六道輪廻からみた中国と欧米型植民地

昨日の続き、、

中国は先進国の仲間入りをしたかのように振舞っているが、「地獄・餓鬼・畜生・修羅」領域は、根本から解消されていない。 
解消の為の活動がないというより根本から解消する気がない。共産党が維持さえできれば、国民などどうでもよいと思う節すらある。

まず「地獄・餓鬼・畜生・修羅」領域の経済活動をまともな方法でおこなっていない。

地獄領域は「弾圧」によって、維持。
餓鬼領域は「侵略と脅し」で分捕る。
畜生領域は「外資誘致と技術供与の要求」で賄う。
修羅領域は「情報統制」で封鎖、維持。

というのが現状だ。

政府高官と門閥、沿岸部の上流階級が「畜生・修羅」領域で生きているが、人民の大半は「地獄と餓鬼」領域によって覆われている。

富を生産する「人間・天」領域に到達するには、民間レベルで「畜生・修羅」領域を解消しなければならないが、教育の徹底、人権意識・モラル向上は門閥や共産党政府打倒につながるため解消できないし、しない。

人道支援・経済協力と呼ばれるものは「地獄・餓鬼」領域と「畜生」領域のインフラ部分を解消する手助けに他ならず、「畜生」領域の法整備部分と「修羅」領域の解消に口を挟むことは内政干渉にあたる。

よって、共産党支配が続く限り、中国全体が「人間・天」領域に引き上がることもなければ、富を生産する国になることもない。
 

同じく、欧米型植民地は、「畜生・修羅」領域を解消しなかった。植民地を「人間」領域以上に引き上げる気がなかったとも言える。

南アフリカのアパルトヘイト政策は「地獄・餓鬼・畜生・修羅」領域、とりわけ「地獄・餓鬼」領域に有色人種を押し込め隔離し、「人間・天」領域に白人のみが住む世界を作り上げる政策であったと言える。
無論、有色人種が「人間・天」領域に入ることは許されない。

アパルトヘイト撤廃後、有色人種が「畜生・修羅・人間・天」領域に入ることを許したが、肝心の「地獄・餓鬼・畜生・修羅」領域の解消が進まないため、地獄のような状態が現出している。

六道輪廻の思想では、「地獄・餓鬼・畜生」はまだ地獄の世界として扱われている。まだまだ地球の大半は人間が住める世界にはなっていない。


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