レンタル移民
戯言に類することですが・・中国移民に関して。
多くのブロガー諸氏が懸念を示されているとおり、民主党の沖縄プランに中国移民一千万人受け入れというのがある。
本当に実現してしまうと、沖縄が半中国化になることは明白。
そこで、戯言に類する思いつきではあるのだけれど、どうしても中国移民が避けられなくなったとした場合でも、ただの移民ではなく、「レンタル移民」というものには出来ないものだろうか。
Jリーグの選手が海外クラブへ移籍するときには、契約金とかを全部払っての所謂「完全移籍」と契約金の一部だけ手付けとして払って、一年なら一年の期限付きで選手を移籍させて、様子をみて、使える選手であればレンタル期間終了後、正式契約を結ぶ、「レンタル移籍」というのがある。前者は大枚はたいて移籍させたのにも関わらず、うまく適応できず使えなかったときは莫大な移籍金がそのまま損失になるのだけれど、後者にはそれが少ない。
それと同じ様に、リスク緩和という意味合いから、期限付き移民というのはどうか。
これによって考えられる効果は二つ。
期間限定での移民であれば、国政への影響がある程度に抑えられるというのがひとつ。
もうひとつは、民主主義の考え方と日本の現状を知ってもらって帰国して、中国国内の民主化圧力にできるという点。これはある意味、中国の人口攻撃を逆手にとる作戦。
先ごろ、中国紙、国際先駆導報がインターネット上で「隣国の印象」についてアンケートした結果「あまり好きではない国」のトップは韓国(40・1%)で、2位は日本(30・2%)の結果だったそうだけれど、「最も好きな国」の3位にも日本がランクインしたという。
歴史的経緯と反日教育の影響で好きでない国の上位に日本が入るのはまだしも、好きな国の上位にも日本が入っている。
中国国民の意識下で日本に対する愛憎が交錯している結果が出ている。ある意味日本のソフトパワーの力かもしれない。だけど、本当に大事なのは、日本への好感を上げること以上に、民主という考え方を直接感じて、理解してもらうこと。
双方の社会を体験することで、どんな社会が望むべきなのか考えてもらう。たとえ、日本人化しなくても全然構わない。民主と人権に対する先進国の考え方と社会を肌で感じてもらうだけでいい。そして送り返すレンタル移民。
中国人留学生の失踪とか犯罪とかの問題にみられるように、様々な問題に対して十分な対策を採らなくてはならないことは勿論だけれど、仮に中国が民主化したときには、彼らとの交流も盛んになるだろうし、本当の意味での競争が始まることになる。
そのための準備というか、心の準備というか、なにかあったほうが良いような気もしてる。
・・・・もちろん、今日のエントリーは戯言です。
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この記事へのコメント
三四郎
しかし、現在も不法移民、入国者が後を絶たず、入管当局とイタチごっこを繰り返しており、犯罪に走る者も増えている状況を考えますとどうしても躊躇ってしまいます。一度住み着いた者を実体として母国に送還するのはかなり難しいように思います。病気や育児などを盾に「人権」を振りかざして居座ることも懸念されます。研究には値すると思いますが、「両刃の剣」であることは間違いなくかなりリスキーな選択になると考えます。
日比野
おっしゃるとおり、「レンタル移民」はエントリーでもリスクが高すぎて、机上の空論、しょせん戯言にしかすぎません。ただ、自由主義の姿を知って、それを改革の力として、自国民の力で体制変更なり、改革なりしていっていただくのが筋だとはおもいます、それですら、何がしかの切っ掛け、時には敗戦などの強烈な外部要因が必要になることさえあります。
本当は、海外留学している中共幹部の子弟や経済エリートがその役目をなすべきなのですが、肝心の彼らにして帰国したがらない事実が問題の根深さを物語っています。国家意識というか、地域共同体意識すら低すぎるのでしょう。確か、勝海舟がシナを指して、「あれは国ではない。人民の棲むところだ。」といったかと何かで読んだ記憶があります。100年前も今も大筋のところはなんら変わっていないのだと思います。