六道世界のあり方 (六道輪廻と経済活動 再考 その4)

六道輪廻と経済活動 再考 ③ の続きのエントリーです。

○ 六道世界のあり方

六道世界の住民はおのおのの住む世界を通過するにしたがって、求める経済行為が異なる。その世界を通過すると次の世界の経済行為が始まる。

地獄道の住人は、生命の安全が確保されて始めて、水と食料を求める。餓鬼道の住人は、水と食料が確保されてから、より良い生活を求める。畜生道の住人は、最低限の生活が保障されてから、富を求める。修羅道の住人は、富を確保すると、富の維持や富の拡大を求める。人間道の住人は、富への不安がなくなると、精神的・芸術的活動を求める。天道の住人は、精神的・芸術的活動を恒常的に行っていると、世の中への貢献を考える。

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六道世界は通過すべきものであって、固定するものじゃない。各世界ごとに経済活動が自己完結していればいいけれど、大抵は、上の世界の商品が下の世界に流れて消費される。下の世界の住人が富を得るにしたがって、上の世界を目指すから。

だけど、六道世界は過程および結果であって、理想じゃない。六道世界、とりわけ地獄の世界は通過して、全てが人間道・天道に入ることこそ目指すべき。地獄から富を吸い上げて、天国を維持するのは間違い。人間道・天道が、地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道をつくることで支えられてはいけない。

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