煙と関税
北部九州の広い範囲で8日、光化学スモッグ注意報が発令された。
どうやら中国から大気汚染物質が流れ込んでいるらしい。
禁煙家の隣の席にヘビースモーカーがいる。
煙は風に乗って、禁煙家のところにどんどん流れてくる。
止めてくれというと、お前も昔は吸っていたじゃないか。なぜ俺が吸ってはいけないんだと抗議する。
君が肺がんになるのは勝手だが、僕まで巻き添えにするのは止めてくれ。と反論すると、じゃあ空気清浄機をよこせという。
空気清浄機は非常に高価で、使い方も難しい。とても使いこなせるとは思えない。
渡したら最後、直ぐ空気清浄機をコピーして大威張りで近所に押し売りするに違いない。
丁度これが、日本と中国の関係にあたる。
煙草であれば喫煙所を作ってそこでしか吸わせない「分煙」も可能だけれど、国となると席は代われないし、風向きも変えられない。
煙をなんとかしようと考えるより、吸いたくても吸えないようにするのが一番いい。
ニコチン含有量が高い煙草の値段をとんでもなく高額にする。そうでないのは値段を抑える。
いきおいニコチンが少ない煙草に替えざるを得ない。
京都議定書の目標値の達成具合と関税をリンクさせる。
議定書の目標値達成率100%の国からは関税ゼロ。FTA締結。
達成度に合わせて関税比率をかえればいい。
京都議定書に参加すらしない国は論外。
WTOに提訴されるくらい高率の関税をつければいい。
商品の製造コストに環境破壊分を乗せるようにしないといけない。
環境破壊しながら作ったものは買わないし、買えない。そういうルールを作るべき。
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