プーチンの部分的動員令と核攻撃リスク

今日はこの話題です。
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1.プーチンの部分的動員令


ウクライナ情勢が緊迫してきました。

9月21日、ロシアのプーチン大統領は国民向けにテレビ演説を行い、ウクライナ侵攻をめぐり部分的動員令に署名したと表明しました。

プーチン大統領の演説内容は次の通りです。
友人たちよ。

この演説の主題は、ドンバスの情勢と、2014年に武装国家クーデターの結果としてウクライナで権力を掌握したネオナチ政権からの解放のための特別軍事作戦の経過だ。

今日、私はあなた方に挨拶する。 私たちの国のすべての市民、さまざまな世代、年齢、民族の人々、私たちの偉大な祖国の人々、偉大な歴史的ロシアによって団結しているすべての人々、最前線で戦っている兵士、将校、ボランティア。ドネツクとルガンスクの人々の共和国、ヘルソンとザポロジエ地域、およびネオナチ政権から解放されたその他の地域の兄弟姉妹は、戦闘任務を遂行している。

この問題は、ロシアの主権、安全、領土の完全性を守り、未来を自主的に選択しようとする同胞の願望と意志を支援するために必要で不可欠な措置と、一部の西側エリートの攻撃的な政策に関わる。彼らは、支配を維持するために最大限の努力を払い、この目的のために、他の国や国家に彼らの意志と疑似価値を攻撃的に強制し続けるために、主権と独立した発展拠点を阻止し抑制しようとしている。

欧米の一部の目的は、わが国を弱体化させ、分裂させ、最終的に破壊することだ。彼らは今、1991年にソビエト連邦を分裂させることに成功し、今こそロシアに同じことをする時だと公言している。

彼らはずっと前からこのような計画を練っていた。彼らは、コーカサス地方の国際テロリスト集団を奨励し、NATOの攻撃用インフラを我々の国境近くに移動させた。無差別なロシア恐怖症を武器に、主に反ロシアの橋頭堡となるよう計画されたウクライナで、何十年にもわたってロシアへの憎悪を育てたこともある。彼らはウクライナの人々を大砲の餌にし、ロシアとの戦争に追い込み、2014年にそれを解き放った。彼らは民間人に対して軍隊を使い、国家クーデターの結果としてウクライナに誕生した政府を承認しない人々に対して、大量虐殺、封鎖、テロを組織した。

キエフ政権がドンバス問題の平和的解決を公然と拒否し、核兵器保有への野心を表明した後、ドンバスでの新たな攻勢が明らかになった。必然的に、ロシアのクリミア、つまりロシアへの攻撃が続くだろう。

これに関連して、先制的な軍事作戦を開始するという決断は必要であり、唯一の選択肢であった。ドンバス全域の解放というこの作戦の主目的は、依然として変わっていない。

ルガンスク人民共和国は、ネオナチからほぼ完全に解放された。ドネツク人民共和国での戦闘は続いている。キエフ占領政権は、これまでの8年間で、深く階層化された恒久的な防衛線を構築した。それに対して正面から攻撃すれば、大きな損失を被ることになる。だからこそ、私たちの部隊やドンバス共和国の軍隊は、有能かつ組織的に行動し、軍備を駆使して人命を守り、ドンバスを解放し、市や町をネオナチから浄化し、キエフ政権が人質や人間の盾にした人々を助けるために一歩一歩前進しているのだ。

ご存知のように、特別軍事作戦には、契約に基づいて勤務するプロの軍人が参加している。彼らと肩を並べて戦っているのはボランティア部隊で、民族も職業も年齢も異なる真の愛国者たちだ。彼らは、ロシアとドンバスを守るために立ち上がるという心の呼びかけに応えたのだ。

この関連して、私はすでに政府と国防省に対し、ドネツクおよびルガンスク人民共和国の軍事部隊の志願者と人員の法的地位を決定するよう指示を出している。それは、ロシア軍の軍事専門家の地位と同じでなければならず、物質的、医療的、社会的利益を含んでいる。義勇軍とドンバス人民民兵のための軍事装備とその他の装備の供給を組織することに、特別な注意を払わなければならない。

国防省と参謀本部の計画と決定に従い、ドンバス防衛の主要目標を達成するために行動しながら、わが軍はケルソン地方とザポロジエ地方のかなりの地域と他の多くの地域を解放した。このため、1000キロを超える長大な接触線が形成された。

これが、今日初めて公表する内容だ。特別軍事作戦の開始後、特にイスタンブール会談の後、キエフの代表は我々の提案に対してかなり積極的な反応を示した。これらの提案は、何よりもロシアの安全と利益を確保することに関わるものであった。しかし、平和的解決は明らかに西側にそぐわない。だからこそ、一定の妥協が調整された後、キエフは実際にこれらの合意事項をすべて破棄するよう命じられたのである。

ウクライナにはさらに多くの武器が投入された。キエフ政権は、外国の傭兵や民族主義者の新しいグループを登場させ、NATOの基準に従って訓練され、西側のアドバイザーから命令を受けた軍隊を編成した。

同時に、2014年の武装クーデター直後に確立された、自国民に対するウクライナ全土の報復体制は、厳しく強化された。威嚇、テロ、暴力の政策は、ますます大規模でおぞましい野蛮な形態をとっている。

私は次のことを強調したい。私たちは、ネオナチから解放された領土、それも主にノヴォロシヤの歴史的土地に住む大多数の人々が、ネオナチ政権のくびきの下で生活することを望んでいないことを知っている。ザポロージエ、ケルソン、ルガンスク、ドネツクの人々は、ハリコフ地方の占領地域でネオナチが行った残虐行為を見たし、現在も見ている。バンデル派の子孫やナチスの懲罰遠征隊員たちは、人々を殺害し、拷問し、投獄している。彼らは、平和な市民に対して、決着をつけ、殴打し、暴虐の限りを尽くしているのだ。

敵対行為が勃発する前、ドネツク、ルガンスク人民共和国、ザポロージエ、ケルソン地域には750万人以上が住んでいた。その多くが難民となり、故郷を離れることを余儀なくされた。現在、約500万人の難民が、ネオナチ過激派による砲撃やミサイル攻撃を受け、病院や学校への銃撃、平和な市民に対するテロ攻撃などにさらされている。

私たちは、親族が虐殺者に切り裂かれるのを見過ごすことはできず、自分たちの運命を自分たちで決めようとする彼らの真摯な努力に応えるしかないのだ。

ドンバス人民共和国の議会、ケルソン州とザポロジェ州の軍民行政機関は、自国の領土の将来について住民投票を実施する決定を採択し、ロシアにこれを支持するよう訴えている。

私は、人々が意思を表明できるよう、これらの住民投票のための安全な条件を整えるために必要なあらゆることを行うことを強調したい。そして、ドネツク、ルガンスク両人民共和国、ザポロージエ、ケルソン両地域の大多数の人々が選択した未来を支持する。

友よ。

今日、わが軍隊は、先に述べたように、1,000キロメートル以上にわたる最前線で戦っており、ネオナチ部隊だけでなく、実際には西側集団の全軍事機構と戦っているのだ。

このような状況において、私は、我々が直面している脅威に対して十分に適切な次のような決定を下す必要があると考える。より正確には、祖国とその主権および領土保全を守り、解放された地域のわが国民と人々の安全を確保するために、ロシア連邦における部分的動員に関する国防省と参謀本部の提案を支持する必要があると考える。

これまで述べてきたように、私たちは部分的な動員について話している。つまり、軍隊に勤務し、特定の軍事的職業的専門性とそれに対応する経験を有する者を中心とする軍事予備兵のみ召集される。

現役として召集された者は、所属部隊に送られる前に、特別軍事作戦の経験に基づく強制的な追加軍事訓練を受けることになる。

私はすでに部分動員に関する大統領令に署名している。

法律に従い、連邦議会と州議会の両院には、本日、文書で正式に通知される予定だ。

動員は本日9月21日に開始される。私は、各地域の首長に対し、軍の徴集所の業務に必要な支援を提供するよう指示している。

動員令に従って招集されたロシア国民は、契約に基づいて勤務する軍人の地位、支払い、すべての社会的給付を受けることを指摘したい。

さらに、部分動員に関する大統領令は、国家防衛命令履行のための追加措置も規定している。防衛産業企業の責任者は、武器と軍事装備の増産目標を達成し、この目的のために追加の生産設備を使用することに直接責任を負うことになる。同時に、政府は防衛企業に対する物質的、資源的、財政的支援のあらゆる側面に遅滞なく対処しなければならない。

友よ。

西側諸国は、わが国と国民に対して際限のない脅威を与え、その攻撃的な反ロシア政策において行き過ぎた行動をとっている。一部の無責任な西側政治家は、クリミアやその他のロシア地域への攻撃に使用できる長距離攻撃兵器のウクライナへの搬入を組織する計画について話すだけでなく、それ以上のことを行っている。

このようなテロ攻撃は、西側兵器の使用も含めて、ベルゴロドやクルスク地方の国境地帯で行われている。NATOは、ロシアの南部地域をリアルタイムで、最新のシステム、航空機、船舶、衛星、戦略的ドローンを使って偵察している。

ワシントン、ロンドン、ブリュッセルは、キエフに敵対行為を我々の領土に移すよう公然と奨励している。彼らは公然と、ロシアはいかなる手段を使っても戦場で敗北し、その後、政治的、経済的、文化的、その他あらゆる主権を奪われ、略奪されなければならないと述べている。

核の恐喝にさえ手を染めている。私は、核災害の脅威をもたらすザポロジェ原子力発電所に対する西側の奨励する砲撃だけでなく、ロシアに対する大量破壊兵器-核兵器-の使用の可能性と容認に関するNATO主要国の一部の高位代表の発言についても言及している。

ロシアについてこのような発言をする人々に、わが国にもさまざまな種類の兵器があり、その中にはNATO諸国が保有する兵器よりも近代的なものもあることを思い出してもらいたい。我が国の領土保全に対する脅威が生じた場合、そしてロシアと国民を守るために、我々は利用可能なすべての兵器システムを必ず使用する。これはハッタリではない。

ロシア国民は、祖国の領土保全、独立と自由は、利用可能なすべてのシステムによって防衛されることを確信して欲しい。 繰り返す。私たちに対して核の恐喝を使っている人たちは、風向きが変わることがあることを知るべきだ。

世界支配に熱心で、祖国を分裂させ、奴隷にしようと脅す者たちを阻止するのは、わが国の歴史的伝統であり、宿命だ。今回も必ずややり遂げるので安心して欲しい。

皆さんのサポートを信じている。
このように、プーチン大統領は、部分動員の大統領令に署名し、即日動員されると明言していますけれども、なぜわざわざ「部分的」なのかというと、制約付での動員だからです。

21日、ロシアのショイグ国防相は国内のテレビ番組で、30万人の予備役を招集するとした上で、「ロシアには従軍や戦闘経験を有する膨大な動員資源がある。ほぼ2500万人だ……だから、この動員は全体の1%程度を対象とした『部分的な動員』なのだ」と説明しています。


2.これはハッタリではない


プーチン大統領は演説の中でウクライナ東部ドンバス地域について言及。ドンバス人民共和国の議会、ケルソン州とザポロジェ州の軍民行政機関は、自国の領土の将来について住民投票を実施する決定を採択したことについて、支持を表明し、必要なあらゆることを行うと述べています。

ウクライナの反攻が行われているのに、住民投票などできるのかと思ってしまうのですけれども、タス通信は、9月20日、ドンバス地方と南部ヘルソン、ザポロジエ両州の親ロシア派が、ロシアへの編入に向けた「住民投票」を23~27日に行うと、一斉に表明しました。

これについて、メドベージェフ前大統領は同じく20日、通信アプリで「投票は住民の保護だけでなく、歴史的正義の回復にとって多大な意味を持つ……住民投票を行い、ロシアの新たな領土とすれば、世界の地政学的変化は不可逆的なものになる」と訴えました。

また、プーチン大統領側近のトゥルチャク上院第1副議長は、通信アプリで「ロシアである事実を固定化するものだ」と強調したそうですけれども、仮に、これら地域が住民投票でロシア編入を望み、編入されたとしたら、これら地域への攻撃は、ロシア領土への攻撃となります。

ロシアにしてみれば、それに対する反撃は「自衛戦争」であり、戦争の大義名分になります。

無論、ウクライナや西側はそれを認める筈もなく、奪還・解放を目指して攻撃する可能性は高く、そうなれば、正式な「戦争」になってしまいます。

プーチン大統領は演説で「我が国の領土保全に対する脅威が生じた場合、そしてロシアと国民を守るために、我々は利用可能なすべての兵器システムを必ず使用する。これはハッタリではない」と核の使用も辞さないと匂わせていますけれども、万が一、核が使われたらとんでもないことになります。


3.プーチンの脅しに屈してはいけない


このプーチン大統領の発言について、アメリカ国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー報道官はABCテレビの番組で「非常に深刻にとらえている……核保有国として無責任な発言だ」と批判しました。

核兵器使用の危険性についてはアメリカも言及を始めました。

バイデン大統領は18日に放送されたCBSの番組で、プーチン大統領が化学兵器か戦術核兵器を使用する可能性について問われると、「だめだ、だめだ、だめだ(Don’t. Don’t. Don’t)」と答えた上で、もし使用すれば「第2次世界大戦後のどの戦争とも違う様相へと変えてしまうことになる……ロシアはこれまで以上に世界ののけ者になるだろう」と述べています。

また、北大西洋条約機構(NATO)のイエンス・ストルテンベルグ事務総長も「危険で無謀」と非難するなど、核兵器使用を危惧する声が高まっています。

一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は、21日に独紙ビルトのインタビューに応じています。その概要は次の通りです。
・プーチンの演説は見ていないが必要な情報はすべて持っている。私にとって新しいことは何もない。

・プーチンはすでに部分的な動員を実行していた。我々の諜報機関や同盟国はすでにそう言っている。先月はずっと動員をかけていた。

・今回の部分的な動員は、ロシア将校やその他の軍人に問題があることを示している。「戦えない士官候補生を動員した」ことは、すでに分かっている。この士官候補生たちは倒れた。訓練もままならなかった。戦えない人ばかりだ。彼らは私たちのところにやってきては、死んでいくのだ。

・プーチンはウクライナを血で染めようとしているが、同時に彼自身の兵士の血でも染めようとしている

・我々にとって戦車は、より多くの命を救うことができることを意味する。ウクライナはドイツからの軍事的、財政的支援に感謝しているが、戦争に勝つためにはもっと必要だ。兵器のテクノロジーは、兵士の生存に関わる問題だ。

・戦車納入の拒否をアメリカや他の国の行動で正当化しないで欲しい。あなた方は他の国家から独立している。ドイツは欧州で最も強い経済力を持つ国なので、模範を示すことができる

・オラフ・ショルツ首相との電話会談は、時折、騒がしくなることもあった。壁が揺れるような状況もあった。私はとても直球勝負の人間だ。それは、私の性格のせいだけではない。問題解決のための時間も短縮できる。

・ロシア占領地の奪還を中止する予定はない。計画に従って、一歩一歩行動していく。必ずや領土を解放する。国民投票は見せかけの国民投票であり、9割の州はそれを認めないだろう

・彼が核兵器を使うとは思っていない。このような兵器を使うことは、世界が許さないだろう。

・とはいえ、プーチンの頭の中を覗くことはできない。リスクがある。

・だが、プーチンの脅しに屈してはいけない。明日、プーチンはこう言うかもしれない「ウクライナに加えて、ポーランドの一部も欲しい、さもなければ核兵器を使う」と。こんな妥協はできない。

・明後日には、「ドイツも、ドイツ民主共和国やドイツ連邦共和国のことを、昔はこうだった、と思い出せ」と言うこともできる。彼はこう言うだろう。「失礼だが、我々は壁の再建に着手する。ロシアのレンガを持参した」。ドイツは、ロシアが核兵器を使うことを恐れて、これに従うのか?

・世界には、プーチンがすでに戦争に負けたことを理解していない国家がまだある。歴史的に見ても負けている。ウクライナに対してだけでなく 彼は国家に対して負けたのだ。彼は全世界を相手に負けたのだ。民主主義に負けたのだ。彼の戦争は負けた。ウクライナの領土に侵攻した最初の日から、彼はこの戦争に負けたのだ。誰も彼を許さないだろう。
このインタビューを見る限り、ゼレンスキー大統領は、ロシアがウクライナから追い出さない限り、停戦することは全く考えていないようです。


4.プーチンのないロシアを!


演説でプーチン大統領は、国民に対し「今回も必ずややり遂げるので安心して欲しい」と呼びかけていますけれども、必ずしも国民はそう思っていないようです。

プーチン大統領の部分的動員発言を受け、ロシア発の航空便に予約が殺到しているそうです。

21日、ロシアで人気の格安航空券サイト「アビアセールス(Aviasales)」では、アルメニアやジョージア、アゼルバイジャン、カザフスタンといった旧ソ連諸国への直行便が完売。トルコの国営航空会社ターキッシュエアラインズ(Turkish Airlines)のウェブサイトによると、ロシア発着便の主要経由地であるイスタンブールへの便は24日まで満席となっているそうで、エア・セルビア(Air Serbia)も、セルビアの首都ベオグラード行きの便で、次に空席があるのは26日となっているとのことです。

なんでも、プーチン大統領の国民向けテレビ演説が始まった21日午前9時以降、ロシアでは「チケット」と「航空便」のキーワード検索が2倍以上に増加。グーグルトレンド(Google Trends)のデータでは、ロシア出国に関する検索は、通常時の100倍に増えたそうです。

これについて、筑波学院大の中村逸郎教授は、「国内の反発が非常に強くなってきていて、日本時間の今朝午前6時現在、ロシア全土38の都市で1349人の身柄が拘束されたというニュースも出ていますし、凄いのはこの部分的動員令で、どうやらロシア人の出国が禁止になるようなんですよ。それでできるだけ早く外国に出たいという人がたくさんいるようで、航空券の価格が29倍にはね上がっている状況」と述べています。

また、大和大学社会学部教授の佐々木正明氏も次のようにコメントしています。
ロシア国内で予備役招集に伴う拒否反応が起きている。「プーチンのないロシアを!」のスローガンが抗議集会で飛び交う。未確認だが、抗議を行い拘束された者に対して「赤紙」が渡されたという情報もある。

発信元がさとられにくいテレグラムや独立系メディアでは、予備役招集の召喚状が次々にアップされている。召喚状にはたとえば、9月23日午前10時までに徴兵司令部に来るように指示されている。そこで、身体検査を受けるようだ。召喚状にもさまざまなタイプがあることも報告されている。

この召喚状を拒否することは「犯罪」にあたるとし、とりあえずどんな内容なのかを知ること、などとアドバイスされている。人権団体にも相談するよう呼びかけられている

フィンランドに向かう道路でも車列が伸び、シベリアではモンゴルに伸びる道路が渋滞という情報もある。各地で抗議運動が起こり、すでに38都市で1383人が地元治安部隊などに拘束された。
やはり、プーチン大統領の足元が揺らいできていることには間違いないようです。

先述のインタビューでゼレンスキー大統領は、ロシアが核兵器を使うことはない、世界が許さないとの見解を示していますけれども、段々と追い詰められつつあるプーチン大統領がハッタリでないことを示す可能性は否定できないと思います。

世界は、危急存亡の秋を迎えたのかもしれませんね。


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