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1.毎日新聞記者の炎上ツイート
ひろゆき氏の辺野古ツイートが論争を呼んでいます。
10月8日、毎日新聞の記者でユーチューバーとしても活動している宮原健太氏が、この問題について「ひろゆきにしろ、谷原章介にしろ、政治の知識も大してない人達が、事実関係について言及しようとすること自体がニュース番組として間違っている。彼らが話せるのは、それこそ『ただの感想』くらいだ」とツイートしました。
このツイートには2000件以上の引用リツイートがついて大炎上。「なるほど。フェイクを基に報道してきた毎日変態新聞のどの口が
の典型ですね」とか「そんなことより、今回ひろゆきの「感想」とやらで日本中に知れ渡ることになった下記のような暴力を極めた辺野古移設反対運動およびその団体、団体指導者山城氏、これを支援する政党、知事については、どのようにお考えなのか御社の見解を聞きたい」とか「お前んとこの仲間の作るテレビなんか、ほぼ政治的にシロートばっかがくっだらない感想たれながしてるだけじゃん。一貫してるのは反政府反自民ってだけで」とか「さすが毎日新聞、イギリスの高級紙ガーディアンから名指しで指定された中国のプロパガンダ新聞ですね。イライラすると直ぐに雑になるww.」とかフルボッコされています。
この宮原氏は自身のプロフィールに東大卒と書いているのですけれども、このツイートに、同じ"東大"の先輩である、大王製紙の元会長・井川意高氏が噛みつきました。
井川氏は「毎日新聞大丈夫か?こんな記者野放しにして ついに一線越えたぞ 一般国民は知識ないから 政治に意見言ったらいけないんだな オレはこいつと同じ東大卒だから 意見言ってもいいよな?」、「こいつを処分しなければ毎日新聞おまえはジャーナリズムとして終わるぞ」など厳しく批判しています。
ひろゆきにしろ、谷原章介にしろ、政治の知識も大してない人達が、事実関係について言及しようとすること自体がニュース番組として間違っている。彼らが話せるのは、それこそ「ただの感想」くらいだ。
— 宮原健太(記者YouTuber) (@bunyakenta) October 8, 2022
#拡散希望#これだけは言ってはいけない #毎日新聞 #記者 #素人
— 井川 意高 本アカ (@mototaka728) October 9, 2022
毎日新聞大丈夫か?
こんな記者野放しにして
ついに一線越えたぞ
一般国民は知識ないから
政治に意見言ったらいけないんだな
オレはこいつと同じ東大卒だから
意見言ってもいいよな? https://t.co/i5lnMh1M14
2.政治を動かすのは大衆の「感想」だ
宮川氏は、政治の知識も大してない人達は感想しかいえないのだから、事実関係について言及するなと主張している訳ですけれども、民主国家において、政治を動かすのは大衆の「感想」です。
でなければ、マスコミの"印象操作"が問題になる筈がありません。「扇動」が成立するのは、マスコミが大衆の「感想」を操作してしまえるからです。
昨今話題の旧統一教会問題とて、マスコミが散々報道した影響で、国民が「旧統一教会と関わるのは駄目だ」という「感想」を持つようになり、仕舞いには、岸田政権をもそのように動かしてしまった訳です。
同じように、辺野古問題とて、旧統一教会問題なみに世論が「辺野古基地は駄目だ、米軍は出ていけ、自衛隊も出ていけ」と思えば、結果はどうあれ政権は動かざるをえなくなります。
いま現在そうなっていないのは、基地があるのは駄目だと思っている人が多数派ではないからです。
これは、ひろゆき氏が指摘していることですけれども、駐留米軍、自衛隊といった、外交・安保は、国の専権事項であり、地方自治体だけがどうこういってもどうなるものでもありません。
ゆえに、基地を無くしたいのなら、全国的な問題にしなければなりません。
北朝鮮拉致被害者問題にしても、拉致被害者家族が地道に長い時間を掛けて訴え続け、国会議員をも動かし全国的な問題としました。彼らは、暴力行為も妨害行為もしていません。
一方、沖縄基地問題は、全国的な問題にはなっておらず、基地反対派は日本全体として考えるべきだと訴えています。
そのためには、拉致被害者家族のように地道に訴え、それこそ、ひろゆき氏のいうように「共感」してくれる人達を増やさなければなりません。多数派にならないからといって暴力行為に訴えるのでは話になりません。
3.安全保障の答えを持っていない基地反対派
10月7日、インターネットテレビ局ABEMAのニュースチャンネル『ABEMA Prime』で、ひろゆき氏と基地反対派の人達が出演し、討論を行いました。
筆者も視聴してみましたけれども、思ったとおり、見事に平行線に終わりました。
討論の中で、反対派の人は、意見されたら「勉強しろ」とか「陰謀だ」とかいう場面がありましたけれども、とても討論しようという態度には見えませんでした。
番組でひろゆき氏は「人の話を聞かず、自分の主張をしたい人がいっぱいいる」と指摘していましたけれども、筆者も同じ感想を持ちました。自分のいいたいことを主張するのは結構ですけれども、それが相手を説得することに繋がらなけれれば、意味がありません。
ひろゆき氏は「反対派は米軍出ていけ、自衛隊出ていけといっているが、そうなったら沖縄や石垣島を誰が守るのか、それは中国を利するだけじゃないか」と質問していましたけれども、反対派の沖縄タイムス阿部岳記者は、沖縄は米軍から被害を受けている、だの陰謀論だのいうばかりで、質問にまったく答えていませんでした。
彼の視野には、米軍や自衛隊は沖縄から出ていけということしか映ってないのかもしれませんけれども、日本全体からみれば、安全保障の観点から在日米軍や自衛隊は必要だと思っている人が少なからずいるわけで、基地反対派はそこに対する答えを持っていない限り、日本国民を説得することなど到底無理です。
4.隠されていたことが明るみになる時代
番組でひろゆき氏に"論破"されてしまった感がある沖縄タイムス阿部岳記者は、後日、阿部記者は、そのあとも、ひろゆき氏のいっていることはデマだ、間違いだとツイートしたのですけれども、その度にひろゆき氏に「その指摘は間違っている」と沖縄タイムスの過去記事という証拠付きで反論され、恥を晒しています。
また、東京新聞の望月衣塑子記者が「ひろゆきのツイートは誤り」とひろゆき氏に食ってかかったのですけれども、これも望月記者自身の発言を挙られて反論。見事に自爆しています。
阿部記者は、仕舞いには、ひろゆき氏をネトウヨだとかヘイトスピーチだなどとツイートしていますけれども、やりこめられたからといって「人格攻撃」して憂さを晴らしたところで何も変わりません。
一方、望月記者の方は、ひろゆき氏をスルーして、メディアが「ひろゆき」を持上げてきたのが悪いのだ、とアベマプライムの方を叩き始めていますけれども、こうした態度は、ひろゆき氏に論破されたことを自ら認めたも同然だと思います。
もしかしたら、彼らは、ひろゆき氏のように、いちいち証拠を挙げて反論してくる相手と議論したことがなかったのかもしれませんけれども、ある意味、外から自分がどう見られているのかを、はっきりと示された機会になったのかもしれません。
今回のひろゆき氏の辺野古ツイートは、辺野古基地問題と反対派の実情と考え方を見事に可視化したといえると思いますし、ある意味、「闇」を暴いたとも言えるのではないかと思います。
7月14日のエントリー「参院選が呼んだ革命とホワイトが天下を平定する未来」で、筆者は評論家の岡田斗司夫氏が唱えている「ホワイト革命」を取り上げましたけれども、先般の参院選でNHK党のガーシー氏が「暴露」を公約に当選し、それに続いて、他の著名人からのぽろぽろ暴露話が出てくるなど、どうも「隠されていたことが明るみになる」というのが社会的な流れであり、「ホワイト革命」が着々と進行しているように思います。
畢竟、「隠されていたことが明るみになる」という、某国の「サイレントインベージョン」を暴くことにも繋がります。国が安全保障を強化する裏で、民間で、闇が暴かれ「ホワイト革命」が進行する。
この両者が嚙み合ってこそ、日本の安全が守られるのではないかと思いますね。
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