武漢ウイルスワクチンの副反応とインド感染爆発

今日はこの話題です。
画像

 ブログランキングに参加しています。よろしければ応援クリックお願いします。


2021-04-29 071805.jpg


1.ワクチン投与開始初期の重点的調査


4月12日から日本国内で高齢者向けの武漢ウイルスワクチンの接種が始まりました。

今回のワクチンについては、強い副反応があるとも言われています。現在、日本で接種されているのは、アメリカ・ファイザー製のワクチンですけれども、厚労省の研究班は、ファイザー製ワクチンを先行接種した医療従事者を対象に実施した副反応調査「新型コロナワクチン投与開始初期の重点的調査(コホート調査)中間報告」を纏めています。

調査は、今年2月から接種を受けた医療従事者のうち約2万人を対象としたもので、年代別の被接種者は、20歳代から50歳代がそれぞれ21~25%、60歳以上が8.7%。男性34%、女性66%で、職種別では、医師17%、看護師47%、その他の医療従事者36%です。

報告は、1回目の接種を受けた約1万9000人と、2回目を受けた約1万6000人のデータを集計しています。

それによると、2回目の接種後の方が1回目よりも副反応が強く表れ、年齢が高くなるほど発生率が低下する傾向が認められました。2回目は37.5℃以上の発熱が38.1%(1回目3.3%)にみられ、そのうち、38℃以上は21%を占めました。全身倦怠感は69%(1回目23%)、頭痛は54%(1回目21%)といずれも1回目より大幅に高く、いずれの症状も接種当日と翌日に多く出現したとしています。

4月4日までに集計された約110万回接種中、医療機関より副反応疑いとして報告されたのが350件で、全身アレルギー反応であるアナフィラキシーと判断されたのが79件あったのですけれども、100万回あたりに直すと72件となり、これはアメリカの約5件やイギリスの約19件より大幅に高い発生頻度です。

2021-04-29 071801.jpg



2.血栓を作る血小板減少症


4月9日、オーストラリア政府はイギリス・アストラゼネカ製に替わるワクチンを追加発注し、アストラゼネカのワクチンの接種開始を延期すると発表しました。また、香港政府も、アストラゼネカ製ワクチンの調達を中断すると表明しました。

アストラゼネカのワクチンはこれまで、世界中で数百万本が接種されているのですけれども、接種後、ごく一部に血栓症を発症したとの報告があり、それをうけての措置です。

オーストラリアの保健当局は、50歳以下の人にはアストラゼネカ製ではなくファイザー製のワクチンを使用するよう推奨しています。

オーストラリアのモリソン首相は、「アストラゼネカのワクチンを禁止するものではない……50歳以上の人にはアストラゼネカ製ワクチンの接種を強く推奨する」とコメントしています。

欧州医薬品庁(EMA)によると、4月上旬までに3400万回中169件の脳血栓が報告され、症例のほとんどは60歳未満の女性で発生しているとのことです。

欧州医薬品庁(EMA)の安全性コミッティは4月7日、アストラゼネカのワクチンについて、血栓症を「非常に稀な副反応」としてリストすべきだと結論付け、ワクチンと血栓症との関連がある可能性を認めています。

また、ドイツのグライフスヴァルト医科大学は、アストラゼネカのワクチン接種後に血栓症を発症した患者の血液検査と分析を行い、ヘパリン投与歴がないにも関わらずヘパリン起因性血小板減少症と同様の機序で血栓症が生じたことを示唆する症例を報告しています。

ヘパリン起因性血小板減少症とは、抗血栓薬/抗凝固剤として広く用いられているヘパリンの重大な副作用で、突然に血小板数が減少し、血栓塞栓症を引き起こすものだそうです。

ドイツでは、接種者の約4分の1に、アストラゼネカのワクチンが用いられたのですけれども、今年2月下旬頃から、ワクチン接種者に、脳や腹部といったかなり稀な部位に血栓が生じ、同時に血小板減少症も見られたという報告が数例あったそうです。

アストラゼネカのワクチンは、これまでに使用が認められたワクチンの中で最も安価で、大量に生産されています。そのため、アストラゼネカのワクチンは、世界的な大流行を抑制し、ロックダウンを回避するのに不可欠とされ、多くの予防接種プログラムで中心的な役割を果たすと期待されています。

それが、今回、血小板減少症を誘引する可能性があると指摘されたことで、今後の供給に影響が出てくるかもしれません。




3.感染爆発したインド


そのアストラゼネカのワクチンですけれども、アストラゼネカ社は自国だけでなく他国にもワクチンの生産委託をしています。

国内でも、兵庫県芦屋市に本社がある製薬メーカー「JCRファーマ」がアストラゼネカのワクチン原液の生産を委託され、3月末までに原液の出荷を始めたと発表しています。

3月16日のエントリー「ワクチン外交という世界大戦」で取り上げましたけれども、世界でワクチン製造大国として知られる国の一つにインドがあります。

インドはこれまで76ヶ国に6000万回分以上のワクチンを輸出しており、その大半はアストラゼネカ製です。

ところが、インドは3月半ばから、ワクチンの輸出を全て一時停止しています。

その理由はインド国内で武漢ウイルスが感染爆発しているからです。

4月26日、1日の新規感染者の報告数が35万2991人と5日連続で過去最悪を更新し、世界最多を記録しました。24時間の間に死亡した人数は2812人。特に医療用酸素の不足が深刻化していて、それが原因で亡くなった方もいるようです。

事態を受けてインド政府は首都デリーのロックダウンを1週間延長し、5月3日未明までとしましたけれども、医療体制の逼迫は如何ともしがたく、病院の通路と地下は患者で埋まり、さらに救急車や車椅子で、人々が絶え間なく担ぎ込まれる状況だそうです。

ムンバイの病院に勤めるある医師はガーディアン紙の取材に「医療システム全体が崩壊しており、医師たちは疲弊しきっている」と語っています。

インドでは今年2月半ばに、1日の感染者数が1万1000人前後まで減少し、3月には保健相が、インドはパンデミック対応の「終盤に差し掛かった」と発言するなど、感染封じ込めに成功したと政府関係者の多くは考えていたようで、4月1日には、宗教行事である「クンブメーラ:Kumbh Mela」を実施することを許可していました。

「クンブメーラ」は、年に一度、ヒンドゥー教徒がインド北部ウッタラカンド州に集まり、ガンジス川で聖なる水浴びをするというもので、今年は500万人が集まったと推算され、相当数はマスクを着用しておらず、距離確保も守っていなかったようで、これが感染爆発の一因になったのではないかとも見られています。

実際、ウッタラカンド州での1日あたりの感染者数は、2月の30~60件から4月は2000~2500件に急増しています。

2021-04-29 071802.jpg



4.インド二重変異株


更に感染爆発に絡んで指摘されているのが二重変異株です。

現在、インド国内では「B.1.617」と呼ばれる二重変異株の確認例が増えており、カタールのアルジャジーラは「インド政府はまだ確認していないものの、ゲノム解読の結果は、この株が元凶である可能性を示唆している」と感染爆発の契機になった可能性があると報じています。

この二重変異株は1月の段階では殆どみられなかったのですけれども、4月にはインドでの症例の52%を占めるようになっていて、感染爆発との時期も一致しています。

インドの変異株が"二重"変異株と呼ばれているのは、大きな二つの変異があるからです。

1つ目は「L452R」と呼ばれるカリフォルニア変異株と共通のより感染力が増す変異です。そして2つ目の変異は「E484Q」と呼ばれる、南アフリカおよびブラジル変異株のそれと同じ変異で、それらと同じく、人体の免疫を回避する特性を持つのではないかと危惧されています。

ブルームバーグは、インド二重変異株は感染力が通常よりも約20%強く、さらに、抗体の免疫作用を50%以上低下させるとしています。

その一方、ヒンドゥー紙はアストラゼネカのワクチンの接種者達が二重変異株に対して保護されることがインドで初めて確認されたと、ワクチンの有効性を報じています。

2021-04-29 071804.jpg



5.感染爆発国とBCG


インドの感染爆発については、更に別の見方もあります。

言論サイト「アゴラ」を主宰する池田信夫氏は、モンゴルでもインドと同様の感染爆発が起こっていることを取り上げ、インドの二重変異株が原因だとは考えられないと述べています。

池田氏は更に、感染爆発の起こっている国の共通点としてBCG接種国であることを指摘し、ワクチン接種の始まる3月まで感染ゼロに近かった国で、それ以降に感染が急拡大していることについて、ワクチン接種が何か影響しているのではないかとも述べています。

今のところ、ワクチン接種者に感染者が増えたというデータがある訳でもなく、関連があるのかないのか分からないとしかいえません。

日本でも、東京都内でインド二重変異株の感染者が26日までに21人確認されたと報じられていますけれども、インド二重変異株が日本国内で拡大するのかどうか。注視していく必要があると思います。

2021-04-29 071803.jpg



  twitterのフリーアイコン素材 (1).jpeg  SNS人物アイコン 3.jpeg  カサのピクトアイコン5 (1).jpeg  津波の無料アイコン3.jpeg  ビルのアイコン素材 その2.jpeg  

この記事へのコメント

  • 歴史の真実

    保守サイドの人間が、DSカバールの捏ち上げた「コロナ茶番」に加担するのは、いい加減にやめるべきです。
    保守はどこまでも「証拠」と「根拠」と「事実」に基づいて行動する「リアリスト」であるべきです。

    【新型コロナの存在を証明する証拠は地球上に皆無!】
    「捏造」であることがバレて「NCBI米国生物工学情報センター(世界最高権威)GenBank」と「NIID国立感染症研究所」が取り下げて、HPから「削除」した通称「新型コロナウイルス」とやらの遺伝子塩基配列がコレ!w

    …最終段
    YGCCAGCCAC ACCCYGGAGC YAGCAAAAAA AAAAAAAAAA AAAAAAAAAA (4200)
    AAAAGCAYAY GACYAAAAAA AAAAAAAAAA AAAAAAAAAA AAAAAAAAAA (4250)
    AAAAAAAAAA AAAAAAAAAA AAAAAAAAAA AAAA (4284)
    A=アデノシン C=シチジン G=グアノシン Y=N3-メチルシュ

    天文学的な確率でAがこれだけ続くことは自然界では絶対に有り得ない!
    「捏造コロナ」の塩基配列を元に作った「捏造ワクチン」など何の意味も無い!
    いや、むしろ、
    •「水銀(神経毒)」「ハイドロゲル(不妊剤)」→人口削減、資産没収
    •「mRNA(遺伝子組み換え)」「ナノチップ(行動監視)」「ナノボット(行動制御)」→人類支配、人類奴隷化
    のための毒だらけ!

    1992年6月にリオ•デ•ジャネイロで開催された地球サミットで採択された「アジェンダ21」(世界人口70億人→5億人)の計画通り!

    世界の富の99%を握る0.1%の支配層(DSカバール)にとって、「捏造コロナ」と「捏造ワクチン」は万々歳の高笑い!

    【新型コロナは捏造!誤ったコロナ対策を訴える!座間市役所にて/三岬浩遵さん】
    https://www.bitchute.com/video/kZ8FKEmq46kE/

    【コロナは無いと認めた各国機関①】
    https://prettyworld.muragon.com/entry/16.html

    【コロナは無いと認めた各国機関②】
    https://prettyworld.muragon.com/entry/18.html

    【拡散・現役医師達の真実の言葉】
    https://ameblo.jp/higa-okinawa1216/entry-12651438500.html

    【不気味・コロナはロンドン•オリンピックで予言されていた】
    https://sp.nicovideo.jp/watch/sm36771402

    【世界救済計画 Q- THE PLAN TO SAVE THE WORLD (日本語吹き替え版)】
    https://www.bitchute.com/video/PRYWEi7SgrRU/
    2021年04月29日 23:22

この記事へのトラックバック