2007年エントリー記事についての雑感 前編

お正月特別企画として、今日、明日と2回にわたって、2007年エントリー記事についての雑感を、昨日エントリーした目次にしたがって振り返ってみます。ええ、もちろん時間稼ぎです(w

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● 知性と思索カテゴリー
 2007年は4本のシリーズエントリーと4本の雑考をエントリーさせていただきました。

このカテゴリーは日比野自身が普段から興味ある領域についての思索がまとまり次第記事にしています。

このカテゴリーの記事は、普段の思考やおもいつきをメモにしてKJ法で作成することがあまりありません。そのお陰かどうかわかりませんが、実際書いている最中に、新しい着想を得ることがあります。そのたびに構成をくみ直したりすることもあり、当初の想定から結論が変わることもあります。想定より書きながら到達した結論の方が面白いことが多く、それが勉強になったり楽しかったりします。

今のところ、このカテゴリーでは、「知の性能」と「思考は言語と言葉によって構成される」の二つが、思考の柱というか土台になっている考え方で、今後のエントリーもこの二つを踏み台にして思索を行うことが多いかと思います。


● メディア・情報戦略カテゴリー
シリーズエントリー3本と9本の単発記事をエントリーさせていただきました。
書き始めた当時、不二家騒動など、報道機関のモラルに非難の声が上がっていたこともあり、メディア批判系の記事が多いです。単発記事のほとんどが報道関係ですから、そうとう欝憤がたまっていたのでしょう(w

その後はネットブログからの情報発信に注目しつつ、ネット言論についての記事になっています。現時点では、この問題は民主主義的な考えと密接な関係があり、情報を発信する側も受け取る側もその教育を含めた、いわゆる「個」の確立をいかに保護していくかの問題ではないかと思っています。


● 国際関係カテゴリー
日比野庵のメインカテゴリーのひとつ。他のブロガー諸氏のように鋭い分析などできませんので、せめて私なりの視点でとらえた記事をと心がけてはいますが、なかなかうまくいきません。(笑)

今のところ、「六道輪廻と日本の生き筋」と「縁起のレイヤー」が思考の土台になっています。六道輪廻シリーズは何度も再考してエントリーしなおしたりしていますし、「縁起のレイヤー」はエントリーに辿りつくまで1ヶ月ほどぐるぐると考えつづけたエントリーです。そのお陰なのか、この二つの思考は私にとって、実に応用がきく考えとなっています。今後もこの二つは土台になっていくかと思っています。

またこのカテゴリーの記事は何度か他のブログでも取り上げていただいたこともあり、ありがたく思っております。

慰安婦決議と赦す力
日本人の深層意識はアメリカを見限るようになる
米軍から離脱した独自の軍隊を日本が持つことについて

の3本は「株式日記と経済展望」様でとりあげていただき、これらの記事はアクセス数が驚くほど伸びました。人気ブログの影響力を実感した次第です。

明日も引き続き、後半部分について振り返ってみます。

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