ロボット産業が発達すると人間はロボットに職を奪われる。
ロボットのコストが人間より遥かに安いから。
これはもう現実化してる。
中国の経済発展は、他国より圧倒的に安い労働コストで支えられている。
中国の労働者をロボットに置き換えれば、まったく同じ構造になる。
日本の給与水準が上がらないのは中国の安い労働力の影響だ、というけれど。
ロボットに単純労働職が奪われた未来の姿が現出していると考えたほうがいい。
単純労働が、ロボット任せになると、人の職業は人しかできないものにシフトしてゆく。
日本は近未来世界の予行演習として、今から産業構造のシフトを計るべき。
石油ショックを乗り越えて、日本の省エネ技術は発達した。
未来に起こるであろう、ロボットに職を奪われるショックを、今の中国ショックを練習台として乗り越えればいい。
日本文化が価値を生む産業構造へ。
凄まじい経済発展を喧伝する中国も、労働の中に人しかできない価値が埋め込まれていないと、その姿はハリボテに過ぎない。
現に沿岸部では賃金上昇に伴って、どんどんベトナム等に企業は移動している。
これは、中国での産業はロボットに置き換えられることを端的に証明してる。
中国労働者と同じ土俵で張り合うからフリーターや派遣が増える。
日本人にしかできないことがそのまま価値につながる産業構造に転換すべき。
ピンチはチャンス。日本ならきっと出来る。
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