慰安婦決議案と赦しの力


とうとう、慰安婦決議案が米下院外交委で可決されたようだ。ただ、マイク・ホンダ議員の案から修正された。修正案の中に 「(1)日米同盟がアジア太平洋地域に占める重要性の確認」 が入っている。 要は日米同盟を大事に思うのであれば、戦前の日本が悪の権化であり、それをアメリカに開放してもらったと認めろ。歴史修正主義は許されないということ。

これを切っ掛けに真実を明らかにすべき、正々堂々と反論せよ。という意見もある。

以前、「恐れと許し」のエントリーでも上げたけれど、今こそ、「日本はアメリカの原爆投下による大量虐殺の罪を赦す」と宣言するタイミングだと思う。トルコみたいに、基地使用させないとかいって反論するのではなく、相手の罪を赦すと言う。

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「慰安婦決議案に関して、それが事実かどうか歴史学者に任せる問題だ。真実は歴史が証明するだろう。一意見広告ごときに乗せられて、事実だったかどうかは兎も角、60年前の、しかも謝罪が済んでいる事象を云々するのが正当な行為なのであれば、過去すべての遺憾な出来事に対して謝罪しなければならない。日本は東京大空襲や原爆投下について、言おうと思えばいくらでも言える。しかし、我々はそうしない。イエスも汝の隣人を愛せ、罪を赦せと言ったではないか。我々はそれに習って、アメリカの過去の罪を赦した。日本はアメリカを罪に定めない。その我々に対して、なお謝罪を求めるのであれば、罪なき者がまず石を投げるべきだ。」

こう言えばいい。日本の徳性、民度、イエスの教え、何一つ傷つけることなく反撃できる。 

慰安婦決議案を採択したという事が、イエス(の教えを実践する者)に石を投げる事と同じという構図にする。

そこまでして、ようやく自分達は何をしていたのかと気づくのなら、とても情けないことだけど、気づかないよりまだいい。

その後で時間をかけて真実を伝えればいい。


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※慰安婦決議案を可決 米下院外交委 首相の公式謝罪促す
 【ワシントン=有元隆志】米下院外交委員会(ラントス委員長)は26日、慰安婦問題に関する対日非難決議案を原案を一部修正のうえ、賛成多数で可決した。修正後の決議案は、表現をやや緩やかに改めているものの、日本の首相による公式謝罪を依然促す内容となっている。
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 民主党のマイク・ホンダ議員が提出した決議案は、(1)日本政府による公式謝罪と歴史責任の受け入れ(2)謝罪形式は首相の公式声明とすること(3)慰安婦問題への疑問や反論を明確に否定すること(4)若年世代への教育強化-を日本政府に求めていた。
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 これに対し、ラントス委員長らは修正案を提出。(1)日米同盟がアジア太平洋地域に占める重要性の確認(2)日本の首相がこの問題で公式謝罪すれば、これまで繰り返された日本側の声明と誠実さへの疑問を解く助けとなる-などを盛り込んだ。採決結果は賛成39、反対2の大差だった。

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