣言の解除を専門家でつくる諮問委員会に諮り、「妥当だ」として了承されました。

安倍総理は会見で「足元では、全国で新規の感染者は50人を下回り、一時は1万人近くおられた入院患者も2000人を切りました。先般、世界的にも極めて厳しいレベルで定めた解除基準を、全国的にこの基準をクリアしたと判断いたしました。……わずか1か月半で、今回の流行をほぼ収束させることができました。正に、日本モデルの力を示したと思います。全ての国民の皆様の御協力、ここまで根気よく辛抱してくださった皆様に、心より感謝申し上げます」と述べました。

今後、政府はおおむね3週間ごとに地域の感染状況や感染拡大のリスクを評価しながら、外出自粛やイベントの開催制限などを段階的に緩和し、社会経済の活動レベルを引き上げていく方針で、外出については、今月中は都道府県をまたぐ不要不急の移動は避け、この日解除された首都圏の1都3県や北海道も来月1日からは、域内の移動にとどめ、19日からは移動制限は求めないとしています。




2.日本人には必ず出来るから頼もう


世界では、武漢ウイルスは猛威を振るっています。万人単位で感染者、死者が出ている国もあります。

25日、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学は、25日時点で武漢ウイルスの感染が確認された人は、世界全体で540万8301人、亡くなった人は34万5104人と集計しています。

そんな中、安倍総理が述べたように、ロックダウンもせずに、一ヶ月半で武漢ウイルスを封じ込めた。

ロックダウンをしなかったブラジルが24日に感染者34万7000人、死者2万人を超えていることを考えると、自粛要請だけでここまで封じ込めた日本は世界にとって驚き意外の何物でもありません。

5月8日、西村康稔経済再生担当相はインターネット番組「言論テレビ」で緊急事態宣言を発出した当時の様子を明かしています。

西村経済再生担当相は、先月、緊急事態宣言を発出するに当たって、どのようなメッセージを国民に送るか、安倍総理と相当議論したそうです。

日本が感染爆発を回避するには、人と人との接触を八割減らしてウイルスを封じ込めなければならないという状況下で、西村経済再生担当相は、八割減というイメージすらしにくい上に、国民に相当な努力を強いる要請ができるのかと、安倍総理に問うたのだそうです。

この問いに安倍総理は「日本人には必ず出来るから、頼もう」と答えたそうです。

それで実際に自粛要請してみれば、見事に封じ込めた。これは素直に評価してよいのではないかと思います。世界の状況をみるにつけ、尚の事そう思います。




3.日本人は政治家に期待し過ぎである


5月20日、舞浜クラブ特別養護老人ホームの代表であり、浦安市介護福祉士会の会長を務めている、スウェーデン人のグスタフ・ストランデル氏は英語ニュース・オピニオンサイト「JAPAN Forward」に「Japanese Approach to COVID-19 is An Amazing Success — There, I Said It(やっと言ったぞ!日本のコロナ対策は驚くべき成功だ)」という記事を投稿しています。

ストランデル氏は、武漢ウイルスによる日本の死亡率の低さを取り上げつつも「日本の成功は実は奇跡などではない」とし、その理由として「世界トップクラスの医療ヘルスケア専門家による科学的なアドバイスに基づいた日本の政策と対応だ」としています。

ストランデル氏によると、1月29日、介護施設などに厚生労働省から注意喚起が出されて以後、2月中旬頃までには発熱症状のある介護職員への注意喚起とともに、外部からの面会者制限についての警告が出されたそうです。

そして、ストランデル氏が会長を務める浦安市介護事業者協議会の45社の会員を含む日本全国の介護事業者は、これらの警告に準じた対策を緊急かつ非常に迅速に実施したと述べています。

にも関わらず、日本では「テレビやソーシャル・メディアを見ると、惨事に向かっていると思いこんでしまう。しかし、これは真実ではない」と強調。

そして、「日本のリーダーシップに対する期待の度合いは不合理である」とし、武漢ウイルスの日本対策リーダーである尾身茂先生が理事長を務める病院でクラスターが発生したことについて、メディアが「大失態」と叩いたことを取り上げ、「パンデミックに対する世界で最も成功した対策を実施しつつ、57の病院の理事長に務めてみていただききたい」と指摘。

更に、「日本の63倍の死亡率のスウェーデンでは、尾身茂先生と同じ立場にあるアンデシュ・テグネル先生にはFacebookにファンクラブがありメンバー数は32000人を超えている」と述べています。

ストランデル氏は、「リーダーや政治家達を追及し精査することは、民主主義国家の健全な行動かもしれません。しかし、現在日本で行われている新型コロナウイルスへの合理的かつ責任あるアプローチに関しても、しかるべき時が来たら、それが驚くべき成功であることを皆で認めましょう」と締め括っていますけれども、もし、スウェーデンで、日本のように武漢ウイルスを抑え込んだとしたら、国民からは、賞賛どころでは済まない賛辞を送られたに違いありません。

日本が武漢ウイルス対策に成功している件を、ブルームバーグ、英ガーディアン、豪国営放送など、欧米の大手メディアが続々と報じ始めています。世界は日本を認めています

ストランデル氏ではないですけれども、日本人の政府に対する期待値は高すぎるのかもしれませんね。


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この記事へのコメント

  • 特になし

    政治家をあんまり信用してないから自分たちが頑張ったということが正しい分析のような…
    2020年05月27日 11:49

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