韓国に大きな負債を残す文在寅

今日はこの話題です。
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1.外交上丁寧に対応する


7月8日、菅総理は記者会見で、韓国からの開会式への出席者はまだ決定していないとした上で、文在寅大統領が東京五輪に合わせて来日した場合の対応について「訪日される場合は外交上丁寧に対応するということは、ここは当然の事だというふうに認識をしています」と述べました。

一方、いわゆる徴用工訴訟や慰安婦問題などをめぐる韓国政府の対応について「韓国が責任を持って対応していくことが重要だ。引き続き韓国側に適切な対応を強く求めていく立場に変わりはない」と述べ、引き続き適切な対応を求める考えを示しました。

これについて、前日の7日、日本政府関係者は、菅総理と文大統領との会談を設定する検討に入ったと明らかにしたのですけれども、韓国が日韓関係改善に向けた具体策を示さない限り、短時間の儀礼的な会談にとどめる考えで、本格的な首脳会談に応じるかどうかは韓国側の出方次第とするようです。


2.韓国にとっての成果


これについて、韓国政府関係者はJNNの取材に対し、「文在寅大統領は東京オリンピックの開会式がある、23日から1泊2日の予定で日本を訪問することで調整している」と明らかにした上で「日付までは暫定合意しているものの、首脳会談開催をめぐってはまだ日本側から明確な話は聞いていない。菅総理はまだ決断できていないようだ」と話しています。

けれども、韓国政府は元々、訪日は日韓首脳会談を行うことなどと条件を付けていました。

韓国大統領府の関係者は「大統領のオリンピック開会式への参加は、韓日首脳会談と、それによる成果が予見できるなら検討できる」と述べ、また韓国大統領府の朴洙賢(パク・スヒョン)国民疎通首席秘書官は、ラジオ番組で「行くなら首脳会談が開かれ韓国と日本の今の懸案を解消する成果があればいい」と語っています。

果たして、首脳会談を行うのみならず「成果を予見」とは何なのか。

これまで韓国は、徴用工問題や慰安婦問題について、解決策にならない提案ばかりしては、解決策を示したなどと嘯き、一向に解決策を示しません。したがって、韓国にとっての「成果」とは、自分の言い分の通りになることであり、国際法違反の解消を含めた"普通"の解決策ではないと見てよいかと思います。

当然、日本政府もそれくらいのことは分かっているでしょう。十中八九意味のない会談をしても仕方ないと思います。


3.対話をしているという演出


6月にイギリスで行われたG7サミットに招待された韓国は事前協議で日韓首脳会談の開催に意欲を示していました。

これに対し、日本側は徴用工判決や慰安婦判決によって、日本企業や日本政府の資産が処分されることを警戒し、「被害が出ない措置を取らない限り、会談はあり得ない」という立場を伝えていました。韓国側はそれでも「対話のなかで解決に向けた知恵を絞れば良いではないか」と粘ったそうですけれども、日本は「韓国が自分で解決すべきで、日韓で協力する問題ではない」と突っぱねたそうです。

東京オリンピックに合わせて訪日し、日韓首脳会談を求める韓国政府の徴用工判決や慰安婦判決に対し自分で解決する姿勢は見せておらず、G7のときと何も変わっていません。

解決策も出さないのに、文在寅政権が執拗に対話を求めてくるのは、アメリカのバイデン政権からの強い圧力があるからだろう、というのが専らの見立てとされているようですけれども、その通りだと思います。

韓国は日韓関係改善に、アメリカに対し仲裁を求めたりしていましたけれども、日本は日本でアメリカに対し、「韓国の主張を認めれば、日韓請求権協定が破壊される。それは戦後秩序の破壊にもつながる。この問題で、米国が仲介するというなら、日本の立場を支持すること以外にない。折衷案を出すというなら、仲裁しないでほしい」と水面下で働きかけていたそうです。

これにはアメリカも理解を示していて、実際仲裁する動きは出ていません。

結局、文政権としては、「対話をしている」という演出だけが、取り得る外交手段になっていると見てよいように思います。まったくもって、目を見張るばかりの"外交の天災"ぶりです。


4.韓国に大きな負債を残す文在寅


朝鮮近現代史研究所所長の松木國俊氏は、韓国人の「歴史」に対する考え方は、日本とまったく異なり、彼らは、「検証」や「考証」で過去の真実を明らかにするのは「無駄な作業」に過ぎず、韓国における正しい「歴史教育」とは、自国民の精神の高揚につながる「あるべき歴史」を打ち立てることなのだと指摘しています。

松木氏は、韓国は戦後一貫して、「日本は悪逆非道な植民地支配を行い、朝鮮人が抵抗して独立を勝ち取った」という虚構を事実として教え、その傾向は文在寅政権となって一層強まっていると述べています。

確かに、福島原発の処理水放出を「人類全体に対する核攻撃だ」と喧伝したり、旭日模様を見るやなんでもかんでも叩いたり、東京五輪の公式ホームページの地図に竹島が載っているのを見つけては、IOCに消せとイチャモンを付けたり、一昔と比べればエスカレートしていることは否定できないでしょう。

真実ではなく、「あるべき歴史」を打ち立てるのが正しいと考える国民が、幼少から日本は悪だと教育されてしまえば、その後どうなるかなんていうまでもありません。

そうした国とも付き合える殆ど唯一の方法が、条約などの国際法で互いに共通の土台を作って、それに従うことなのですけれども、文在寅政権はそれすらも破壊してしまった。

韓国の次の大統領が誰になるか分かりませんけれども、文在寅大統領は韓国という国にとてつもなく大きな負債と残すことになるのではないかと思いますね。


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この記事へのコメント

  • Naga

    金融関係では誰かの負債は別の誰かの資産と最近よく言われますが、これも韓国の負債は日本の資産ではないでしょうか。媚韓派であっても韓国に近きにくくするバリア。
    2021年07月10日 19:44

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