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1.主要州のリードが魔法のように消えていった
アメリカ大統領選が大変なことになっています。
11月4日、アメリカのトランプ大統領が「私は昨夜の時点でほとんどの場合、民主党の知事が治める主要な州で確実にリードしていた。しかし、突然出てきた票が集計され始めると、それが次々と魔法のように消えていった。とても不思議だ」とツイートしました。
これは、激戦州のウィスコンシン、ミシガンなどで当初、トランプ大統領がリードしていたのですけれども、一夜明けるとバイデン氏が逆転していたことなどを指しているものと思われます。
そしてトランプ大統領は「世論調査の専門家を名乗るものは完全に間違っていて、これは歴史的な過ちだ……郵便投票の票の束を集計するたびに、なぜこんなに票差が変化し、なぜこんなに破壊力があるのだ?……彼らはペンシルベニアで当初あった50万票の差を早く消してしまおうとやっきになっている。ミシガンや他の場所でも同様だ……彼らはバイデンの票をあちこちで見つけてまわっている。アメリカにとってとてもまずいことだ」と投稿しています。
2.有り得ない投票率
ウィスコンシンとミシガンでのバイデン氏の大逆転含め、今回の投票について、既にネットでは不正が行われたのではないかと大騒ぎになっているようです。
それらはこちらのサイトで纏められていますけれども、特にウィスコンシンとミシガンで未明に12万票が湧いて出てきて、それら全てがバイデン票だったという疑惑です。
なんでもウィスコンシンはこの12万票を足すと、投票率がなんと89%という有り得ない数字となることも疑惑に拍車を掛けています。
もっとも、ウィスコンシンの選管によると、当日の有権者登録が可能なのだそうで、さらに別の場所で不在者投票分をカウントしていて全部数え終わってから足したのだと説明しているようです。ただ、当日有権者登録したとして合計89%になるほど希望者が押し寄せるのは、ちょっとなんだかなという気もしなくもありません。
その他にも最初からバイデンに投票するように予め印刷済みの投票用紙や、トランプの票が燃やされる動画など様々な不正疑惑が上げられています。
3.怪しい郵便投票
11月4怪しいのエントリー「アメリカ大統領選開票始まる」で筆者は、郵便投票を含めると当日開票だけは決着がつかないことが考えられると述べましたけれども、郵便投票というシステムにも疑義の声が上がっています。
ネットではアメリカ人でもないのに郵便投票用紙が届いたというツイートもあるようです。
トランプ大統領はかねてから郵便投票は不正の温床だから止めるようにと訴えていました。
今年6月頃、謎の種が中国からアメリカに届けられるという事件がありましたけれども、これについてトランプ大統領は郵便投票用紙が外国によって印刷される、スキャンダルになるとツイートしていたと話題になっています。
考えてみれば、種を送り付けることで住所確認をして、その住所宛に印刷済みの投票用紙を送ることも出来る可能性を考えると確かに郵便投票は様々な問題を抱えているようにも見えます。
これは筆者のただの妄想ですけれども、もしも何某かの不正が行われていて、それによって再集計なり、無効なり、やり直しなり何等かの措置が取られるとするのなら、それは良心の呵責に耐え兼ねた内部からの告発から始まるような気がします。
4.そして法廷闘争へ
トランプ陣営は法廷闘争に訴える構えです。
既にミシガンは、州法で保証されている不正を防ぐための集計作業の監視が認められなかったとの理由で、開票の差し止めを求めて提訴。ペンシルベニアでは郵便投票の到着期限の短縮を、南部ジョージア州では期限後に到着した票は集計しないよう求めて提訴しました。
そして、ウィスコンシンでは、得票率が1ポイント以内の僅差だった場合、敗北した候補が票の再集計を要求できる州法に基づき、再集計を申し立てました。
様々な疑惑と共にこれは大揉めに揉める可能性が出てきました。
大統領選挙の規定では、各州は12月8日までに最終確定させた上で12月14日に各州の選挙人による投票を実施。来年1月6日に上下両院合同会議が結果を確認して承認となります。
この時、勝者の確定がもつれれば、1月3日に新たに召集される下院が大統領、上院が副大統領をそれぞれ選ぶことになっています。
大統領就任式は来年1月20日ですけれども、同日正午までに下院が大統領を選出できない場合、大統領代行が置かれることになります。
いよいよ大変なことになってきました。
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