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1.ナッシュビル大爆発
12月25日朝、アメリカ南部のテネシー州ナッシュビルの繁華街の路上で、大規模な車の爆発があり、3人が軽傷を負うという事件がありました。
捜査当局によると、車から直前に爆弾の爆発を予告する音声が流れていたそうで、当局は意図的な犯行とみて、容疑者の特定を進めています。現場付近では人体のものとみられる組織も見つかったようです。
メディアの映像では、周辺の建物の窓ガラスが吹き飛ばされ、路上には複数の車や街路樹などの残骸が散乱するなど酷い状況です。
ただ、爆発当時はクリスマスの朝ということもあり、人通りは少なかったとみられています。
当局の発表では、発砲の通報を受け、現場に捜査員が駆け付けると、不審なキャンピングカーから15分以内に爆弾を炸裂させると予告する音声が流れ、爆発までのカウントダウンも行っていたそうです。
ネット界隈では、この爆発を巡って様々な憶測が流れています。
たとえば、トランプ大統領が1月6日にワシントンD.C.に集まるよう国民に呼びかけている事に対し、この爆発を見せつけることでそれを阻止しようとしているのだ、とか、爆発現場が例のドミニオン集計マシンの監査を行う契約を結んでいる通信大手AT&Tの施設前であることから、監査をするなと警告したのだ、などです。
2.切られなかったペンスカード
12月23日、アメリカ大統領選で不正疑惑のある激戦州州の選挙人投票結果をペンス副大統領が受け取らずに拒否する、いわゆるペンスカードが切られるどうかに注目が集まったのですけれども、結局カードは切られることなく、ペンス副大統領は受け取ったとの見方がされているようです。
尤も、州と州議会がそれぞれの選挙人を送る、いわゆる二重投票になっている分も受け取っているとも言われており、その場合は開票日である1月6日にどちらを採用するのか、あるいはどちらも無効にするのか、議論されることになるのではないかと思います。
この日、トランプ大統領はホワイトハウスで1時間以上、ペンス副大統領と会談したのですけれども、その模様についてCNNが報じています。
CNNによると、ペンス副大統領とホワイトハウスの補佐官はトランプ大統領に、ペンス上院議長(副大統領)の役割は形式的なものに少し足す程度のものであり、選挙人投票を一方的に否定することはできないと説明しようとしたようです。
これを見る限り、ペンス副大統領はもとから"ペンスカード"を切る気持ちはなかったということになります。
あるいは、ペンス副大統領は、大統領選の伝統を壊したくなかったのかもしれませんけれども、伝統には伝統を形作る元となる"精神"がある筈で、アメリカの民主主義、建国の精神が揺るがされている今、その精神を取り戻すべく行動することこそが、アメリカの建国以来の"伝統"を守ることになると思います。
3.ペンスは裏切り者だったのか
ペンスカードを切られなかったことは、少なからず内外に波紋を呼んでいるようです。
トランプ弁護団のリンウッド弁護士は26日朝、「ジョン・ロバーツ裁判長、スティーブン・ブレイヤー裁判官、ジョー・バイデン、オバマ、クリトンズ、ビル・ゲイツ、マイク・ペンス副大統領、マーク・メドウズ、パット・チッポロニ、ブッシュ41&43、ジョージ・ソロス、コカイン・ミッチなどに真っ赤な真実の光を当てる時が来ました」とツイートしました。
このリンウッド弁護士のツイートで名指しされた面々は反トランプの大物達ばかりなのですけれども、その中にペンス副大統領が名を連ねていることから、すわペンス副大統領も裏切者だったのか、とネットの一部で騒ぎになっているようです。
果たして、ペンス副大統領が裏切り者なのかどうか分かりませんけれども、高度な情報戦である可能性もあり、もう少し様子を見たいと思います。
4.バイデンを一人にしてはいけない
先日、ジャーナリストの篠原丈一郎氏からの情報として、22日頃にトランプ大統領とバイデン氏との会談があったことを伝えましたけれども、その篠原氏が続編情報として、現在、バイデン氏が、息子のハンター氏の問題で結構追い詰められていて、本人は大統領選から降りたいと考えているものの、周りがそれを許さない状況であるとのことです。
それどころか、バイデン氏は既に"一人にしてはいけない"状態になっているとのことで、もし、本人自ら"消える"選択をしたとすると、今度はトランプ大統領が手を下したと逆に疑われてしまうということで、相当に慎重になっているとのことです。
既にアメリカ政界では情勢は見えてきたと考えられているそうで、アメリカ政府関係者の圧倒的多数は「もうバイデンの芽がない。トランプだ」と言っていて、あるアメリカ外交官は「8~9割の確率でトランプ」との話を数日前に日本の政治家に伝えて来たそうです。
ペンスカードが切られなかった今、表面上はネガティブに見える状況で、ここからどう逆転して再選に迄持っていくのか。現時点では、筆者にはその道筋がよく見えません。
注意深く情勢を見ていきたいと思います。
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