お金はただ儲けるだけでは駄目。価値を生む主体を永続的に生み出せるようにしないと、やがてお金自身も儲けられなくなる。
価値を生む主体は人。価値を価値として値段をつけるのも人。人の才能を見出し、開花させて伸ばしていけるような社会、それを維持していける社会が価値を生み続ける。
だから、お金ではなくて、人そのものを儲ける方向にいかないと価値は膨らまない。
[ピカさんの夢のある絵画]より
天然資源は減価償却して消えるけれど、人は生産しながら自分で自分自身を儲けることができる。
人を単なる労働者とみるか、利子を生む価値を内包する存在とみるかの違いといってもいい。人を単なる労働力としてだけみるのなら、そのうちロボットに取って代わられる。
商売するたびに人やそれに付随する文化が儲かる企業は、全体としての価値を有む力が複利計算で増大してゆく。それは、お金を生む源流、価値の泉を儲けていく行為。
[器・UTUWA&陶芸blog]より
松下幸之助は、松下電器が小さいころは、従業員の人に、「お得意先に行って、『君のところは何を作っているのか』と尋ねられたら、『松下電器は人をつくっています。電気製品もつくっていますが、その前にまず人をつくっているのです』と答えなさい」ということを良く言ったという。
人を儲けるということは、その人の才能が開花して、能力が磨かれ、考え方が豊かになること。そしてそれらは文化をも豊かにしてゆく。豊かな文化はまた新しい価値を生む土壌となる。人を儲けることで、人も価値も増大してゆく。
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