大雨とマイナスイオン

中国大陸は今年に入ってから、全国各地で冠水と旱魃が頻発し、南部各省では降り続く暴雨に見舞われる一方、北部各省および四川等地区では旱魃の災害が相次いでいるそうだ。

なんでも激しく叩きつけるような大雨には、空気をマイナスイオン化してきれいにしてくれる効果があるらしい。

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工業化が進んで大気汚染が酷い中国南部に大雨。自然の摂理なのか、実にうまく出来ている。まるで狙い撃ちしているかのようだ。

だとすると、大気汚染がまだまだ続くようであれば、しつこく大雨が降ることになる筈だけれど。はたして、どうなのだろう?


※ レナード効果
レナード効果:水滴が地面や岩に激しく叩きつけられて、さらに小さな水滴に分裂するときなどのように、水がその表面積を変えるとき、分裂した水滴自身はプラスに帯電し、周囲の空気はマイナスに帯電する。これをレナード効果(Lenard's effect)という。


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この記事へのコメント

  • fen

    マイナスイオンは置いても、雨は大気中の汚染物質を取り込んで降りますから大気汚染は緩和されるでしょうね。
    しかし、汚染物質を取り込んだ雨は地に落ちるわけですから土壌・河川は結局汚染されるのですが。光化学スモッグが九州へあまり流れてこなくなるけど日本海が汚される。
    結局中国の汚染は日本に流れてくるわけで、公害対策はしっかりやってもらいたいものです。

    ちなみに大雨が降るのは地球規模での温暖化による影響かと思いますよ。
    2015年08月10日 18:19
  • 日比野

    返事が遅くなり、申し訳ありません。
    黄河の水汚染も相当酷いようですね。海の富栄養で赤潮被害も広がっているようですし、かのエチゼンクラゲもその影響ではないかという説もなにかで見た記憶があります。
    いずれにせよどうにかしないとヤバイ段階にいると思います。
    2015年08月10日 18:19

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